昨日の米国市場は上昇しました。
地政学リスクの高まりが相場の押し下げ要因となりそうでしたが、それよりも期待の方が高かったようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky11/19 米国市場の値動き
昨日の米国市場は前日に続き上昇しました。
ロシアの脅威は高まっているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.40%
・ダウ…▲0.28%
・NASDAQ100…+0.71%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後も買い圧力が強かったのですが、ダウには売りも入ったようです。
一旦売り戻される場面もありましたたが、引けにかけてしっかりと上昇していきました。
前日と同じような変動率ね!
ハイパーグロース株はまちまちやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.414から4.396に低下しました。
ドル円はさらに円安方向に向かっていますね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄は半々といったように見えます。
マグニフィセント7はすべて上昇し、NVDA+4.89%、TSLAが+2.14と大きく上げています。
目だって大きく上げたような銘柄は多くなかったようですが、ピックアップしていきます。
SMCIは新たな監査法人を起用しナスダックに計画を提出できたため爆上げしていますね。
一方で、大きく下落した銘柄も多くINCY(インサイト)▲8.33%、MRNA(モデルナ)▲5.62%、INTU(インテュイット)▲5.10%、J(ジェイコブズ)▲4.87%、LOW(ロウズ)▲4.60%、FSLR(ファースト・ソーラー)▲4.19%などが下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。
・情報技術 …+1.22%
・通信 …+1.11%
・公益事業 …+0.89%
・不動産 …+0.55%
・生活必需品…+0.52%
・素材 …+0.38%
・一般消費財…+0.33%
・資本財 …+0.33%
・ヘルスケア…+0.03%
・エネルギー…▲0.32%
・金融 …▲0.32%
エヌビディアの急騰によって情報技術セクターが大きく上げています。
通信セクターも連日の好調です。
一方で、金融とエネルギーはマイナスとなりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.40%上昇して、終値では5,916まで上げています。
前日にも上昇していたS&P500ですが、昨日も長い陽線をつけて続伸しました。
50日移動平均線の上にあり、RSIも上を向きはじめましたので心配するほどではないようです。
とはいえ、これからも上がっていくためには、先週末の急落による窓埋め作業の必要がありそうです。
明朝にはエヌビディアの決算発表がありますので、そこで答えが出てくるんでしょうね
急落しないことを祈るわ!
FEAR&GREEDインデックスは50のままでNEUTRALと変わりません。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ロシアが核使用基準を緩和
ロシアのプーチン大統領は核ドクトリンの改定を承認し、核兵器の使用基準を緩和しました。
ウクライナが米国が供給した長距離弾道ミサイルでロシア西部の軍事施設を攻撃したに対する報復のようです。
地政学リスクの高まりは株式市場にも大きな影響がありますが、昨日はそこまでの影響はありませんでした。
早く収束して欲しいわね!
ウォルマート売上高見通しを上方修正
米小売り大手のウォルマートは、決算発表において通期の業績見通しを上方修正しました。
純売上高は従来見通し3.75-4.75%増から4.8-5.1%増に修正し、強い小売り実績を示しました。
同社の株価は年初来で65%も上昇しており、S&P500銘柄の中でもトップパフォーマンスを叩き出しています。
まだまだ伸ばせそうやな
セールスフォース買収企業で人員削減計画
米ソフトウェア大手のセールスフォースは、買収したスタートアップ管理企業のオウンで人員削減を計画しているとのこと。
ここ数年で急速に事業を拡大してきたセールスフォースですが、大型買収によって社員数が膨らんだことで複雑性が増したようです。
日本と違って米国ではレイオフを発表すると株価は上昇するものですが、同社の株価は発表後もほぼ無風ですね。
まだまだ成長する企業よ!
11月の注目イベントについて
11月も重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。
昨日の米国市場は続伸しました。
ロシアによる地政学リスクが高まっていますが、市場への影響は限定的でした。
やはりエヌビディアの決算発表を前に、市場の期待が高まっているようです。
ただ、決算前に株価が上がっているということは、投資家によるハードルが上がっているということには注意したいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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