昨日の米国市場は久しぶりに大きな下落となりました。
トランプ氏当選の楽観はすでに薄れはじめ、急騰からの巻き戻しが入ったようです。
一方で、利下げ観測が後退したことで相場のセンチメントは低下しているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky11/15 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
相場に悲観が拡がっていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500…▲1.32%
・ダウ…▲0.70%
・NASDAQ100…▲2.40%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に下落していきました。
その後も買い戻されることなく、引けにかけても売られていきました。
久しぶりの急落相場ね!
週間ベースで見るとS&P500は▲2.08%、ダウは▲1.24%、Nasdaq100は▲3.42%の下落となりました。
ハイパーグロース株もボラ高いな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.447から4.441に低下しました。
ドル円はさらに円安方向に向かっていますね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったことが分かります。
マグニフィセント7はTSLAが+3.07%上昇した以外は下落。AMZNが▲4.19%、METAが▲4.0%、NVDAが▲3.26%と大きく下げています。
全体的に軟調な相場の中でも、上昇した銘柄をピックアップしていきましょう。
一方で、大きく下落した銘柄も多くAMZT(アプライド・マテリアルズ)▲9.20%、OMC(オムニコム)▲7.79%、MRNA(モデルナ)▲7.34%、MNST(モンスター・ビバレッジ)▲7.08%、WBA(ワーナーブラザース)▲6.49%などが下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。
・公益事業…+1.11%
・金融…+0.32%
・不動産…+0.08%
・エネルギー…▲0.37%
・素材…▲0.68%
・生活必需品…▲0.76%
・資本財…▲0.82%
・一般消費財…▲1.12%
・通信…▲1.81%
・ヘルスケア…▲2.27%
・情報技術…▲2.29%
公益事業が1%以上の大きな上げを見せましたが、それ以外は軟調な相場でした。
特に情報技術とヘルスケアは2%を超える大幅な下落に直面しています。
今週は金融とエネルギーが小幅に上げた以外は、9セクターが下落。ワーストはヘルスケアで▲5.98%の急落でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.32%下落して、終値では5,870まで下げています。
先週は+4.66%と急騰していたS&P500ですが、今週は▲2.08%の下落となってしまいました。
年初来の日足チャートを眺めると、50日移動平均線になぞられて順調に調整しています。
今週の下げは健全な調整と考えてよい範囲だと思っています。
もう少し掘り下げそうね!
FEAR&GREEDインデックスは60から51に下がりGREEDからNEUTRALに下がりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
10月小売売上高は予想を上回る伸び
昨日発表された10月の小売売上高は、市場予想を上回る伸びとなりました。
自動車販売の増加が全体を押し上げましたが、自動車を除くと0.1%増と限定的でした。
・13分野のうち8分野で増加
・自動車販売は3カ月ぶり大幅増
・電子機器や家電の販売店が好調
9月分の上方修正は個人消費が想定されていたより力強いことを示しており、年末のホリデーシーズンの消費が堅調な可能性を示唆しました。
また、一部の小売業者は輸入品への関税が引き上げられることを見越して値上げを検討しているとのこと。
インフレ警戒ね!
NY連銀製造業景況指数が急上昇
11月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、前月はマイナス11.9から43.1ポイント上昇のプラス31.2となりました。
景気先行きの楽観と輸入関税の引き上げに備えた受注増加を反映している可能性があるとのこと。
この指数はゼロが中央値ですが、今回の市場予想はゼロでした。
今回は予想を大幅に超えており、いつもあてにならない指数なんですよね。
参考にはならんな
シカゴ連銀総裁、金利は大幅低下へ
シカゴ連銀のグールズビー総裁は、インフレが原則を続ける限り金利は向こう1年-1年半で大幅に低下するとの見方を示しました。
同時に先日のパウエル議長のコメントに同調して、利下げを急がないことにも同意しています。
今後の経済指標の様子を見ながら慎重に利下げを続けるといった、ごく当たり前でハト派とも捉えられる意見ですね。
普通のコメントね!
11月の注目イベントについて
11月も重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場は3指数ともに大きく下落しました。
今週発表されたインフレ指標は、物価低下の勢いが減速していることを示しました。
これに呼応したパウエル議長の『利下げ急がない発言』によって、株式市場のモメンタムは低下しました。
今後2週間くらいは大きな経済指標の発表もありませんので、要人発言などが市場を動かすことになりそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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