【テスラ決算後アフターで爆上げ】TSMCのチップがファーウェイに流出

昨日の米国市場は大きく下落しました。

メガテックを中心に過熱しすぎた相場に巻き戻しが入り、半導体関連に悪いニュースが入ったことも影響したようです。

個別株に目を向けると、続々と決算発表が続く中でテスラがついにやってくれましたね。時間外で株価は2ケタ上昇していますが、後ほど詳しく解説していきます。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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10/23 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落。

続々と大型株の決算が発表されていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても大きく下落していきました。

その後も売られ続けていきましたが、引けにかけてわずかに買い戻される場面もありました。

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久しぶりのリスクオフね！

リッヒ

ハイパーグロース株もボロボロやな

10年債利回り（長期金利）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の4.208から4.246に上昇しました。

ドル円は急激に円安方向に向かっています。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることが分かります。

マグニフィセント7はすべて大きな下落。NVDA、META、AAPL、AMZNは2％を超える急落。

他にも急落した銘柄が多い中でも、上昇したものをピックアップしていきます。

一方で、大きく下落した銘柄も多くENPH（エンフェーズエナジー）▲14.92%、STX（シーゲイト）▲8.10%、MCD（マクドナルド）▲5.12%、PANW（パロアルト・ネットワークス）▲4.76%、FSLR（ファースト・ソーラー）▲4.46%、QCOM（クアルコム）▲3.80%などが下げています。

昨日決算発表した銘柄は以下の通りです。

AT&Tは売上高をミスしましたが株価は急騰。テスラは時間外で爆上げしています。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

相場の下落局面では、どうしてもこのようなセクターパフォーマンスになりますね。

不動産や公益事業は強く、ディフェンシブセクターはそこまで下げない代わりに、情報技術や一般消費財、通信といったハイテクセクターは1%以上大きく下落しています。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.92%下落して、終値では5,797まで下げています。

2日連続でわずかに下げていたS&P500ですが、昨日は大幅に下落しています。

そろそろ下げるのではと話していた矢先の急落でしたが、この流れは少し続いてしまうのではないかと考えています。

現在の過熱感が少し冷めるまでは、再び大きく跳ねるのは難しいのかも知れません。

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下ヒゲを付けてるのが救いね！

FEAR&GREEDインデックスは、70から63に下げてましたがまだGREEDのままです。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

テスラ決算発表アフターで株価爆上げ

アフターで決算発表のあったテスラは、好調な納車台数を予想したことにより時間外で株価を爆上げ。12％を超える急騰を見せています。

市場予想を上回る納車台数がEVに対する需要の回復を示唆しました。

テスラの利益、市場予想上回る－通期の納車台数は若干増加へ

電気自動車（ＥＶ）メーカーの米テスラが23日発表した７－９月（第３四半期）決算では、利益がウォール街の予想を上回った。同社は通期の納車台数が若干増加する見通しも明らかにし、同社製ＥＶに対する需要の回復が浮き彫りになった。

www.bloomberg.co.jp

イーロン・マスクも納車台数に関しては『来年の伸びは20ｰ30％となるであろう』と述べています。

ロボタクシーに関しても言及しており、テキサス州とカリフォルニア州で一般向けに自律走行型の配車サービスを開始する予定だと語りました。

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いよいよテスラの物語が始まるわね！

TSMCが特定顧客への出荷停止

半導体製造大手の台湾セミコンダクター（TSMC）は、中国の通信機器メーカーであるファーウェイに半導体が渡っていたことが理由で、特定の顧客に対して出荷を停止することを発表しました。

米国の制裁措置に違反する可能性があり、ファーウェイがどのようにしてチップを手にしていたかハッキリしていませんが、やることがせこいですよね。

ＴＳＭＣが特定顧客への出荷停止、ファーウェイ製品への搭載発覚後

半導体の受託生産大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は今月、特定の顧客向けに製造した半導体が最終的に中国の通信機器メーカー、華為技術（ファーウェイ）に渡っていたことを発見した。ファーウェイへの技術流出の防止を目指す米国の制裁措置に違反する可能...

www.bloomberg.co.jp

またも半導体に対するネガティブなニュースが発覚されましたが、最新の半導体需要が高いことだけは確かなようです。

リッヒ

エヌビディアも影響を受けたな

中古住宅販売件数は14年ぶり低水準

9月の中古住宅販売件数は、さらに前月比で1％減少して14年ぶりの水準にまで低下しました。

住宅の売り手も買い手も、ローン金利が6％台半ばから低下するのを待っているようです。

米中古住宅販売件数、ほぼ14年ぶり低水準－金利低下や価格下落待ち

９月の米中古住宅販売件数はほぼ14年ぶりの水準に減少した。購入希望者は住宅ローン金利のさらなる低下と価格下落を待つ格好となった。

www.bloomberg.co.jp

とはいえ、再びローン金利は上昇に転じていますので、すぐにこの状況が改善されるとは考えにくいですね。

ここ

これが最後のインフレ要因よ！

10月の注目イベントについて

10月の経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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経済指標を確認するのに
moomooアプリが便利よ

まとめ

kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。

おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。

昨日の米国市場は大きな下落しました。

半導体関連には悪いニュースが続きますが、決算発表で結果を出して欲しいですね。

一方で、テスラはそこまで良い決算ではありませんでしたが、納車台数の回復が好感されて株価は爆上げ。底打ち感を感じますね。

今週の決算は山を越えましたが、来週にはメガキャップ決算が目白押しです。

今週も注目決算について、スケジュールを確認しておきましょう。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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最後まで読んでくれてありがとう！
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