昨日の米国市場はS&P500がわずかに下落、ナスダックはわずかに上昇。全体的には横ばいで引けています。
個別株に目を向けると、企業決算を含んだニュースによって株価を大きく変動させている銘柄もありますが、メガテックのそれは市場を揺り動かす可能性がありますね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky10/22 米国市場の値動き
昨日の米国市場はほぼ横ばいとなりました。
決算発表は本格化しており個別株には大きな変動がありますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500…▲0.05%
・ダウ…▲0.02%
・NASDAQ100…+0.11%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとジリジリと上昇していきました。
その後3指数ともに売り戻されることもありましたが、引けにかけて持ち直した1日となりました。
様子見相場が続くわね!
ハイパーグロース株もいまいちやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.196から4.208に上昇しました。
ドル円は再び円安方向に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落している銘柄の方が多かったことが分かります。
マグニフィセント7は4銘柄が上昇してMSFTが+2.08%と大きな上げ、METAも1%を超える上昇。一方でTSLAは▲0.4%下げと4日連続の下落。
下落した銘柄が多い中でも上昇しているものをピックアップしていきます。
PMは記録的な好決算を発表して、新高値を更新しています。
一方で、大きく下落した銘柄も多くGE(ゼネラル・エレクトリック)▲9.05%、WBA(ウォルグリーン)▲6.89%、NUE(ニューコア)▲6.46%、LMT(ロッキード・マーティン)▲6.12%、VZ(ベライゾン)▲5.03%、VST(ビストラ・エナジー)▲4.10%などが下げています。
昨日決算発表した銘柄は以下の通りです。
PMは株価急騰していますが、GEとDHRは株価急落。TXNは時間外で上昇。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。
・生活必需品…+0.71%
・通信…+0.36%
・不動産…+0.14%
・エネルギー…+0.08%
・情報技術…▲0.02%
・素材…▲0.15%
・金融…▲0.17%
・一般消費財…▲0.18%
・ヘルスケア…▲0.23%
・公益事業…▲0.39%
・資本財…▲1.12%
そこまで大きく上げたセクターはありませんでしたが、PMの急騰によって生活必需品が上昇。
他にも通信や不動産はなんとか上げています。
一方で、資本財は1%を超える下落でしたが、他は0.5%未満の限定的な下落でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.05%下落して、終値では5,851まで下げています。
前日にもわずかに下げていたS&P500ですが、昨日は小幅な下げています。
陽線によって下支えされてはいるものの、今後少し上がりにくい相場になるのかも知れません。
年初来の日足チャートを眺めてみると、右肩上がりで少々を続けるも今は過熱感があることが分かります。
どこかでまた50日移動平均線にタッチする日がくると考えられます。
近く押し目のチャンスが来るかもよ!
FEAR&GREEDインデックスは、73から70に下げてましたがGREEDのまま。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
IMF来年の世界経済見通しを下方修正
IMF(国際通貨基金)は戦争や貿易保護主義などによるリスクが高まっていることを理由に、来年の世界経済の成長率予測を下方修正しました。
一方で、リセッションに陥ることなくインフレを抑制したと、世界各国の中央銀行を評価しています。
来年のインフレ率は4.3%と今年の5.8%から減速する見通しを発表していますが、経済は現在と同程度の弱い成長が続く可能性が高いとヶ国しています。
戦争懸念は高まってるわね!
マックが集団食中毒に関連
米疾病対策センターは、米西部で発生した集団感染にマクドナルドの「クォーターパウンダー」が関連していると発表しました。
この発表を受けて、同社の株価は時間外で一時10%強も下落しました。
マクドナルドは感染が発生した地域にある店舗でクォーターパウンダーの提供を中止し、原因と見られるスライスオニオンを排除するよう地域の全店舗に指示しました。
一時的な下げは買い場やな
スタバ業績見通しの公表を停止
スターバックスは3四半期連続の売上高減少を受けて、来年の業績見通しの公表を停止しました。
売上高の落ち込みは米国で10%減少、中国では14%減。全体でも7%減少しています。
この発表を受けて株価は時間外で一時9.1%下落していました。
同社は来週30日に決算発表を控えていますが、良いものは期待できなそうですね。
スタバナウは過去のものよ!
10月の注目イベントについて
10月の経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場は大きな変動はありませんでした。
とはいえ、個別株に目を向けると決算発表を中心に、大きなニュースによって株価を大きく変動させています。
今週も注目決算について、スケジュールを確認しておきましょう。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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