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Follow @RamTky昨日の米国市場は前日に続けて大きな下落となりました。
やはりそれだけFOMCの内容が市場関係者にとってネガティブサプライズだったのでしょう。
株価に織り込むにはもう少し時間がかかりそうですね。
それでは9/21の米国市場を振り返り、【リセッション懸念高める3要素とは?】FOMC余震で米国市場続落について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
9/21 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
FOMCの影響が大きかったと考えられますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
続落した主要3指数
・S&P500…▲1.64%
・ダウ…▲1.08%
・NASDAQ…▲1.82%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
その後も買い戻されることなく、引けにかけても売り込まれていきました。
FOMCの内容がそれだけの売り材料だったということですね。
市場が楽観視過ぎていたのね!
ハイパーグロース株もボロボロやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.427から4.502に急騰しました。
前日にも急騰していた長期金利ですが、昨日もまた急激な上昇となりました。
FOMCの内容を織り込んでいるのですが、やはり市場にとっては明るいニュースはありませんでしたので、債券トレーダーも売り向かっているようです。
まだ上昇トレンドは続きそうやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく下落したことがわかります。
完全におはギャーね!
もう何も言う必要のないほどに全ての株式が大きく下落していますね。
特に3%を超える下落をした銘柄も各セクターに散見されました。
あげればキリがないくらい大きな下落をした銘柄がゴロゴロしていますが、昨日は企業業績など関係なく相場そのものがリスクオフでしたね。
一方で、一部ヘルスケア(保険)の中には上昇した銘柄もあり、UNH(ユナイテッドヘルス)+1.83%、HUM(ヒューマナ)+1.92%、ELV(エレバンスヘルス)+1.12%など、保険料金の値上げなどが好感されたようです。
個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクター全てが下落した1日となりました。
・ヘルスケア…▲1.27%
・公益事業…▲1.28%
・生活必需品…▲1.3%
・エネルギー…▲1.43%
・金融…▲1.48%
・情報技術…▲1.71%
・資本財…▲1.73%
・通信…▲1.85%
・素材…▲2.33%
・一般消費財…▲2.66%
・不動産…▲3.45%
全セクターが1%以上の下落をするという、完全セルオフ相場となりました。
特に不動産セクターの下げ幅は3%を超えており、一般消費財と素材セクターも2%を超えています。
今年に入り何度か調整局面を迎えた米国市場ですが、今回の下落がもっとも大きくなる可能性がありますね。
買い場も近いってことやな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,330まで下げました。(▲1.64%)
連日で大きな下落をしたS&P500ですが、完全にヤバいチャート形状となってしまいました。
50日移動平均線を下に切った後は下落が止まらず、8月の底値も割り込んでしまいました。
現在は6月の下値にタッチした水準で止まりましたが、これを下に切ってしまうと完全にサポートラインを失ってしまうことになります。
MACDも下落トレンド入りしてしまいましたから、もう少し調整が続くと考えられます。
10月には良い買い場になりそうね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ソフトランディングを拒む3つの要因
兼ねてから『ソフトランディングは可能』と言及してきたFRBにとって、その願望を拒む3つの要因が浮上してきています。
◆自動車労組のストライキ
◆政府機関閉鎖のリスク
◆学生ローン返済の再開
なおも強い米国の経済と雇用ですが、これら3重苦が同時に襲ってくると米国の成長にも大きな影響を与えると考えられています。
特に労組のストは現在1,500人規模ですが、これが自動車労組全体の15万人に拡がるようだと、その影響は米経済に大きな打撃を与えると考えています。
ノーランディングはなさそうね!
資産運用会社のESGファンド閉鎖相次ぐ
ブラックロックなどの資産運用会社は、数年かけてESG投資などのファンドを増やしてきましたが、今年に入り多くのファンドが閉鎖に追いやられています。
ESG投資とは環境・社会・企業統治への投資ですが、政治的な反発や投資家の厳しい目にさらされて持続できなかったようです。
ブラックロック以外にもステート・ストリートなどの大手資産運用会社などが立ち上げていた20を超えるファンドが、今年に入り閉鎖していますが過去3年の合計よりも多いとのことです。
サステナブルとは程遠いな
アーム株1週間でIPO価格割れ
ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社のアームがIPOしてちょうど1週間が経過しました。
上昇初日の株価は25%の急騰を見せていたアームでしたが、その後の続落によって昨日は一時IPO価格の51ドルを割り込む場面がありました。
IPOしたのがFOMC前というのが悪いタイミングでしたが、やはりボラティリティの高い銘柄ほど長期金利の影響を大きく受けるということでしょうね。
参加しなくて良かったわ!
9月の注目イベントについて
9月にはFOMCをはじめとして重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【リセッション懸念高める3要素とは?】FOMC余震で米国市場続落をまとめます。
昨日の米国市場はFOMCの余震によって続落しました。
長期金利は2007年以来の高い水準にまで上昇しており、とても株式が耐えられるような水準ではありません。
一方で、自動車労組のストや政府機関閉鎖のリスク、学生ローン返済の再開など、再びリセッション懸念が高まる要因も潜伏しています。
これまで楽観が過ぎた市場に対して、株価上昇の大きな巻き戻しが起きていますね。
これでも個人投資家は淡々と積立投資は続けていきたいところです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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