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Follow @RamTky昨日の米国市場はナスダックがわずかに上昇するもS&P500が小幅安となり、4連騰していた相場にブレーキがかかったかたちとなりました。
雇用統計を今夜に控えて市場参加者の警戒感は高まっているようで、8月のS&P500は▲1.77%の下落となりました。
それでは8/31の米国市場を振り返り、【半導体セクターに再び黄色信号?!】予想通りのPCEデフレータに市場は無風について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
8/31 米国市場の値動き
昨日の米国市場は連騰がストップとなりました。
PCEデフレータが発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
警戒で売られていった米主要3指数
昨日の米国市場は連日の上昇にブレーキがかかりました。
・S&P500…▲0.16%
・ダウ…▲0.48%
・NASDAQ…+0.11%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後売られても買い戻されていきましたが、大引けには急落が待っていました。
8月の米国市場はS&P500が▲1.77%、ダウは▲2.36%、ナスダックは▲1.62%と、2月以来の下落となりました。
これで夏枯れ相場が終わるといいわね!
ハイパーグロース株はまちまちや
クラウドストライクは決算が好感されての爆上げですね。
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.110から4.116にわずかに上昇しました。
このところ続落している長期金利ですが、昨日はわずかに上昇しました。
経済指標の発表を受けてマーケットオープンとともにズルズルと低下していったのですが、引けにかけて債券が売られていきました。
雇用統計に警戒したんやろな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落したことがわかります。
久しぶりの下落ね!
GAFAMの中ではマイクロソフトの▲0.31%以外はわずかに上昇しており、アマゾンだけは+2.18%と大きな上昇でした。テスラは+0.46%、エヌビディアも+0.18%と微増です。
大きく上昇した銘柄は数少なかったようです。
昨日はOKTA(オクタ)やCRWD(クラウドストライク)などのサイバーセキュリティの決算がありましたが、好業績が確認されて株価を爆上げさせています。
それに連られた形でソフトウェアや半導体も上昇しています。
一方で、大きく下落している銘柄もあり、UNH(ユナイテッドヘルス)▲3.04%、ELV(エレバンス・ヘルス)▲3.82%、CVS(CVSヘルス)▲2.48%など保険関係の下落が目立ちました。
個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。
・情報技術…+0.36%
・一般消費財…+0.22%
・通信…+0.02%
・エネルギー…▲0.35%
・金融…▲0.37%
・素材…▲0.38%
・資本財…▲0.43%
・不動産…▲0.51%
・生活必需品…▲0.68%
・公益事業…▲1.02%
・ヘルスケア…▲1.1%
昨日上昇した3セクターは今年をけん引してきたセクターでしたが、それぞれは大きな上げ幅ではありませんでした。
一方で、下落した8セクターもそこまで大きな下げではありませんでしたが、昨日もヘルスケアと公益事業は1%以上下げており少しもディフェンシブじゃありませんね。
何も守ってくれておらんな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500はわずかに下落して、終値では4,507まで下げました。
年初来からの日足チャートを眺めると、8月の下落はそこまで大きくないことがわかります。
年に数回訪れる小幅な調整と考えるべきで、まだ足元では強い買い圧力によって支えられているようです。
9月の相場は弱いと考えられていますが、もうこれ以上の買い時は訪れないかも知れませんね。
まずは今夜の雇用統計ね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
市場予想と一致したPCEデフレータ
FRBも注目しているPCEデフレータですが、ほぼ市場予想と一致したため市場への影響は確認できませんでした。
コア(前年比)
結果…4.2%(予想…4.2%)
前回…4.1%
(前月比)
結果…0.2%(予想…0.2%)
前回…0.2%
総合(前年比)
結果…3.3%(予想…3.3%)
前回…3.0%
(前月比)
結果…0.2%(予想…0.2%)
前回…0.2%
個人支出(前月比)
結果…0.8%増(予想…0.7%増)
前回…0.5%
個人所得(前月比)
結果…0.2%増(予想…0.3%増)
前回…0.3%増
インフレ調整をした実質PCEは前月比で0.6%の増となり、1月以来の大幅な伸びとなったことで再びインフレ懸念が高まるやも知れません。
・賃金・給与が上昇
・実質可処分所得は前月比0.2%減
・財への支出は前月比0.9%増
・サービスへの支出は0.4%増
・貯蓄率は3.5%に低下
全体的にはインフレ低下を
印象付ける結果にはならなかったわね!
アームのIPO 9/14から取引開始
ソフトバンクグループ傘下の半導体設計会社のアーム・ホールディングスはアームは、レイバーデー明けから機関投資家向けIPO説明会(ロードショー)の準備をしているとのこと。
9/13にIPO価格の決定したら、翌日(9/14)からの取引開始を予定しているようです。
評価額は500億から600億ドルの範囲になることが予想され、上場すればON(オンセミコンダクター)以上の規模となる可能性も。
当分指数に組み込まれることはないで
ブロードコムの決算に半導体需要の低迷を示唆
米大手半導体メーカーの決算発表がありましたが、市場予想を下回り電子部品の需要が低迷していることを示唆しました。
昨日のマーケットでは+3.43%と急騰していた同社の株価は、決算発表のあったアフターでは▲4.64%と急落しています。
AI旋風に後押しされている半導体セクターですが、ブロードコムはiPhoneの主要部品メーカーであるためiPhoneの売り上げ減少が大きく影響しているようです。
iPhone15が売れれば回復するわね!
9月の注目イベントについて
9月にはFOMCをはじめとして重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【半導体セクターに再び黄色信号?!】予想通りのPCEデフレータに市場は無風をまとめます。
昨日の米国市場はS&P500がわずかに下落して、5日連続の上昇とはなりませんでした。
PCEデフレータは予想通りでしたが、雇用統計に警戒した市場関係者によって売られたようです。
8月の下落は後半のリバウンドにより小幅安にとどまりましたが、9月には上昇に転じることができるのでしょうか。
昨年から警戒されてきたリセッションが起こらないのであれば、いつまでもキャッシュポジションを高めている場合ではないかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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コメント
「【半導体セクターに再び黄色信号?!】予想通りのPCEデフレータに市場は無風」図解たっぷりで素人の私でも理解できました。ありがとうございました。
yoshiさんへ
いつもコメントありがとうございます(^^♪
文字だけの記事って読みづらいですもんね(汗
YouTubeのように画像見せながら解説できれば良いのですが、
ブログ記事だとしっかり情報を伝えられているのか自信を失うことがあります((+_+))
というか、yoshiさんはもう素人じゃないと思うのですが♬