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Follow @RamTky昨日の米国市場は大きく下落しました。
前日アフターで好決算を発表したエヌビディアによって、市場全体がリスクオンとなると期待されたのですが、ジャクソンホール会合が重しになったようです。
それでは8/24の米国市場を振り返り、【エヌビディアの急進に待った】パウエル議長の講演に警戒した米国市場について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
8/24 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
それほど大きなニュースがあったワケではありませんが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
下落した米主要3指数
昨日の米国市場は大きく下落しました。
・S&P500…▲1.35%
・ダウ…▲1.08%
・NASDAQ…▲1.87%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとズルズルと下落していきました。
特別大きな材料があったワケでもないのに、ここまで急変する相場も珍しいのですが、やはりジャクソンホール会合でパウエル議長が何を語るのかを警戒しているのでしょう。
明日にはまた反発する可能性があるわよ!
ハイパーグロース株もボロボロやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.200から4.241に上昇しました。
日本時間の日中には4.2を切る水準にまで下げていた長期金利ですが、米時間プレマーケットあたりから再び高騰してきました。
ジャクソンホール会合でパウエル議長が中立金利について触れるようなことがあれば、一気に低下する可能性もありそうです。
4.2はあまりにも高すぎるな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく下落したことがわかります。
メッチャおはぎゃーだわよ!
ほぼすべての銘柄が下落しており、前日決算後の相場で+6.58%上げていたエヌビディアですらその上昇幅をすっかり削り切ってしまいました。
特にGAFAMはすべて大きく下落しており、前日の上昇を帳消しにしていますね。
あげればキリがないくらいの銘柄が大きな下落に見舞われています。
特に半導体を中心としたハイテク株の下落が目立ちますね。
前日のアフターマーケットでエヌビディアの爆上げを見た時には、昨日の相場は間違いな爆上げすると思ったんですけどね。
個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクター全てが下落した1日となりました。
・金融…▲0.29%
・不動産…▲0.4%
・公益事業…▲0.63%
・一般消費財…▲0.78%
・生活必需品…▲0.82%
・エネルギー…▲0.83%
・素材…▲0.9%
・ヘルスケア…▲1.03%
・資本財…▲1.23%
・通信…▲1.86%
・情報技術…▲2.23%
前日は全セクター上昇したのですが、昨日は一転して全セクター下落してしまいました。
4セクターが1%以上の下落をしましたが、情報技術は2%を超える下落ですね。
特別な理由があってというよりも、パウエル議長の講演を前に長期金利が上昇したことによる株安と言えそうです。
結局は長期金利次第やな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,376まで下げました。
今週は反発して上昇していたS&P500ですが、昨日1日ですべて吐き出してしまいました。
せっかくエヌビディアの好決算によって50日移動平均線を一気にブレイクアウトすると思ったのですが、そう簡単に突破できなかったですね。
まだサポートラインの上にありますが、今夜のジャクソンホール会合次第では下抜けのリスクもあります。
ジャクソンホール会合でのパウエル議長が何を語るのかによっては、どちらにも大きく振れる可能性がありますね。
ハト派発言は期待できないわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
FRB当局者内でも意見割れる
ジャクソンホール会合の開幕を前に、FRB当局者のなかでも意見が割れているようです。
ボストン連銀のコリンズ総裁は『追加利上げが必要かも知れない』と、一方でフィラデルフィア連銀のハーカー総裁は『インフレ抑制のために十分なことをした』と語っています。
政策金利についての見解は大きく3つあり、市場は注意深くそのヒントを探しています。
・利上げはまだあるのか
・高水準はどこまで続くのか
・利下げに転じるのはいつか
2番目と3番目はほぼ同じ内容ですね。まずは年内に利上げをもう一回するのかどうかに注目が集まりそうです。
ドットプロットではもう一回の予想ね!
エヌビディア相場の地合いに押されて急進ならず
前日アフターで決算発表のあったエヌビディアの株価は時間外で6.58%の上昇をしていましたが、弱い相場の地合いに押し戻されてザラ場では0.1%の上昇にまで上げ幅を縮小しています。
一度は株価を500ドルを超える水準にまで上げて上場来高値を超えていたのですが、期待を膨らませていたホルダーにとっては残念な下げでしたね。
とはいえ、売上高も倍増しており良好なガイダンスも発表、250億ドルの自社株買いも発表していますから、買い場を探していた投資家にとってはチャンスなのかも知れませんね。
ワイも爆上げをぬか喜びしたわ
パナマ運河の通航制限少なくとも10ヶ月延長
パナマ運河の管理当局者は、船舶の通航制限を少なくとも10ヶ月延長する可能性があると述べました。
かねてからの深刻な水不足によって今年初めから通航制限を行っていますが、船舶の渋滞は深刻化する可能性があるため、クリスマス商戦にまで影響がありそうです。
再びサプライチェーン問題が浮上するようだと、いつかのようなモノ不足によるインフレ再熱の懸念が高まります。
早く雨期になってくれないと困るわね!
8月の注目イベントについて
8月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【エヌビディアの急進に待った】パウエル議長の講演に警戒した米国市場をまとめます。
昨日の米国市場は大きく下落しました。
超好決算を発表したエヌビディアのおかげで、相場全体が上昇すると期待されていた矢先の下落に、肩を落とした投資家も多かったのではないでしょうか。
せっかく今週の上昇でこれまでの下げ幅を縮小してきたと思ったのですが、われわれが考えている以上に相場って簡単ではないようです。
一方で、ジャクソンホール会合が開催されており、日本時間の23時5分にはパウエル議長の講演が予定されています。
政策金利についての発言に注目が集まっていますが、個人的には中立金利(自然利子率)についての言及に期待しています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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