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Follow @RamTky昨日の米国市場はディフェンシブ銘柄が上昇する中でハイテク株は下落しました。
債券市場では軟調な取引が続き、長期金利が急騰していることが株価を押し下げる要因となっているようです。
8月に入り調整局面を迎えている米国市場ですが、どこまで下落してしまうのか気になるところですね。
それでは8/11の米国市場を振り返り、【まだ買うな夏枯れ相場はまだ序の口】債券市場の低迷で株式は続落について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
8/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場はダウは上昇するもS&P500とナスダックは下落しました。
生産者物価指数(PPI)の発表が影響しているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数
昨日の米国市場はハイテク株が売られる展開となりました。
・S&P500…▲0.11%
・ダウ…+0.30%
・NASDAQ…▲0.68%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても売り圧力に勝ることができませんでした。
プレで生産者物価指数(PPI)の発表があった時点から株価が上昇する様子はなく、株式トレーダーの市場に対するスタンスは一時期の楽観は減少しているようです。
ダウだけはプラスで引けたわね!
週間ベースで見るとダウは+0.62%上昇しているのに対して、S&P500は▲0.31%、ナスダック100は▲1.62%の下落となりました。
ハイパーグロース株はまちまちやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.104から4.158に上昇しました。
生産者物価指数の発表を受けて前日に続けて長期金利が急騰しました。
つい数日前まで4%を超えることのなかった10年債利回りでしたが、今週には4.15%を超えており株式にとって大きな逆風となっています。
今週行われた債券市場の入札も低調に終わったようです。
こりゃ当分株式は上昇できんな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇銘柄と下落銘柄は半々といったように見えます。
半導体が弱かったわね!
昨日はGAFAMはすべて下げておりメタが▲1.34%下落している他、テスラが▲1.1%、エヌビディアは▲3.62%も急落しています。
他にもAMDは▲2.41%、アプライドマテリアルズは▲4.0%、ラムリサーチは▲5.01%と半導体関連が急落していますが、エネルギーやヘルスケアには大きく上げている銘柄もあります。
一方で、前日決算で急騰していたDIS(ディズニー)は▲2.99%と下げており、NFLX(ネットフリックス)も▲1.94%と下落しています。
個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+0.89%
・ヘルスケア…+0.42%
・公益事業…+0.3%
・不動産…+0.12%
・生活必需品…+0.11%
・金融…+0.05%
・資本財…+0.03%
・素材…▲0.32%
・通信…▲0.39%
・一般消費財…▲0.71%
・情報技術…▲0.89%
前日に続けて1%以上変動したセクターはありませんが、一転してパフォーマンスは逆転しています。
前日に上げていた情報技術や一般消費財、通信セクターは下落に転じ、比較的ディフェンシブセクターが上昇しています。
上昇率だけ見ると上げたセクターが多いのにS&P500は下落していますから、下位3セクターの時価総額が大きいことがよくわかります。
半導体の下げが相場全体を引き下げたな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500はわずかに下落して、終値では4,464まで下げました。
前日は上ヒゲをつけて下落したことで売り圧力が強いことが示されていましたが、昨日は何とか陽線で終わることができました。
とはいえ、サポートラインを一度下に抜けていますので、来週の相場に注目が集まります。
短期的にトレードするには不透明な相場が続いていますが、長期的には押し目買いチャンスとなりそうです。
50日移動平均線で跳ね返されるかに注目よ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を上回る生産者物価指数(PPI)
昨日は7月の生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが、先月よりも加速しており予想を上回りました。
ほとんどが予想より強い数値やったな
サプライチェーンの正常化と需給バランスのひっ迫が緩和したことで、この1年において生産者レベルでのインフレ圧力は総じて減速しています。
景気の減速が進めばリセッション懸念が高まるところですが、少し景気の見通しが良かったことはFRB当局者も安心材料になりました。
原油価格の上昇は気になるところよ!
インフレ期待低下したミシガン大指数
8月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表されましたが、1年先のインフレ期待が予想外に低下していました。
【8月】
結果…71.2(予想…71.2)
前月…72.6(修正値…71.6)
1年先インフレ期待…3.3%
市場予想…3.5% 前月…3.4%
5-10年先インフレ期待…2.9%
市場予想…3.0% 前月…3.0%
ガソリンや食品の価格が上昇しているにもかかわらず、6月と並び、この2年余りで最も低い伸びとなりました。
消費者マインド指数はコロナ禍前の水準を下回っていますが、米国がリセッションを回避できるとの楽観の強まりによって改善してきていますね。
総じて悪くない結果やったな
バイデン大統領が中国に『時限爆弾』発言
バイデン大統領は中国の経済問題に対して『爆発を待っている時限爆弾のようだ』と発言しました。
中国当局に対する米国の批判的な姿勢は、今後さらに米中関係の溝を深める結果となりそうです。
バイデン大統領は中国共産党の指導者を『悪い人々』と呼ぶなどしていますが、あの中国が黙っているわけがないでしょうね。
波風経つと株価は悪化するわね!
8月の注目イベントについて
8月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【まだ買うな夏枯れ相場はまだ序の口】債券市場の低迷で株式は続落をまとめます。
週末の米国市場はダウが上昇するも、S&P500とナスダックは下落する結果となりました。
週間ベースでもハイテク株が大きく下落して、年初来からのリターンを削っています。
インフレの減速によって利上げ観測は後退していますが、だからといって株価が上昇するシナリオではないようです。
ここらで反発するんじゃないかと考えている人が多いようですが、夏枯れ相場ははじまったばかりだと感じています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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