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Follow @RamTky昨日の米国市場は2日連続の上昇となりました。
前日に続けて今年の相場をけん引してきた大型株よりも、割安になっている中小型株が買われているようです。
また、今夜には消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、投資家心理は恐怖に偏ると思ったのですが、意外にも大きな上昇となりました。インフレは急減速するといった市場予想を織り込んでいったようですね。
それでは7/11の米国市場を振り返り、【ナスダック100は爆上げしなくなる?】CPI下振れで株価は上がるのかについて解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
7/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場は連日の上昇となりました。
前日に続けて中小型株の方が堅調なようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
そろって続伸した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって上昇しました。
・S&P500…+0.67%
・ダウ…+0.93%
・NASDAQ…+0.55%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとわずかな売り戻しはありましたが、1日を通して上昇していきました。
特に引けにかけては大きく上昇しており、消費者物価指数(CPI)の発表を前に投資家に楽観が広がりました。
連日でダウの方が強いわね!
ハイパーグロース株は爆上げや
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.997から3.970に低下しました。
わずかに低下した長期金利ですが、株式の上昇とは対照的で債券はそれほど買われていません。
まだ4%に近い水準は今年に入ってからでも非常に高い水準ですから、株式投資家は警戒を解くわけにいかなそうです。
またすぐ4%を超えそうやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。
メガキャップはいまいちね!
GAFAMなどのメガキャップではアップル以外は上昇していますが、昨日大きく上げたのは中小型株が中心でした。
アクティビジョン・ブリザードはマイクロソフトによる買収への控訴が棄却されたことにより株価場急騰しています。
また、エッツィーはアマゾンプライムセールの好調を受け、小売りへの期待感から2日間で+13.23%と急騰しています。
これからも大型株から抜けた資金が、どこに移るのか次第では爆上げする銘柄も出てきそうですね。
個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。
・エネルギー…+1.81%
・不動産…+1.36%
・素材…+1.23%
・公益事業…+1.14%
・金融…+1.13%
・通信…+1.09%
・資本財…+1.02%
・一般消費財…+0.99%
・情報技術…+0.47%
・生活必需品…+0.16%
・ヘルスケア…▲0.08%
原油価格の上昇によってエネルギーセクターが連日で大きく上昇しています。
これまで割安で放置されていた同セクターですから、ハイテク株からの揺り戻しによる反発が期待できるかも知れません。
不動産、素材、公益事業といったセクターも同様に、割安感から今後も買われていくと考えています。
一方で、ヘルスケアだけがマイナスの1日となりましたが、1年間かけて資金が抜け続けていますので、逆に投資妙味があると思っています。
これからは割安セクターが買われるで
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は上昇して、終値では4,439まで上げました。
2日連続の上昇となったS&P500ですが、どうやら最悪の事態は免れたと考えています。
ダブルトップのチャート形状から下落がはじまると、サポートラインを突き抜ける危険性があることを先週からお伝えしてきましたが、何とか回避できそうな状況です。
逆に期待できるのが年初来高値である4,455を更新できるかといった場面に遭遇しています。
今夜発表されるCPIが予想を下回るなんてことになろうもんなら、更なる上昇相場に突入するかもしれませんね。
CPIは織り込み済みな気がするわ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ナスダック100ハイテク株ウェイト見直し
ナスダック100において大型ハイテク株の影響力を抑制することになり、指数をリバランスするといった特殊なルールは今回が初の事例です。
米証券取引委員会の分散投資ルールに違反することを防止するのを意図しているようですが、ベンチマークをいじるなんてもはやアクティブファンドといってもいいレベルの改定です。
具体的には指数の構成比率が5%以上の銘柄は、合計で50%を超えないように制限するといった改訂です。
現在構成比率が5%を超えている銘柄はマイクロソフト、アップル、エヌビディア、アマゾン、アルファベットの5社のみで、5社の比率の合計は45%程度です。
今後テスラやメタが5%を超えてくるようだと、7社でナスダック100の比率は50%を超えてしまうことになりますね。
QQQの爆発力が落ちるわね!
MSFTによるアクティビジョン買収進む
マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザード者の買収は、独占基準法の観点から米連邦取引委員会に控訴されていました。
これを米連邦地裁が棄却したことで買収計画は進展したと考えられ、同買収が成功すればマイクロソフトは世界のゲーム企業で3位に浮上すると見られています。(ちなみに1位は中国のテンセント、2位はソニーです。)
マイクロソフトはチャットGPTを運営するオープンAIに多額の出資をしていることから、今後ゲーム業界にAIを取り入れることが期待されます。
将来のゲーム業界が楽しみやな
高い確率で米CPIが予想を下回る
JPモルガン・チェースによると、今夜(12日)に発表される消費者物価指数(CPI)の数値が市場予想を下回る確率の方が高いと読んでいるようです。
1年前の2022年6月のCPIは9.1%と、およそ40年ぶりとなる歴史的な高インフレでしたが、今回のCPI予想は3.1%とFRBが目標としている2%に限りなく近づいています。
それがさらに下振れるとすれば、株式市場にもポジティブサプライズとなるとJPモルガンは見立てています。
すでにある程度は織り込み済みだと思うわよ!
7月の注目イベントについて
7月も重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
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まとめ
【ナスダック100は爆上げしなくなる?】CPI下振れで株価は上がるのかをまとめます。
昨日の米国市場は2日連続の上昇となりましたが、これまで割安とされてきた中小型株への資金流入が目立ちました。
これまではメガテックを中心に相場がけん引されてきた米国市場ですが、これからはGAFAMを買っていれば指数をアウトパフォームできるといった相場ではなくなりそうです。
一方で、今夜発表される消費者物価指数(CPI)では予想を下回る公算が高まっているようですが、そのあたりも市場はすでに織り込んでいるのかも知れません。
どのみち我々がタイミングを計ってもなかなか読み通りに相場が動くようなことはありませんから、割高だと思っても積立投資を続ける方が投資効率は上がるのかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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