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Follow @RamTky昨日の米国市場は大型テックが急落したことで、ナスダックは大きな下落となりました。
これまで上げ過ぎていたと考えるのが自然ですが、このまま下がり続けるようだと株式市場全体にも多大な影響がありそうですね。
今週は大きな経済指標の発表がない米国市場ですが、おとなりカナダの中銀がサプライズで政策金利を引き上げました。これが引き金となり債券に売りが殺到して利回りは上昇、株価は下落といったサイクルとなりました。
それでは6/7の米国市場を振り返り、【ハイテク株からの資金流出はじまる】カナダ中銀サプライズ利上げに米も警戒について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
6/7 米国市場の値動き
昨日の米国市場はハイテク株を中心に下落しました。
債券市場の変動に引っ張られ株式が下落したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
ハイテク下落、バリュー上昇
昨日の米国市場は3指数はナスダックが大きく下落する中で、ダウはわずかに上昇しました。
・S&P500…▲0.38%
・ダウ…+0.27%
・NASDAQ…▲1.29%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックは急落、ダウはわずかに上昇していきました。
その後もナスダックには売り浴びせが続き、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。
明日の相場も心配ね!
ハイパーグロース株もまちまちや
AFRM(アファーム)はAmazon Payに搭載されたことを受けて、一時株価は+20%と爆上げさせていました。
急騰した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.663から3.797に急騰しました。
今週に入りわずかずつ下げていた長期金利ですが、昨日は久しぶりに急騰しました。
3.8といった水準にまで一気に上昇しましたが、およそ1ヶ月前もこのくらいの水準にまでは上げていますので、株式市場への影響も限定的だと考えています。
しかし、4.0となると今年2月にタッチした高水準となりますので、ハイテク株を中心に急落してしまうリスクが高まります。
一旦は反落すると思うけどな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、大型テック株が弱かったことがわかります。
GAFAMが壊滅ね!
テスラ以外の大型テック株は全て大きな下落となりました。
これまで大きく上げ過ぎていたことで利食いが入っても何ら不思議もないのですが、ここまで明確にGAFAMが売られるというのは心配ですね。
AAPL(アップル)の下落は▲0.78%と限定的でしたが、それでも新製品を発表したにもかかわらず反落しています。
他にも、AMDやCRM、ADBEといった今年好調の銘柄は大きく売られていました。
一方で、オールドエコノミー銘柄は上昇しており、自動車株やエネルギー銘柄、資本財株などは2%を超える上昇を見せていました。
地銀を中心に銀行株も
回復してきたわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+2.14%
・不動産…+1.67%
・資本財…+1.66%
・公益事業…+1.41%
・素材…+0.68%
・金融…+0.39%
・生活必需品…▲0.21%
・ヘルスケア…▲0.49%
・一般消費財…▲0.73%
・通信…▲1.46%
・情報技術…▲2.04%
テック系から資金が流出して、これまで大きく売られてきたセクターになだれ込んでいます。
エネルギー、不動産、公益事業あたりは1年間大きく売られてきましたから、投資家には割安に見えているのでしょう。
直近のAIブームで短期的な投機筋がハイテク中心に買い増していたポジションを、一部整理したと考えられます。
そうなると、次は生活必需品やヘルスケアにも注目したいところです。
すでにハイテク株は割高すぎるな
下落したS&P500
昨日のS&P500は下落して、終値では4,267まで下げています。
3日間ほど大きな値動きをしていないS&P500ですが、4,300の大台を前に値固めをしているように見えます。
次の材料次第では上にも下にも動けるような状況ですが、利上げ観測が高まり長期金利が上昇するようだとハイテク株には厳しい相場が続きそうですね。
来週のCPIとFOMCでは動きそうね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
カナダ中銀サプライズ利上げに米金利も高騰
カナダの中央銀行は市場予想に反して政策金利を引き上げることを発表しました。
景気が再過熱してインフレが高止まりしていることが理由とのことですが、米国も似たような状況にありますので、昨日は米国市場にも飛び火した形となりました。
米国の政策金利は現在5.0-5.25と、FRBの2023年末の予想レート5.1に水準に達している状況です。
一方で、市場は6月のFOMCでは利上げ見送りとした後に、7月に1回分の利上げ、その後は年内に利下げに転じると予想しています。
もしも実際には1回以上の利上げが続くようだと、株式市場に大きな打撃になると考えています。
年内の利下げはないと考えてるわ!
金利の高止まりを予想するレイ・ダリオ氏
著名投資家でヘッジファンド『ブリッジウォーター』の創業者であるレイ・ダリオ氏は、米国のインフレが根強く実質金利が高止まりするとの見通しを示しました。
ダリオ氏は債務危機はまだはじまりに過ぎないと指摘しており、米経済が悪化する恐れがあると話しています。
確かにインフレ鈍化に減速がみられる米国ですが、すでに5%を超える政策金利に全ての企業が耐えらるはずもありません。
このまま高金利を維持するようだと、企業業績に大きな影響を与えることが予想されます。
その後に利下げに転じるんやろうな
ウォール街トレーダーも予想不能の2023年
2023年の株価予想をしていたウォール街のトレーダーですが、そのほとんどが予想から大きく外れていく相場を眺めています。
リセッションを懸念したおおかたのストラテジストは、2023年末のS&P500を3,400や3,000まで下がると予想していました。
それがふたを開けてみればリセッション懸念は遠のき、AIブームによってS&P500指数はすでに4,200を超えています。
残り半年でどんな状況になるかはわかりませんが、やはり相場を予想するのは無駄なことなのかなと思い知らされます。
予想に賭けては危険だけど
頭の片隅に置いとくくらいが
ちょうどいいわね!
6月の注目イベントについて
6月も重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【ハイテク株からの資金流出はじまる】カナダ中銀サプライズ利上げに米も警戒をまとめます。
カナダの政策金利が上昇したことで、アメリカにも利上げ観測が高まったようです。
『債券は売られ、利回りは上昇、リスクプレミアムの減少したハイテク株が売られる』といったサイクルが成り立ちました。
特に割高な大型ハイテク株は、引き続き下げトレンドになるのかが心配されます。
すでにあなたのポートフォリオが大きな利益を出しているのであれば、一部だけでも利確しておくべきかも知れませんね。
こんな急激に上がり続けることはないからな
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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