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Follow @RamTky昨日の米国市場は大きく上昇しました。
雇用統計が発表され失業率の高まりが、次回FOMCでの利上げ休止の可能性を高めたようです。
昨日は久しぶりにダウが大きく上昇しており、GAFAMのパフォーマンスは限定的でした。
一方で、米国市場がそろそろリセッション入りするかも知れないサインが出ています。
実際にはいつ景気後退が訪れるのかはわかりませんが、そろそろ警戒レベルが上がってきたようです。
それでは6/2の米国市場を振り返り、【リセッションのサイン出た】強弱まちまちな雇用統計に利上げ休止観測広まるについて解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
6/2 米国市場の値動き
昨日の米国市場は前日に続けて上昇しました。
雇用統計の発表があり市場は利上げ休止を織り込んだようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
続伸した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって上昇しました。
・S&P500…+1.45%
・ダウ…+2.12%
・NASDAQ…+1.07%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウが上昇する中でナスダックは売られていきました。
その後はどちらも買われていったことで、ダウを中心に大きな上昇となりました。
これで年初来でマイナスだったダウも、一気にプラス圏内に突入してきました。
去年の下げ分は取り戻して欲しいわね!
ハイパーグロース株はマチマチや
反発した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.606から3.698に上昇しました。
連日で大きく下げていた長期金利ですが、昨日は大きく上昇しました。
このまま当分下げトレンドかと思っていたのですが、債券は売られて利回りは上げています。
またすぐ下がると思うけどな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。
エヌビディアは▲1.11%下げたわね!
昨日は久しぶりにナスダック銘柄よりもダウ銘柄が上昇しています。
GAFAMも上昇はしていますが、他の銘柄と比べると限定的な上昇率ですね。
特にこれまで大きな資金が抜けていた金融や素材、資本財といった銘柄の上昇が目立ちました。
他にもTSLA(テスラ)+3.11%、AVGO(ブロードコム)+2.79%、CVX(シェブロン)+2.69%なども上昇しています。
一方で、通信株が急落しておりTMUS(Tモバイル)▲5.56%、VZ(ベライゾン)▲3.19%、T(AT&T)▲3.79%などが株価を下げていました。
半導体も弱かったわね!
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが上昇した1日となりました。
・素材…+3.16%
・資本財…+3.05%
・エネルギー…+2.87%
・一般消費財…+2.5%
・不動産…+2.45%
・金融…+2.29%
・生活必需品…+1.48%
・ヘルスケア…+1.31%
・公益事業…+1.18%
・情報技術…+0.67%
・通信…+0.32%
2日連続で素材とエネルギーセクターが大きな上昇をしています。資本財も3%も上げています。
これまで売られ続けて割安になっているところを買い戻されているようです。
一方で、通信大手3社が売られていますので、通信セクターのパフォーマンスが劣後しています。
そろそろローテンションか
2日連続で年初来高値を更新したS&P500
昨日のS&P500は大きく上昇して、終値では4,282でした。
雇用統計の結果を受けて窓を開けて上昇したS&P500は、2日連続で年初来高値の更新に成功しました。
週足のチャートを眺めると昨年8月の高値を試す展開となりました。
それを超えればいよいよ上場来高値に向かうだけですね。
高値更新が待ち遠しいわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ちぐはぐな雇用統計に利上げ休止観測高まる
昨日は5月の雇用統計の発表がありましたが、失業率は予想を超えて増えており2020年4月以来の高い水準となりました。
一方で、雇用者数は急速に伸びており、平均時給は鈍化するといった完全にちぐはぐな結果となりました。
雇用は強いのか弱いのか
全然わからなかったわ!
【失業率】
結果 3.7%(予想 3.5%)
前回 3.4%
【非農業部門雇用者数】
結果 33.9万人増(予想 19.5万人増)
前回 25.3万人増(修正値 29.4万人増)
【平均時給(前年同期比)】
結果 4.3%増(予想 4.4%増)
前月比 0.3%増(予想0.3%増)
前回 0.4%増
◇広範囲の業種で雇用が増加
◇ビジネスサービス、ヘルスケアで急伸
◇専門職や政府部門も堅調に増加
◇失業者数は前月比44万人増加
◇労働参加率は62.6%
◇25ー54歳の労働参加率は上昇
雇用の伸びはインフレ押し上げ圧力となりますが、失業率は上がり平均時給の伸びは鈍化しましたから、次回FOMCでの利上げは一旦休止する観測が高まりました。
失業率の上昇はリセッションの前兆
失業率は上昇したと言ってもまだ3.7%といった水準で、1969年5月以来およそ74年ぶりの低水準です。
また、過去の米国市場を眺めると、失業率が徐々に低下して底を打ったところから、急激に上昇することでリセッションが起きてきました。
これに関しては見事に当てはまっており、今回の失業率の低下もリセッションが近いことを示していると考えています。
今年の後半には景気後退入りするかもな
今回の失業率の低下は過去のものとは少し異なりますが、失業者が増えるということは景気が後退することにつながるでしょう。
Amazonプライム会員向けに通信サービス開始へ
アマゾンはプライム会員向けに、携帯電話サービスを提供する計画があることが明らかになりました。
無料もしくは低価格での利用が可能となるサービスを目指すとのですが、ベライゾンやTモバイルとの交渉が続いているという。
日本のどこぞのeコマース企業は
携帯事業に手を出して痛い目を見ているわよ!
二の舞にならんければいいけどな
6月の注目イベントについて
6月も重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【リセッションのサイン出た】強弱まちまちな雇用統計に利上げ休止観測広まるをまとめます。
6月は連日の上昇となった米国市場ですが、雇用統計の結果が利上げ休止観測を高めました。
一方で、失業率がジワジワ上がってくるようだと、リセッション入りすると過去は物語っています。
売られすぎたら買われる代わりに、買われすぎたら売られる株式市場ですから、今のような急激な上昇はいつかの急落を呼ぶ可能性があります。
『この上昇に乗り遅れるな!』と考えている人がいるであれば、私の過去の経験をお伝えしておきます。
『そう思っている時、実は売り時』なんです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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