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【NVIDIA時価総額1兆ドル】ナスダックのバブルはいつはじけるのか

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市場分析
こんなことがわかる記事

・5/30米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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連休明けの昨日の米国市場は、期待されたほどの上昇とはなりませんでした。

債務上限問題が解決に向かう中でアメリカのデフォルト回避の期待から、投資家が株価を押し上げると思ったのですが相場は簡単ではありませんね。

一方で、半導体銘柄の躍進は止まりません。話題のAIの中心はもっぱら半導体ってワケですね。

それでは5/30の米国市場を振り返り、【NVIDIA時価総額1兆ドル】ナスダックのバブルはいつはじけるのかについて解説していきます。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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5/30 米国市場の値動き

昨日の米国市場はナスダックだけが上昇する相場となりました。

米国のデフォルト懸念は完全には晴れませんが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

ハイテクだけが買われた米主要3指数

昨日の米国市場はナスダックが買われる中、ダウは売られる相場となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.002%
・ダウ…▲0.15%
・NASDAQ…+0.32%

プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとジリジリと下落していきました。

日中は買い戻される場面もありましたが、ナスダックは上昇、ダウは下落といった1日となりました。

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今週もナスダック強しね!

リッヒ
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ハイパーグロース株は好調やな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+4.69%
・COIN(コインベース)…+7.47%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.90%
・DDOG(データドッグ)…+0.57%
・DOCS(ドキシミティ)…▲0.33%
・MQ(マルケタ)…±0.0%
・U(ユニティ)…+3.87%

急落した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.795から3.701に低下しました。

債務上限問題に揺れる米国市場ですが、昨日は債券が買われ利回りが低下しました。

およそ2週間続伸してきた長期金利でしたが、いったん買い戻される結果となりました。

とはいえ、法案がリミットまでに下院を通らないようなことがあれば、再び急騰するかもしれません。

リッヒ
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トレンドは下目線やな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることが分かります。

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一部の銘柄が大きな上昇してるわ!

3連休明けの株式相場でしたが期待通り上がることはなく、大半の銘柄は下落しています。

特に、生活必需品、ヘルスケア、エネルギーといったディフェンシブ銘柄はほとんどが下げています。

それでもハイテク株は好調を持続しており、NVDA(エヌビディア)やTSLA(テスラ)などは大きく上昇しています。

昨日大きく上昇した銘柄

・TSLA(テスラ)…+4.14%
・NVDA(エヌビディア)…+2.99%
・QCOM(クアルコム)…+5.12%
・INTC(インテル)…+3.41%
・NFLX(ネットフリックス)…+3.72%
・F(フォード)…+4.14%
・PYPL(ペイパル)…+3.74%

相変わらずのAI期待から半導体株が買われ、エヌビディアは続伸していますね。

F(フォード)とTSLA(テスラ)も、先週末に発表された充電ネットワークの提携による期待上昇でした。

一方で、ヘルスケアや生活必需品には下落した銘柄も多く、MRK(メルク)▲1.71%、PFE(ファイザー)▲1.57%、TGT(ターゲット)▲3.66%、PG(プロクター&ギャンブル)▲1.53%などが株価を下げていました。

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エネルギーも全滅ね!

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち3セクターが上昇8セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・情報技術…+0.47%
・不動産…+0.28%
・一般消費財…+0.16%
・金融…▲0.02%
・資本財…▲0.2%
・公益事業…▲0.34%
・通信…▲0.41%
・ヘルスケア…▲0.85%
・素材…▲1.04%
・生活必需品…▲1.23%
・エネルギー…▲1.29%

上げたのは3セクターのみで、一部大型株にけん引されたことで上昇しています。

一方で、3セクターは1%以上の下落をしており、エネルギーセクターは直近1ヶ月で▲7.4%もの下落率となっています。

米国のデフォルトが懸念されているような危機的状況のわりに、ディフェンシブセクターが弱いってどうゆうことなんでしょうね。

リッヒ
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こんな時は普通ハイテクが落ちるんやけどな

高値を更新したS&P500

昨日のS&P500は前営業日とかわらず、終値では4,205でした。

それでも4,200の上を維持したS&P500ですが、昨年8月に付けた高値までは2%と接近しています。

デフォルト回避のための法案が今夜にも下院を通過するようなことがあれば、株価はさらに上昇できるのかも知れません。

また、発表される経済指標では利上げ観測からリセッション懸念など、さまざまな観測が交錯しますので当分のあいだ簡単な相場は訪れることはなさそうですね。

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週末には雇用統計もあるわよ!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想を上回ったコンファレンスボード消費者信頼感指数

昨日発表された5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は、前月の改定値からは低下しましたが予想を上回りました。

コンファレンスボード消費者信頼感指数

5月
結果…102.3(予想…104.4)
前回…101.3(修正値…99.0)

今後6ヶ月間に自動車や高額商品を購入する予定の世帯が増えたことで、個人消費は支えられる可能性があるとのこと。

一方で、向こう1年間の期待インフレ率は6.1%で、前月の6.2%から低下しています。

リッヒ
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個人消費の高まりは
インフレ圧力を後押ししとるな

コンファレンスボード消費者信頼感指数は、5,000世帯の消費者に対してセンチメントをアンケートで調査して指数化した景気関連の経済指標。一般的に個人消費やGDPとの相関性が高く、これらの先行指標として注目される。

債務問題の渦中にある下院議長に解任動議

米国のデフォルト回避のためにホワイトハウスと下院議長が合意をする中で、共和党議員のなかにはマッカーシー議長解任動議の採決を計画していると述べました。

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強硬派はどこにでもいるのね!

バイデン大統領と下院議長が合意した法案は、今日にでも下院を通過させる必要がある中で、党内でもめ事があるようでは短期間で通過するのは難しいかも知れませんね。

エヌビディア時価総額1兆ドルに到達

エヌビディアの時価総額が半導体メーカーとしては初めて1兆ドルに到達しました。

アップルやアマゾン、マイクロソフトなどに続き9社目となる偉業の達成となりましたが、AIブームによる一時的な株価上昇との声も聞かれます。

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終値では1兆ドルを切ってしまったわね!

5月の注目イベントについて

5月もあと1日となりましたが、注目の経済指標は残すところ1つとなりました。

5月の注目イベント

・5/31 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

6月の注目イベントについて

明日から早くも6月となります。6月も重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。

6月の注目イベント

・6/ 1 ISM製造業景気指数
・6/ 2 雇用統計
・6/ 5 ISM非製造業景気指数
*6/13 消費者物価指数(CPI)
・6/14 生産者物価指数(PPI)
*6/13~14 FOMC
・6/15 小売売上高
・6/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/15 フィラデルフィア連銀景気指数
・6/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/30 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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まとめ

【NVIDIA時価総額1兆ドル】ナスダックのバブルはいつはじけるのかをまとめます。

まとめ

【5/30の米国市場の値動き】
・S&P500…+0.002%
・ダウ…▲0.15%
・NASDAQ…+0.32%
・長期金利は3.701に急落
【経済トピックス】
・予想を上回ったコンファレンスボード消費者信頼感指数
・債務問題の渦中にある下院議長に解任動議
・エヌビディア時価総額1兆ドルに到達

3連休明けの米国市場は投資家が期待するほどの上昇にはなりませんでした。

一部の大型株の上昇によってナスダックは続伸していますが、いざデフォルトともなれば1番売られるのはハイテク株なんでしょうね。

ツイッターなどを眺めても保有銘柄の上昇を喜ぶ声や、資産額が最大になったなどのTLを多く目にする機会が増えましたので、そろそろバブルがはじけるのではないかと考えています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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