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Follow @RamTky週の明けた昨日の米国市場は、ナスダックが上昇するもダウは売られ、S&P500は横ばいとなりました。
一旦は鎮静化したと思われた債務上限問題は、まだ解決には道のり半ばといったところですが、株式市場は意外にも楽観姿勢を見せています。
一方で、6月以降のFOMCでの利上げ観測にも変化がありました。
投資家が考えているようなターミナルレートには、まだ達していないのかも知れません。
それでは5/22の米国市場を振り返り【粘着インフレに利上げ2回必要か】利回り上昇するもナス上昇でチグハグ相場について解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
5/22 米国市場の値動き
昨日の米国市場はハイテク株が買われ、バリュー株が売られる展開となりました。
債務上限問題が不安視され長期金利が上昇するなかでチグハグな相場となりましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
ナス買い、ダウ売りとなった米主要3指数
昨日の米国市場は3指数でマチマチの展開となりました。
・S&P500…+0.02%
・ダウ…▲0.42%
・NASDAQ…+0.50%
マーケットがオープンするとナスダックは買われ、ダウは売られる展開となりました。
その後は終日横ばいの相場が続き、引けにかけてわずかに売られていきました。
ダウ不調が続くわね!
ハイパーグロース株はまずまずやったな
上昇を続ける長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.691から3.714に上昇しました。
これで7日間連続の上昇となった長期金利ですが、とうとう3.7%を超えてきました。
3月初旬には4%を超える場面もありましたが、さすがにそこまで上昇するシナリオは考えていません。
それにしても長期金利が上昇しているのに、株価も下がらないといった奇妙な相場が続いています。
そろそろヤバい水準やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上げている銘柄と下げている銘柄が半々といった印象でした。
テック系はそこそこ強かったわ!
同セクターの中でも上げている銘柄もあれば下げている銘柄もあるといった相場となり、バリューよりもグロースが買われた1日となりました。
TSLA(テスラ)は株主総会で広告に対する姿勢を転換すると発表した後、株価は好調で昨日も+4.85%と上昇しています。
また、PFE(ファイザー)が+5.38%と買われていますが、実験中の経口薬に効果があるとして株価が跳ねています。
他にもWFC(ウェルズファーゴ)が+2.37%、PYPL(ペイパル)+3.46%など上昇していますが、大きく下げた銘柄もありました。
MU(マイクロン)は中国での販売に圧力がかかったことで下落しています。
テスラは4日で13%も上げてるわ!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。
・通信…+1.26%
・不動産…+0.69%
・情報技術…+0.37%
・金融…+0.32%
・公益事業…+0.2%
・ヘルスケア…+0.16%
・資本財…+0.08%
・一般消費財…+0.06%
・エネルギー…▲0.13%
・素材…▲0.29%
・生活必需品…▲1.25%
昨日はグーグル、メタの上昇により通信セクターが上げており、年初来で30%近い上昇となっています。
一方で、相変わらずディフェンシブセクターが下げており、生活必需品や素材、エネルギーといったセクターが売られています。
株式市場に買い圧力があるってことやな
プラス材料を探すS&P500
昨日のS&P500は前日とほぼ変わらず、終値では4,192でした。
終値では2月の高値の上に残ったS&P500ですが、一気にブレイクアウトとはいかないようです。
それにしても債務上限問題に揺れる中で、長期金利が上昇を続けている(債券が売られている)にもかかわらず、株価が下落しないのは何ともちぐはぐな相場ですね。
プラス材料があれば上ブレするわよ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
FRB高官は利上げ停止に慎重な発言
セントルイス連銀のブラード総裁は、『インフレ沈静化のためにあと2回の利上げが必要だ』と述べています。
また、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁も『現段階では6月FOMCでの追加利上げ、もしくは利上げ見送りは五分五分だ。』と述べており、FRBの仕事はまだ終わっていないとアピールしています。
一方で、アトランタ連銀のボスティック総裁は、金利据え置きを支持する意向をあらためて示しています。
パウエル議長も利上げ停止を推していたな
ブラード総裁のコメントを受けて、7月の利上げ観測はわずかに高まっています。
インフレ高止まり示唆するPCE予想
26日に発表が予定されているPCEコアデフレーター(前年同期比)の予想が、前月と変わらず4.6%とインフレが高止まりすることを示唆しています。
FRBが目標とする2.0%の2倍以上となる指数に対して、金融引き締めのスピードを緩める時期ではないことが懸念されています。
PCEデフレーターの低下が見えるなかで、エネルギーと食品を除くコアデフレーターが高止まりしていることは明確で、今回のインフレは粘着性が高いようです。
政策金利の引き下げはまだ先になりそうね!
メタEUで1800億円の制裁金
メタ・プラットフォームズは、EUの個人情報保護違反として過去最高となる約1800億円の制裁金を科されました。
EUから米国への個人情報の流出を停止するようにも求められていますが、メタはこの処分に対して上訴する意向を示しています。
もしも決定すれば個人情報保護違反でアマゾンが以前に課せられた1100億円をはるかに超える金額となります。
まだ株価には影響してないわね!
5月の注目イベントについて
5月もまだ重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【粘着インフレに利上げ2回必要か】利回り上昇するもナス上昇でチグハグ相場をまとめます。
債務上限問題が解決しない不安定な相場でも、ナスダックは上昇しました。
長期金利が上昇する中で何ともチグハグな相場となりましたが、投資家が無理やり株価を切り上げているようにも感じました。
FRB高官もタカ派とハト派に2極化されていますが、インフレの鎮静化はまだ先になりそうです。
年初来高値の更新で浮かれる株式市場ですが、どこかでガツンと大きな下げが来るような気がしてなりません。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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