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Follow @RamTky昨日の米国市場は4月の相場の特徴を色濃く再現しました。
4月に入ってからダウは上昇、ナスダックは下落といった状況にみなさんも気付いていることでしょうが、6営業日に対してダウは5勝1敗、ナスダックはなんと1勝5敗です。
消費者物価指数(CPI)の発表を前に相場の巻き戻しが続いていますが、ゴールド、原油、ビットコインといったコモディティは上昇しています。
それでは4/11の米国市場を振り返り【4月はこれ買ってあれ売れば勝てる?】CPI発表前に相場に緊張感走るについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
4/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場は、買いと売りが交錯する相場となりました。
今夜発表される消費者物価指数(CPI)が気になりますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大引けで売られた米主要3指数
昨日の米国市場はダウは上昇、ナスダックは下落、S&P500は現状維持となりました。
・S&P500…±0%
・ダウ…+0.29%
・NASDAQ…▲0.43%
プレマーケットでは小幅な値動きだった3指数は、マーケットがオープンすると4月好調のダウは上昇していき、4月に入ってから1日しか上昇していないナスダックは下落していきました。
日中は徐々に回復していき引け間際にはナスダックが0付近にまで戻してきたのですが、大引けには大きな売り圧力が入り、相場全体が下落していきました。
CPI発表前にポジション整理したのね!
4月はダウを買ってナスダックを売っていれば、単純に勝てる相場なのかも知れませんね。
ハイパーグロース株はまちまちやな
ビットコインがついには400万円にまで回復しており、仮想通貨の上昇にともないCOIN(コインベース)の株価も爆上げ中です。
BTCは今年に入って+85%よ!
続伸した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.415から3.432に上昇しました。
プレマーケットから上昇をはじめた長期金利は、急激に上げた後なだらかに反落しましたが、消費者物価指数(CPI)の発表を前に債券トレーダーも買いポジションを整理したようです。
まだ高いとは言えない水準やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、メガテック以外は上昇している銘柄が多いことがわかります。
GAFAMは続落ね!
MSFT(マイクロソフト)が▲2.27%、AMZN(アマゾン)が▲2.20%と大きく下落しており、AAPL(アップル)やGOOGL(アルファベット)、NVDA(エヌビディア)やMETA(メタ)なども売られています。
昨日上昇していた半導体も大半が売られており、長期金利が上昇するなかで売られる銘柄は明確になってきましたね。
一方で、利上げに強い銘柄が上昇しているようです。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。
・素材…+1.72%
・エネルギー…+1.07%
・金融…+0.94%
・資本財…+0.68%
・不動産…+0.37%
・ヘルスケア…+0.36%
・公益事業…+0.35%
・生活必需品…+0.28%
・一般消費財…+0.23%
・通信…▲0.4%
・情報技術…▲0.72%
素材セクターが連日の上昇を見せていますが、直近6ヶ月のリターンを見ると情報技術セクターについで+20%近い上昇をしています。
多くのセクターが上昇した中で、情報技術と通信セクターが下落しました。
もともとメガテック依存率の高いセクターですが、一般消費財セクターを含めて今年もボラティリティの高い3セクターですね。
上昇相場ではこの3セクターが強いで
現状を維持したS&P500
昨日のS&P500はほとんど値動きなく、終値では4,109をわずかに切った水準を維持しています。
1週間ほど4,100といった水準を維持しており、何とかヘッドアンドショルダーを回避できそうな気がしています。
とはいえ、出来高が徐々に減っていますので機関投資家は大きなポジションをとることは避けているようです。
どちらにせよ、今夜の消費者物価指数(CPI)次第では政策金利予想も変わるでしょうし、リセッション懸念についても不確実性がひとつ消えることになりそうです。
MACDはまだ上昇トレンドにあるわよ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
NY連銀総裁あと1回の利上げが妥当
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、年内にあと1回利上げを行い、その水準を維持するといった筋道が妥当と判断しています。
依然として足元では強い数字が確認される景況感で、『インフレを確実に押し下げるために必要なことを行わなければならない』と発言しています。
NY連銀総裁は常に議決権を持つんやな
12の地区連銀でNY以外からも
4名の総裁が議決権を持つの!
利上げに慎重な姿勢を示すシカゴ連銀総裁
シカゴ連銀のグールズビー総裁は、政策金利の引き上げに対して慎重な見解を示しました。
銀行セクターの混乱が経済に与える影響を、忍耐強く見極める必要があると述べています。
グールズビー総裁もFOMCでの議決権を持っています。
IMFは銀行リスクはまだ続いていると判断
国際通貨基金(IMF)は一連の銀行破綻に端を発する金融システム不安は、解消されたと判断するには時期尚早だと判断しているようです。
銀行破綻に対する投資家の不安は、当局の迅速な対応によって一時は和らいだものの、金融市場の緊張状態は続いているとのこと。
インフレと戦うFRBにとって、金融リスクによる景気後退懸念との難しい綱引きとなる状況で、経済成長の重しとなりうる銀行業績は果たしていかがなモノなんでしょうか。
4月の注目イベントについて
4月も重要な経済指標の発表が続きますので、日程の確認をしておきましょう。
今夜にはいよいよ消費者物価指数(CPI)が発表されます。
5月FOMCの利上げは経済指標によって決まりますから、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。
今週の注目決算
今週から2023年Q1決算発表がはじまりますが、いつものように銀行株からのスタートとなりますね。
4/13(木)
・DAL(デルタ航空)
4/14(金)
・UNH(ユナイテッドヘルス)
・JPM(JPモルガン)
・WFC(ウェルズファーゴ)
・C(シティグループ)
・BLK(ブラックロック)
金融不安が拡がる中で、銀行はどのような業績を発表するのかに注目が集まります。
来週の注目決算
来週には決算発表が本格化していきます。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきました。
4/17(月)
・SCHW(チャールズ・シュワブ)
4/18(火)
・JNJ(ジョンソン&ジョンソン)
・BAC(バンク・オブ・アメリカ)
・NFLX(ネットフリックス)
・GS(ゴールドマンサックス)
4/19(水)
・TSLA(テスラ)
・ABT(アボット・ラボラトリーズ)
・MS(モルガンスタンレー)
・IBM(インターナショナル・ビジネス・マシンズ)
4/20(木)
・PM(フィリップモリス)
・T(AT&T)
・UNP(ユニオンパシフィック)
・AXP(アメリカンエクスプレス)
4/21(金)
・PG(プロクター&ギャンブル)
・SLB(シュルンベルジェ)
それぞれの決算発表については、また当ブログでも追いかけていきたいと考えています。
企業決算を確認するのに
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まとめ
【4月はこれ買ってあれ売れば勝てる?】CPI発表前に相場に緊張感走るをまとめます。
昨日の米国市場はダウは上昇、ナスダックは下落となりました。
今年に入って大きく上昇してきたナスダックは売られ、4月にはダウが好調なパフォーマンスを見せはじめました。
今夜には消費者物価指数(CPI)の発表もあり、これから企業決算が本格化しますので、先回りすることなく相場をじっくり眺めていきたいと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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