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昨日の米国市場はダウは連日の下落となりましたが、S&P500とナスダックはわずかに上昇しました。
前日に続けてパウエル議長の議会証言がありましたが、内容はほぼ変わらずでマーケットも織り込み済みといった様子でした。
投資家の注目はすでに今週末の雇用統計と、来週に控える消費者物価指数(CPI)に向かっているようです。
それにしても徐々に利上げ観測が高まっているのに対して、株式市場の楽観が続いていることに違和感を感じるほどです。
それでは3/8の米国市場を振り返り【経済指標待ちで株価停滞する米国市場】今後の指標次第では0.25%もあり得る?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
3/8 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きな動きはありませんでしたが、なんとか続落は免れたようです。
前日に続いてパウエル議長の議会証言がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
下落から買い戻された米主要3指数
昨日の米国市場は下げトレンド継続かと重れましたが、最後に買い戻されました。
・S&P500…+0.14%
・ダウ…▲0.18%
・NASDAQ…+0.40%
マーケットオープンから方法感が見えなかった3指数でしたが、午後にはズルズルと売られる展開が続きました。
このまま売られ続けるのかと思われたのですが、引けにかけて買戻しが入ったようです。
バリュー、グロース共に上昇しているように見えますが、特に大きな変動はありませんでした。
ハイパーグロース株はまちまちよ!
急落から急上昇した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.970から3.999に上昇しました。
一時は3.9を切りそうなところまで急落した長期金利ですが、その後に急上昇して4%にタッチするところにまで上げてきました。
マーケット的には利回りが上昇してもおかしくない状況ですが、利回り4%近くに上げている債券には魅力を感じて買われているようです。
どっちにしろ株式には厳しい状況や
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上げ銘柄も下げ銘柄も半々といったところです。
セクターに偏ってるわね!
ひときわTSLA(テスラ)の下落が▲3.04%と目立っていますが、MRK(メルク)▲2.69%やABBV(アッヴィ)▲2.18%などヘルスケア銘柄の多くは下落しています。
一方で、半導体セクターが好調で、年初来からの好調を維持しています。
AMDは年初来で+31.8%の上昇、3月に入ってからも+8.68%、NVDAは年初来で+65.46%の上昇、3月に入ってからも+4.2%と好調が続いています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。
・不動産…+0.99%
・情報技術…+0.93%
・公益事業…+0.81%
・素材…+0.78%
・資本財…+0.25%
・通信…+0.12%
・生活必需品…+0.06%
・金融…▲0.05%
・一般消費財…▲0.24%
・ヘルスケア…▲0.58%
・エネルギー…▲0.71%
不動産や情報技術セクターは1%近い上昇をしていますが、そこまで大きな変動はありませんでした。
逆にエネルギーやヘルスケアの両セクターは、今年に入ってからもマイナスと厳しい状況が続いています。
どっちも買っとるんやけどな
50日に押し戻されたS&P500
昨日のS&P500はわずかに上昇したことで、終値では3,992まで上げています。
テクニカル的には50日移動平均線を超えていきたいところですが、昨日は押し返される結果となりました。
特に現在のようなチャートでは、上にも下にも行きやすい状況ですからトレーダーも入りにくい環境ですね。
ただし、昨年10月からの上昇トレンドの下値支持線よりは下にあるので、一旦の上昇トレンドは終了したと考えています。
経済指標次第でどちらにも振れるチャートね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
利上げの加速は経済指標次第
パウエル議長は7、8両日の議会公聴会で、次回FOMCで再び利上げペースを再加速(0.5%に引き上げるか)させるかどうかの判断は、雇用統計や消費者物価指数(CPI)などの経済指標にも左右されると述べました。
前日の議会証言により市場予想はすでに0.5%の利上げを織り込みはじめていますが、雇用の下振れやインフレ抑制効果が表れているようなら、再び0.25%へ舵を切る可能性も残されました。
とはいえ、77%の市場予想が0.5%の利上げを支持していますから、発表される経済指標が大きく上振れなければ、それ以上になることは考えにくいですね。
FRB副議長候補にジャニス・エバリー氏
バイデン大統領はホワイトハウスの国家経済会議委員長に、FRB副議長のブレイナード氏を起用したことで、後任候補としてジャニス・エバリー氏が最有力候補に挙がっているようです。
同氏は、ノースウェスタン大学の教授ですが、オバマ政権の財務省でチーフエコノミストを務めた経歴があります。
タカ派かハト派かまだわからんな
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標の発表が続きますので、相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップしておきます。
月の中盤に山場が来そうやな
まとめ
【経済指標待ちで株価停滞する米国市場】今後の指標次第では0.25%もあり得る?をまとめます。
昨日の米国市場は大きな変動はありませんでした。
パウエル議長の議会証言が続きましたが、市場は素早く株価に織り込んだようです。
政策金利がどこまで上がるのかに焦点が集まっていますが、雇用統計や消費者物価指数といった重要な経済指標次第では、まだまだ高水準に引き上げられるかもしれません。
すでに株式市場はボトムを打ったとも考えられてはいますが、インフレを2%に戻すまで高水準の政策金利が続くようなら、株価はもう一段下を目指す可能性もありそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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