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Follow @RamTky昨日の米国市場は3日連続となる大きな上昇となりました。
FRBも重視するインフレ指標となるPCEコアデフレータが予想を下回ったことで、利上げサイクルの終わりが近付いていることが好感されたようです。
それでは3/31の米国市場を振り返り【1週間で3.5%上昇したS&P500】鈍化が見えるインフレに楽観が広がる米国市場について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
3/31 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
PCEコアデフレータが鈍化したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
連日の上昇となった米主要3指数
昨日の米国市場はナスダックを中心に大きく上昇しました。
・S&P500…+1.44%
・ダウ…+1.26%
・NASDAQ…+1.74%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとヒタヒタと上昇していきました。
売り戻しもなく引けまで上昇していき、週間ベースで見ると3指数ともに3~3.5%といった上昇をしました。
1ヶ月ぶりとなる3日連続の上昇ね!
ハイパーグロース株は爆上げやな
急落した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.547から3.473に低下しました。
このところ低水準が続く長期金利ですが、昨日もPCEコアデフレータが発表されたあたりから急激に利回りが低下していきました。
3.5をはさんだレンジで2週間ほど安定を見せている金利は、近い将来に利上げ停止されることを予想した債券トレーダーが織り込みに行っているようです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。
こんな日が続けばいいわね!
大型株ではGOOGL(アルファベット)が+2.81%上げているほか、AAPL(アップル)、META(メタ)、MSFT(マイクロソフト)なども1.5%以上の上昇をしました。
長期金利の低下を受けて3%以上の急騰を見せた銘柄もありました。
一方で、半導体銘柄のMU(マイクロン)は、中国でサイバーセキュリティーに関する調査を受けることになった報道を受けて▲4.36%の下落をしています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが上昇した1日となりました。
・一般消費財…+2.17%
・不動産…+2.13%
・通信…+1.93%
・情報技術…+1.63%
・資本財…+1.36%
・金融…+1.13%
・ヘルスケア…+1.1%
・素材…+1.02%
・公益事業…+0.8%
・生活必需品…+0.75%
・エネルギー…+0.37%
一般消費財は連日の急騰ですが、テスラやホームデポ、ロウズなどの小売りにけん引されました。
他にも不動産や情報技術が2%といった大きな上昇を見せ、指数の上昇に貢献しています。
一方で、エネルギーや生活必需品といったディフェンシブセクターは相変わらずの軟調ですね。
2023年もバリューの年になると信じていた人は、グロースを握りしめていた人に比べて、ここまでのパフォーマンスが劣後しているでしょう。
ヘタに売買せん方がええかもな
完全に上を目指すS&P500
昨日のS&P500は大きく上昇したことで、終値では4,109まで上げています。
前日に『4,100あたりが抵抗線になるかも知れない』とお伝えしたばかりですが、昨日の終値ではあっさり突破してきました。
大きな陽線を付けて今週を締めくくったS&P500ですが、次の目標株価は2月につけた4,200当たりとなりそうです。
年初来で+7%にまで回復したわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
鈍化が見えたPCEコアデフレータ
2月のPCEデフレータの発表がありましたが、予想を下回り前月よりも低下していました。
FRBがインフレ指標として重視する指標が市場の予想以上に鈍化したことを受けて、積極的な利上げサイクルが終了する観測が高まっています。
コア(前年比)
結果…4.6%(予想…4.7%)
前回…4.7%
(前月比)
結果…0.3%(予想…0.4%)
前回…0.5%
総合(前年比)
結果…5.0%(予想…5.1%)
前回…5.4%(修正値…5.3%)
(前月比)
結果…0.3%(予想…0.3%)
前回…0.6%
このままインフレ収まるとええな
個人支出は先月の2.0%(修正値)から0.2%と大幅に減少。
予想0.3%も下回ったことで、これまで継続してきた利上げの効果が表れてきました。
低下したミシガン大学消費者信頼感指数
3月のミシガン大学消費者信頼感指数は前回よりも低下しており、1年先のインフレ期待はおよそ2年前の水準にまで下げています。
〈3月〉
・結果…62.0(予想…63.3)
・前回…67.0
・1年後インフレ期待…3.6%
前月…4.1%
・5-10年先インフレ期待…2.9%
前月…2.9%
なお、今回の聞き取り調査の半数以上は、シリコンバレーバンクの破綻前に実施したものですが、米国の消費者は地銀破綻にそれほどの悲観はなく、破綻のニュース後でもそれほど影響はなかったようです。
イタリア当局がチャットGPTの利用一時停止
イタリア当局はオープンAIが開発するチャットGPTが、利用者の個人データ収集に使われる技術を調査することを発表して、同時に利用を一時停止する。
チャットGPTに使われているアルゴリズムが、利用者のデータを集めて保存することを正当化する法的根拠がないと言います。
使う人が良ければいいと思うわ!
4月の注目イベントについて
4月も重要な経済指標の発表が続きますので、日程の確認をしておきましょう。
来週には景気指数に続き雇用統計の発表があります。
4月も注目はインフレ関連となりますが、消費者物価指数(CPI)の発表が最重要ポイントとなると考えられます。
まとめ
【1週間で3.5%上昇したS&P500】鈍化が見えるインフレに楽観が広がる米国市場をまとめます。
昨日の米国市場は大きく上昇したことで、S&P500は3日連続の上げ相場によって週間ベースでは3.48%も上昇しています。
発表される経済指標にもインフレの鈍化が確認されると、利上げ圧力が低下している市場予想が織り込まれていきます。
これからも株式相場の上昇が続きそうな環境にありますが、何か悪いニュースがあれば再び急落することもありますので、あまり市場の楽観を信じない方がいいかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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