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昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
予想通りのFOMCだったわりに、株価が下げた前日の下落分をわずかに取り戻す結果となりました。
それでも3月のパフォーマンスはS&P500もダウもマイナスなんですよね。ナスダックだけは相変わらず好調です。
銀行破綻による金融システムへの懸念も消滅したワケではありませんから、個人投資家としては警戒を解くわけにはいきませんね。
それでは3/23の米国市場を振り返り【ナスダックひとり勝ちの2023年】預金者保護でも下落する金融株について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
3/23 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
イエレン財務長官の証言が一転しましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
そろって上昇した米主要3指数
昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
・S&P500…+0.3%
・ダウ…+0.23%
・NASDAQ…+1.01%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
一時はナスダックが+2.4%、S&P500は+1.7%にまで上昇したのですが、その後はジリジリと売られていき、一旦はマイナスになる場面もありましたが、引けにかけて反発しました。
もっと上がると思ったわ!
年初来リターンを見るとS&P500が+2.84%、ダウが▲3.16%なのに対して、ナスダックは+16.36%上昇しています。
2023年に入り現状のところナスダックのひとり勝ちとなっています。
ハイパーグロース株もそこまでやないな
コインベースはSEC当局により、法令に準じてない可能性を警告されて急落しています。
低水準をキープした長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.451から3.414に低下しました。
直近6ヶ月の期間を眺めても、10年債利回りが3.5を下回るといった水準は十分に低いと言えます。
長期金利が落ち着いている状況下では、株価が上昇しやすい環境下にあります。
また、短期債利回りも急激に低下していますから、相場はリスクオンと判断されているようです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。
一時は全面グリーンだったわ!
マーケットがオープンして2時間くらいは、ほとんどの銘柄が上昇しており下落銘柄を探すほうが困難でした。
それがここまでマイナス銘柄が増えるとは思いませんでしたね。
そんな相場でも何とかプラスを維持したのが大型テックを含む半導体やソフトウェア企業でした。
ネットフリックスは40種類の新しいビデオゲームのリリース計画を発表したことが好感されています。
アクセンチュアは大規模なレイオフが好感されました。
リジェネロンは仏国のサノフィスと共同開発している、ぜん息薬の効果が良好と実証されたため株価を急騰させていますね。
一方で、エネルギー銘柄や銀行株は全面的に売られています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。
・通信…+1.59%
・情報技術…+1.54%
・一般消費財…+0.3%
・ヘルスケア…+0.11%
・素材…▲0.14%
・資本財…▲0.28%
・生活必需品…▲0.39%
・不動産…▲0.66%
・金融…▲0.85%
・公益事業…▲1.05%
・エネルギー…▲1.39%
通信セクターと情報技術セクターは1%を超える上昇をしています。
一方で、1%以上下落したのがエネルギーと公益事業でしたね。
昨日も上昇した『情報技術・通信・一般消費財』の3セクターですが、今年に入り他セクターが苦戦する中で2桁のリターンを出しています。
一方で、今年のワースト3は『エネルギー・公益事業・ヘルスケア』ですね。
エネルギーとヘルスケアは
反発すると思っとるんやけどな
上がり切れなかったS&P500
昨日のS&P500はわずかに上昇したことで、終値では3,948まで上げています。
前日の下落で200日移動平均線にサポートされたS&P500ですが、昨日の上昇で再び50日移動平均線を試す展開となりました。
今後の上昇が期待されたチャートをしていましたが、昨日は大きな陰線となってしまい上値が重い状況が露呈しましたね。
3月はまだマイナスなの!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
イエレン財務長官 一転して追加措置を証言
前日の議会証言では銀行の経営破綻によって生じた預金者の損失に対する保護は、限定的であると証言していたイエレン財務長官でしたが、昨日の公聴会ではその意見を一転させました。
公聴会では『正当化される場合は追加措置を講じる用意があるだろう』と述べています。
どちらにせよリーマンショックのような金融システムの崩壊は、政府としても歓迎される状況ではありませんので、いざとなれば何らかの措置をとるのではないかと考えています。
アクセンチュア1.9万人削減で株価上昇
米コンサルティング会社のアクセンチュアは、1万9,000人を削減することを発表しました。
従業員全体の2.5%に相当する人員をレイオフすることで、業績の回復が期待されて昨日は株価を8%も上昇させています。
それにしてもレイオフを発表すると株価が上昇するといった現象は不思議ですよね。
普通であれば『人員を削減しなければならないほど業績が悪くなっている』と考えてしまいそうなのに、株式投資をしていなければ知りえない事実ですね。
投資はじめて新しい発見って多いよな
新規失業保険申請件数は予想を下回り減少
1週間の新規失業保険申請件数は、前週よりも1,000件減少して19万1,000件となりました。
これは市場予想の19万7,000件を大幅に下回っており、直近の銀行破綻の影響はまだ表れていないようです。
失業率が上昇してこなければ、FRBが利下げに舵を切るタイミングはより遅くなるかも知れませんね。
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標の発表についてはおおむね出尽くしていますが、まだ少しウォッチを続ける必要がありそうです。
まとめ
【ナスダックひとり勝ちの2023年】預金者保護でも下落する金融株をまとめます。
昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
前日のFOMCの結果を受けて急落していた株価ですが、市場が正確に織り込みはじめたといったことでしょうか。
それでもまだ金融システムへの懸念は完全に解決したわけではありませんので、最低限の警戒は必要かも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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