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昨日の米国市場は大きく上昇しました。
経済指標の発表が続く中で、金融システムの懸念が相場に混乱を巻き起こしています。
それでも投資家は以前のような『金融危機』は訪れないと判断しているようです。
それでは3/16の米国市場を振り返り【金融懸念が和らぎナス2.5%上昇】ほんとに金融危機は来ないのか?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
3/16 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きな上昇となりました。
銀行をめぐる市場の動揺はもう少し続きそうですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きく上昇した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって大きく上昇しました。
・S&P500…+1.76%
・ダウ…+1.17%
・NASDAQ…+2.48%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
債券利回りが低下したことで株価が上昇していったのですが、株式市場に漂っていた懸念が少し晴れたのが要因だったようです。
金融含まないナスダックは強いわね!
全体的に上昇していますが、特に大型グロース株の買い圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株は好調よ!
マルケタだけは金融関連やからな
上昇した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.462から3.579に上昇しました。
終値では上昇した長期金利ですが、株式マーケットがオープンすると一時は3.4を切る場面もありました。
そこから一気に3.5を超える水準にまで上昇していったのですが、その間株式が下落することはありませんでした。
現在の水準でも十分に株式が上昇できる環境にありますが、さらに利回りが下がってくることで株価の急騰が期待できます。
去年は3.0を切ってたもんな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。
大型株が強いわね!
生活必需品やヘルスケアといったディフェンシブ銘柄は軟調な1日となりましたが、その他はそこそこのパフォーマンスを見せています。
特に大型株の上昇は目覚ましく週間ベースで見てもかなり強い値動きをしています。
他にもINTC(インテル)が+6.23%上昇など半導体銘柄の上昇が際立ち、半導体3倍ブルのSOXLは1日で+11.78%の高騰を見せました。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。
・通信…+2.9%
・情報技術…+2.85%
・一般消費財…+2.06%
・金融…+1.68%
・資本財…+1.42%
・ヘルスケア…+0.96%
・公益事業…+0.89%
・素材…+0.76%
・エネルギー…+0.73%
・生活必需品…+0.21%
・不動産…▲0.1%
不動産セクターのみがわずかに下落しましたが、その他10セクターは上昇しています。
特に通信、情報技術、一般消費財セクターは2%以上の大きな上昇となり、昨年の下落分を取り戻すべくリバウンドしています。
また、ここ数日大きく下落していた金融セクターですが、アメリカにしてもスイスにしても国が預金者を守るといった姿勢が好感されたのか、早くも上昇に転じています。
週間ではまだマイナスやけどな
第一段階を抜けたS&P500
昨日のS&P500は大きく上昇したことで、終値では3,960まで上げています。
昨日の大きな上昇によって200日移動平均線を突破しており、第一段階は抜けたと考えています。
しかし、その後も『4,000の壁』『50日移動平均線』『上昇トレンドのレジスタンス』など、上昇するためにはまだまだ突破しなければならない壁がたくさんあります。
ただすでにMACDは上を向こうとしていますので、1週間ほどは上昇傾向が続くと考えています。
FOMC待ちね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ファースト・リパブリック支援で地銀回復
ファースト・リパブリック・バンクの支援策がまとまったことが好感され、大きく売られていた地銀の株価が回復しています。
複数の大手銀行が合計で約300億ドルを同行に預け入れることで救済されるようです。
イエレン米財務長官も『銀行システムを巡る信頼の向上に寄与した』と証言しており、以前の米国のように金融機関の破綻によって経済が崩壊することはないことを示唆しました。
クレディ・スイスをめぐる懸念『問題ない』
クレディ・スイスはスイス国立銀行(中央銀行)から500億フラン与信枠を確保したことで、30億フラン相当の社債を買い戻す計画とのこと。
クレディ・スイスをめぐる動揺はもう少し続きそうですが、筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンクの会長も『何も問題はない』と語っています。
スイス事業のスピンオフやUBSグループによる買収など、さまざまな憶測が飛び交っていますが、米欧の規制当局による警戒は続きそうです。
銀行の借り入れ殺到でFRBから1週間で1600億ドル
FRBが貸し手として提供する2つの貸出制度を通じて、銀行による借り入れが1週間に1648億ドルに達しています。
2008年の金融危機時に記録した1110億ドルを大幅に超える過去最高を記録したという。
それでも今回は金融システムの破綻による景気後退は訪れないというのでしょうか?
マイクロソフトがofficeにGPT-4搭載へ
マイクロソフトがオープンAIのチャットGPTを使って、オフィスに『GPT-4』を搭載することを発表しました。
『Excel』『Powerpoint』『Outlook』『Word』といったソフトにAIベースのアシスタント機能を搭載することで、文書や電子メール、スライドなどを生成できるようになるといいます。
われわれの業務もガラッと変わりそうやな
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標の発表が続きますので、相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップしておきます。
来週はいよいよFOMCやな
まとめ
【金融懸念が和らぎナス2.5%上昇】ほんとに金融危機は来ないのか?をまとめます。
現在の米国市場は金融システムへの安堵によって株価を回復させています。
まだもう少し安心するには早いような気はしていますが、投資家の注目は政策金利に集まっているようです。
来週のFOMCでは3ヶ月ぶりのドットプロットが発表され、年末までにどこまで利下げに転じるのかに期待が寄せられています。
現在の株式相場に目を向けると、利上げの打ち止めと利下げの開始に期待することで株価が上昇しています。
これがこの先も続くとは考えにくいので、一旦は買われすぎている現状を受け流しておいた方が賢明かも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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