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昨日の米国市場は大きく反落しました。
中古車価格の上昇が再びインフレ懸念を高めたことや、グーグルの急落によって市場は全面的な売り相場となりました。
1月には上げ過ぎていた相場ですから、市場はどこかで下げ要因を探していたかのようです。
それでは2/8の米国市場を振り返り【グーグルが7%急落した理由】上げ過ぎた米国市場やはり反落について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
2/8米国市場の値動き
昨日の米国市場は再び反落となりました。
グーグルの株価が急落しているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きく反発した米主要3指数
前日上昇していた昨日の米国市場は、3指数そろって大きく反発しました。
・S&P500…▲1.11%
・ダウ…▲0.61%
・NASDAQ…▲1.68%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットが開いても大きく下落していきました。
全体的に下落していますが、バリューよりグロースの売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株はボコボコね!
なぜか低下した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.679から3.615に低下しました。
昨日の長期金利は、通常とは異なる値動きをしています。
利回りが下落ってことは債券は買われたってことになりますが、リスクオフ相場の中で債券トレーダーが買うとは考えにくい状況です。
株式市場から投資資金が
債券市場に流出したってことやろ
急騰したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の終値18.66から19.63に上昇しました。
ここまで上昇したのはおよそ10日ぶりのことで、20を超えてくるようだと今後も株式市場は下目線ということにいなります。
株価の逆の動きやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落しているように見えます。
グーグルやっちゃったわね!
AIチャットボットの『Bard』の不正確性が報道されたことで、GOOGL(アルファベット)の株価が▲7.44%の急落をしました。
他にもMETA(メタ)▲4.27%、AMZN(アマゾン)▲2.02%などが大きく下落しています。
大型株の急落を受けて市場全体が落ち込む中でも、上昇している銘柄もありました。
最近のテスラは好調すぎて少し警戒する必要があるくらいです。
その他、決算発表があった銘柄が上昇していますね。
やっぱり企業決算は重要やな
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・ヘルスケア…▲0.28%
・金融…▲0.32%
・素材…▲0.59%
・資本財…▲0.62%
・エネルギー…▲0.69%
・不動産…▲0.8%
・生活必需品…▲0.81%
・情報技術…▲0.85%
・一般消費財…▲1.32%
・公益事業…▲1.69%
・通信…▲4.27%
グーグルが大きく下げたことで通信セクターが急激に下落してます。
他にも公益事業と一般消費財が1%を超える下落でした。
上げ過ぎた相場には調整が入るの!
それでもまだ高すぎるS&P500
昨日のS&P500は反落して、終値では4,117にまで下げています。
前日の記事で『そのうち調整が入るでしょう』とお伝えしましたが、早速の調整です。
それでもRSIは60を超えていますので、まだ買われすぎを示していますね。
もう一段下を掘り下げる展開になると思いますが、その時は買い向かうチャンスかもしれません。
今年は基本的に上目線と考えてるわ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想外に上昇した中古車価格
米国の中古車価格が1月には予想外に大きく上昇しました。インフレ抑制のために利上げを続けるFRBにとっては頭の痛い問題が増えました。
一昨年に高騰したインフレの火付け役だった中古車価格ですが、2022年には15%下げていました。
それが再び上昇に転じたというのですから、市場は警戒せざるを得ませんね。
利上げ観測が高まっちゃうわね!
Bardの不正確が報じられグーグル株価急落
グーグル新たなAIチャットボットの『Bard』が、不正確な内容の回答を生成したと複数の報道があったことで、アルファベットの株価が急落しました。
そりゃAIと言えども全て正確な回答をするとは限らないですよね。それだけで親会社の価値がここまで下がるって、株式市場って怖い世界ですね
最近は株価が上げ過ぎてたから
下げる材料を探してたんやろ
カシュカリ総裁、賃金上昇と闘うために利上げ必要
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、先日の雇用統計の結果を受けて『賃金上昇と闘うため、金利はもっと高くなる必要がある』との考えを示しています。
ボストンでの質疑応答で『インフレに関して望ましい兆候もあるが、利上げが労働市場に影響を及ぼしていない』と答えています。
5.5%まで利上げするとかになったら
株式市場は急落するわね!
ディズニーは7000人削減と55億ドルの節減計画
ディズニーが7,000人の人員削減と、55億ドルのコスト節減計画を発表しました。
好決算を発表したディズニーの株価は、アフター+5.5%以上も上昇しており、アイガーCEOが復帰してから初の決算はおおむね好調と呼べそうです。
2月の注目イベントについて
2月も重要な経済指標の発表が続きます。
相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップして、注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。
来週はいよいよCPIやな
注目の決算発表
昨日も市場に影響のありそうな企業決算がありましたので、決算結果について見ていきたいと思います。
2/8(水)
・DIS(ディズニー)
・CVS(CVSヘルス)
・CME(CMEグループ)
・MPWR(モノリシック・パワー)
・MGM(MGMリゾーツ)
・DOCS(ドキシミティ)
・AFRM(アファーム)
昨日も注目の決算発表が多かったため、別の記事でアップしています。
今週の注目決算
今週も注目の決算発表が続きますが、重要と思われる銘柄をピックアップしました。
2/9(木)
・ABBV(アッヴィ)
・PEP(ペプシコ)
・SPGI(S&Pグローバル)
・PM(フィリップモリス)
・PYPL(ペイパル)
・MSI(モトローダ)
・HLT(ヒルトン)
今後も引き続き注目決算はウォッチしていきたいと思います。
まとめ
【グーグルが7%急落した理由】上げ過ぎた米国市場やはり反落をまとめます。
さすがに上げ過ぎてきた米国市場に調整が入った1日となりました。
それほど大きなニュースがなくてもこれだけ下げる相場ですから、悪いニュースが飛び込めばもっと大きな急落相場となりそうですね。
過熱しすぎた市場では、下げ要因を探している機関投資家が多くいるようです。
われわれはそのカモにならないように、警戒感を持って相場に臨みたいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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