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昨日の米国市場は3日ぶりに大きく上昇しました。
日本時間の2:30にパウエル議長がFOMC以来、公の場でインタビューに答えたことが大きな影響を与えています。
それにしても地球上のひとりの人間が、ここまで大きな影響力があるってFRB議長ってどんだけですかね。
それでは2/7の米国市場を振り返り【近い将来相場に急落来る!】パウエル議長の発言で揺らぐ米国市場について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
2/7米国市場の値動き
昨日の米国市場は3日ぶりの大きな上昇となりました。
パウエル議長のコメントが市場に大きな影響を与えたようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きく反発した米主要3指数
2日続落していた昨日の米国市場は、3指数そろって大きく反発しました。
・S&P500…+1.29%
・ダウ…+0.78%
・NASDAQ…+1.90%
プレマーケットでは売られていた相場は、パウエル議長のコメント待ちといった静観が続きました。
日本時間の深夜2:30からパウエル議長の話がはじまると、一旦は急激に上昇していき、直後に反落したあとはジリジリと上昇していく展開となりました。
全体的に上昇していますが、大型グロースの買い圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株はマチマチだったわ!
差が激しいな
続伸する長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.644から3.679に上昇しました。
1月は3.5をレンジにあまり変動のなかった長期金利ですが、2月に入り少し水準を上げてきました。
今年の株式の好調の要因のひとつに、長期金利が安定していることがあげられますが、これが急激に上昇するようなことがあれば要注意ですね。
パウエル発言で一旦急落しとる
反落したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の終値19.43から18.66に下落しました。
こちらもパウエル議長のコメントが出たときに、一旦の急落、その後上昇、また下落しています。
株価の逆やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることがわかります。
エネルギーが強かったわね!
トルコの地震により原油価格が上昇したことで、エネルギー銘柄のほとんどは上昇しています。
ウォーレンバフェット銘柄でも知られるOXY(オキシデンタル・ペトロリアム)は+4.96%の急騰です。
パウエル議長が発言した後に、特に上昇したのはメガテック株でした。
一方で、V(ベライゾン)▲1.77%、T(AT&T)▲1.69%、HD(ホームデポ)▲1.24%といった銘柄は下落していました。
テスラは一旦お休みやね
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。
・通信…+2.58%
・エネルギー…+2.56%
・情報技術…+2.39%
・金融…+1.16%
・素材…+0.94%
・ヘルスケア…+0.81%
・資本財…+0.47%
・一般消費財…+0.29%
・不動産…▲0.06%
・公益事業…▲0.25%
・生活必需品…▲0.4%
グーグルやメタの上昇にけん引された通信セクターが大きく上昇してます。
エネルギーと情報技術も2%を超える大きな上昇でした。
一方で、下げたのが生活必需品と公益事業、不動産といったディフェンシブセクターが弱い1日でした。
今は攻めの相場なのね!
どこかで調整が入りそうなS&P500
昨日のS&P500は3日ぶりに上昇して、終値では4,164にまで上げています。
昨年10月のボトムから+16.41%も上昇してきているS&P500ですが、またどこかで調整が入ると考えています。
MACDは現在もまだ+2σ付近をバンドウォークして、まだまだ上昇しそうなチャートをしていますが、今後も1月のような上昇を続けるようなら1年で70%も上昇してしまいますからね。
下がる月もあるわよ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
パウエル議長さらなる利上げもある
FRBのパウエル議長はワシントンで行われたインタビューで『さらなる利上げが必要になる』と語っています。
インタビューがはじまってすぐは、FOMCと変わらない姿勢に好感したに株式市場は急上昇しました。
1月の強い雇用統計を受けて、『相当な時間のかかるプロセスになる』と語っています。
コメントのひとつひとつが『タカ派』なのか『ハト派』なのかで、株価はぐわんぐわんに変動していましたね。
CFDポチポチで儲けさせてもらったわ!
マイクロソフトがチャットGPTを公開
話題のオープンAIの『ChatGPT』ですが、マイクロソフトは自社の検索エンジン『Bing』とブラウザー『Edge』の新バージョンを公開しました。
前日に発表されたグーグルのチャットボット『Bard』に対抗すべく、翌日に被せてくるあたりはバチバチを感じますね。
グーグルは出遅れたな
6%まで利上げ必要とシティが警告
楽観的な利上げ観測によって上昇している株式市場に対して、シティグループのモハメド・アパブハイ氏は『市場が織り込んでいない一つのリスクは、米政策金利が6%になることだ』と指摘しました。
前回FOMCで『あと複数回の利上げが必要』とパウエル議長が会見で語ったことで、市場予想はFRBのドットプロット通りの5.1%の範囲をターミナルレートとすることを織り込みました。
もしもターミナルレートが6%にまで引き上げられるようなことがあれば、債券も株式もボロボロに売られるでしょうね。
意外と無責任な発言するわね!
2月の注目イベントについて
2月も重要な経済指標の発表が続きます。
相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップして、注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。
来週はいよいよCPIやな
注目の決算発表
昨日も市場に影響のありそうな企業決算がありましたので、決算結果について見ていきたいと思います。
2/7(火)
・LIN(リンデ)
・VRTX(バーテックス)
・FISV(ファイサーブ)
・CMG(チポトレ)
・FTNT(フォーティネット)
・ENPH(エンフェーズエナジー)
・RCL(ロイヤル・カリビアン・クルーズ)
昨日も注目の決算発表が多かったため、別の記事でアップしています。
今週の注目決算
今週も注目の決算発表が続きますが、重要と思われる銘柄をピックアップしました。
2/8(水)
・DIS(ディズニー)
・CVS(CVSヘルス)
・CME(CMEグループ)
・MPWR(モノリシック・パワー)
・MGM(MGMリゾーツ)
・DOCS(ドキシミティ)
・AFRM(アファーム)
2/9(木)
・ABBV(アッヴィ)
・PEP(ペプシコ)
・SPGI(S&Pグローバル)
・PM(フィリップモリス)
・PYPL(ペイパル)
・MSI(モトローダ)
・HLT(ヒルトン)
今後も引き続き企業決算をウォッチしていきたいと思います。
まとめ
【近い将来相場に急落来る!】パウエル議長の発言で揺らぐ米国市場をまとめます。
昨夜はパウエル議長のインタビューによって株価が大きく揺らいだ米国市場ですが、さすがに上げすぎではないかと感じる水準にまで上昇してきました。
1月のように月間で+6%も上昇する相場が12ヶ月も続くようなら、年間で+72%上昇の超バブルとなってしまいます。
年間で2桁上昇が期待される2023年ですが、そろそろ調整が入ると思っていた方がメンタルには優しいと思いますよ。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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