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昨日の米国市場はほぼ横ばい相場となりましたが、わずかに下げたS&P500は4日連続の下落となりました。
前回FOMCの議事要旨が発表されましたが大きなサプライズはなく、これまで伝えられてきたメインシナリオは変わらないようです。
ただし、前回の会合の後に発表された経済指標については織り込んでいないので、次のFOMCでは意見変更することも考えられますね。
それでは2/22の米国市場を振り返り【4日続落のS&P500】サプライズなかったFOMC議事要旨について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
2/22 米国市場の値動き
昨日の米国市場は続落の相場から反転するかに見えましたが、終わってみれば横ばいとなりました。
前回FOMCの議事要旨が相場に影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
上がりきれなかった米主要3指数
昨日の米国市場は大きな変動なく、ほぼ横ばいとなりました。
・S&P500…▲0.16%
・ダウ…▲0.26%
・NASDAQ…+0.13%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると乱高下しました。
前日まで大きく下げていた相場が反転するかに思えたところで、引けにかけて一気に売られて終わってみれば3指数ともほぼ横ばいとなりました。
バリュー、グロース共に大型株のみが下落しています。
ハイパーグロース株は概ね好調よ!
わずかに低下した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.954から3.927に低下しました。
昨日の長期金利は日中には上昇したことで、一時は4%に近付く場面もありましたが、最終的には前日水準とほぼ変わらない水準にまで下げています。
もういつでも4%を超える準備ができているといった状況で、少しのきっかけで再び昨年の高値に向かうのではないかと考えています。
株式にとっては悪夢再びやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きな変動がなかったように見えます。
週末までは静観ね!
AMZN(アマゾン)やTSLA(テスラ)など大きく上昇した銘柄もありましたが、全体的には1%以上の変動をした銘柄は少なかったですね。
それでも上昇した銘柄をピックアップしてみました。
一方で、前日上昇したWMT(ウォルマート)が▲2.10%の反落をしており、他にもINTC(インテル)▲2.26%など大きく下落した銘柄もありました。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。
・一般消費財…+0.49%
・通信…+0.02%
・情報技術…+0.01%
・資本財…▲0.08%
・公益事業…▲0.19%
・生活必需品…▲0.2%
・金融…▲0.23%
・ヘルスケア…▲0.23%
・素材…▲0.39%
・エネルギー…▲0.77%
・不動産…▲0.89%
ほとんどのセクターが1%以上の変動はしていませんが、不動産とエネルギーはそれなりに下落しましたね。
もうエネルギーセクターは3ヶ月ほど高値を付けることができていません。
一方で、一般消費財や通信、情報技術セクターは好調といってよさそうです。
1月がウソのようやな
50日にタッチしたS&P500
昨日のS&P500はわずかに下落して、終値では3,991まで下げました。
4日連続で下げたS&P500ですが、昨日は何とか50日移動平均線に支えられました。
とはいえ、MACDも下を向いていますので、このまま200日移動平均線をターゲットに下げていく公算が高まります。
年初来の上昇を半分以上
吐き出してしまったわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
サプライズなかったFOMC議事要旨
1/31ー2/1で開催された前回のFOMCの議事要旨が発表されましたが、おおむね伝えられてきた通りの内容でサプライズはなかったようです。
インフレ率が2%に向かうまでは、政策金利を引き上げるべきだといった見解は一致しているようです。
ほとんどの参加者が0.25%の引き上げを支持する中で、数人は0.5%利上げが好ましいと考えたようですが、議決権のないタカ派の総裁だったことが推測されます。
あの2人は間違いないやろな
アップルウォッチで血糖値が測定できる?
アップルは血糖値測定機能の開発で、大きく進展していることを明らかにしました。
針を刺すことなく血液中のブドウ糖を測定できる技術で、最終的にはアップルウォッチへの搭載を検討しているようです。
とうとうアップルがヘルスケアに参入するようになると、再び大きなインベーションを起こすかもしれませんね。
インテルが大幅減配を発表
インテルが四半期配当を1株あたり12.5セントに引き下げることを発表しました。現在の36.5セントからの大幅減配となり、6月の分配から実装されるとのこと。
業績の落ち込みを理由にコスト削減を進めているインテルですが、16年ぶりの低配当に投資家は嫌気したようです。
現在5.5%を超える高配当だけど
配当目的の投資家はガッカリよね
2月の注目イベントについて
2月も重要な経済指標の発表が続きます。
相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップして、注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。
次はFRBも注目のデフレーターやな
まとめ
【4日続落のS&P500】サプライズなかったFOMC議事要旨をまとめます。
サプライズのなかったFOMC議事要旨によっても株価が上がることのなかった米国市場において、1月に高まっていた投資家の楽観はどこかに消えてしまったようです。
『インフレ抑制のために政策金利を引き上げる』といったFRBのメインシナリオは来年にまで続くような気がしています。
1月の上昇で気を良くした投資家も多いと思いますが、過度な期待は禁物のようです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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