⇩クリックでランキングの応援をしてください。
(応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。)
昨日の米国市場は3指数そろって大きく下落しました。
予想以上に上振れした生産者物価指数(PPI)に利上げ観測が高まったことで長期金利は急騰しました。
一方で、FRBのタカ派メンバーが次回FOMCで0.5%の利上げを支持する姿勢を見せたことで、株式市場の売り圧力を高めたようです。
それでは2/16の米国市場を振り返り【株価急落】スタグフレーションの可能性に0.5%利上げはあるのか?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
2/16 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落したことで、ナスダックは4日ぶりの下げ相場となりました。
生産者物価指数の発表などが長期金利に影響されたようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
そろって下落した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともに下落しました。
・S&P500…▲1.38%
・ダウ…▲1.26%
・NASDAQ…▲1.78%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしてもプラ転することはありませんでした。
ジリジリと回復した分も、引けにかけて大きく下落していきました。
昨日は全体的に下落しましたが、特に大型株の売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株はガタ落ちよ!
続伸する長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.814から3.906に上昇しました。
2月に入ってから上がり続けている長期金利ですが、とうとう4%を意識する水準にまで上げています。
このまま4%を超えるようなら昨年11月以来となり、株式市場の下落につながります。
12月の悪夢が蘇るな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落しているように見えます。
大型株が弱いわね!
CSCO(シスコ・システムズ)は好決算により+5.24%の急騰していますが、他には上昇している銘柄は数えるほどしかありません。
特に大型株の急落が目立ちますね。
他にも、これまで好調だったレジャー関連銘柄も大きく下げました。
全部安のリスクオフやったな
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・素材…▲0.32%
・生活必需品…▲0.77%
・金融…▲0.82%
・エネルギー…▲0.85%
・公益事業…▲0.85%
・不動産…▲0.9%
・資本財…▲0.91%
・ヘルスケア…▲1.03%
・通信…▲1.25%
・一般消費財…▲1.64%
・情報技術…▲2.05%
下落相場となると昨年も弱かった3セクター(情報技術、一般消費財、通信)が、大きく崩れますね。
上げも大きいだけに下げも大きな3セクターは、今年もリスクの高いセクターと言えそうです。
一方で、素材セクターの下落は限定的で、3ヶ月、半年のパフォーマンスを見てもそれなりの上昇をしていますので、現在のような相場では持っていて安心できるセクターのようです。
支持線でサポートされるS&P500
昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,090まで下げました。
2月に入りヨコヨコの相場が続いていますが、なんとか昨年12月の高値をサポートラインとして支持されています。
とはいえ、このまま下落が続き50日移動平均線などを下抜けしてしまうと、一気に年初来安値を掘り下げる展開となるかも知れません。
なんとか4,000は維持したいわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
大幅増となった生産者物価指数(PPI)
1月の生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが、予想を上回り昨年6月以来の大幅増となりました。
根強いインフレ圧力によって、今後の追加利上げを後押しする可能性が出てきました。
6月にはターミナルレートの5.25-5.50に達する予想となっていますが、FRB高官の中にはさらにタカ派の発言が聞かれました。
インフレの減速が予測されてただけに
株式市場にとってはショックやな
株価が上昇するには厳しい状況ね!
大幅悪化した2月のフィラデルフィア連銀景気指数
2月のフィラデルフィア連銀景気指数が発表されましたが、予想を大きく下回り大幅悪化していました。
投入コストの伸びが10ヶ月ぶりに加速する一方で、受取価格の伸びは大幅に鈍化していました。
内訳の新規受注、出荷、納期、従業員数を示す指標も全て低下していました。
足元の景気は減速してるわね!
スタグフレーションの可能性出てきたな
0.5%の利上げを示唆するFRB高官
1月末のFOMCで0.5%の利上げを支持していたタカ派の2人は、次回の会合でも0.5%の利上げを支持する可能性があることを明らかにしました。
タカ派として知られるクリーブランド連銀のメスター総裁とセントルイス連銀のブラード総裁は、FOMCで0.5%引き上げる説得力ある経済的論拠があると考えていたようです。
2人とも投票権はないんやけどな
2月の注目イベントについて
2月も重要な経済指標の発表が続きます。
相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップして、注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。
当分重要な経済指標はないな
まとめ
【株価急落】スタグフレーションの可能性に0.5%利上げはあるのか?をまとめます。
先日の消費者物価指数(CPI)に続いて、生産者物価指数(PPI)もインフレ減速に陰りが見えています。
FRBのドットプロットよりも低いターミナルレートを予想していた市場も、いよいよ楽観がなくなってきました。
まだ年内の利下げを予想している市場ですから、次回FOMCでタカ派発言などがあれば、もう一段安の株価が待っているかも知れません。
われわれ個人投資家も、急落する可能性をどこかで覚悟しておいた方が賢明ですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります
SBI証券の新サービス『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『+15%の紹介特典』がもらえるURLです。
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。
コメント