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Follow @RamTky昨日の米国市場は大きく上昇しました。
雇用統計が発表され予想を上回る強い雇用に利上げ観測が高まりましたが、株価は上昇していきました。
少しちぐはぐな相場とも見て取れる状況に、われわれ個人投資家も手放しに喜んではいられないと考えています。
それでは10/6の米国市場を振り返り、【米国市場に株価反転のサイン】強い雇用統計に利上げ観測高まるについて解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
10/6 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
雇用統計が大きく影響していますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きく上昇した米主要3指数
・S&P500…+1.18%
・ダウ…+0.87%
・NASDAQ…+1.60%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
日本時間の21:30に雇用統計が発表された時には株価が急落していったのですが、投資家のセンチメントはポジティブだったようです。
材料が出たので事実売りね!
ハイパーグロース株は爆上げやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.717から4.795に上昇しました。
雇用統計が発表された瞬間には4.9に近付くまでに急騰した長期金利ですが、その後は徐々に水準を切り下げていきました。
それでもまだ前日よりも高いところまでしか下げていませんので、長期金利はまだ上がりやすい市場が続いています。
急上昇しなければ株価は上がれるな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。
バリューは弱かったわね!
マグニフィセント7はすべて上昇しておりテスラは+0.18%と小幅な上昇でしたが、メタやマイクロソフトは大きく上昇しています。
パイオニア・ナチュラル・リソーシズはエクソンモービルが買収するといったニュースが飛び込んできたことで爆上げしています。逆にエクソンは下落ですね。
一方で、大きく下落した銘柄もありVZ(ベライゾン)▲3.05%、T(AT&T)▲2.56%、COST(コストコ)▲2.10%、XOM(エクソンモービル)▲1.67%、MCD(マクドナルド)▲1.59%などバリュー株の一部が売り込まれました。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。
・情報技術…+2.02%
・通信…+1.74%
・素材…+1.38%
・資本財…+1.23%
・公益事業…+1.21%
・一般消費財…+1.0%
・ヘルスケア…+1.0%
・エネルギー…+0.98%
・金融…+0.81%
・不動産…+0.23%
・生活必需品…▲0.41%
情報技術セクターは2%を超える大きな上昇をしました。半導体からソフトウェアまで全般的に買われました。
通信セクターはメタやディズニーの大きな上昇にけん引されました。
7セクターが1%以上の上昇をする中で、生活必需品セクターだけが下落しています。前日のコカ・コーラやペプシの急落が他の銘柄にも飛び火したようです。
上昇相場ではハイテクが強いな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は上昇して、終値では4,308まで上げました。(+1.18%)
2ヶ月にわたり下落を続けてきたS&P500ですが、昨日は非常に良い兆候が見えました。
前日までの4日間のローソク足を包む『包み足』が出ました。
出来高が伴なっていなことが少し心配ですが、相場の転換点となるブリッシュリバーサルの可能性があります。
来週の相場がはじまり3日間ほど上昇を続けるようなら、上昇トレンドに転じたと判断してもよいかも知れません。
来週に注目ね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を上回る9月の雇用統計
9月の雇用統計が発表されましたが、予想を大きく上回る雇用者数に追加利上げ観測が高まりました。
【失業率】
結果 3.8%(予想 3.7%)
前回 3.8%
【非農業部門雇用者数】
結果 33.6万人増(予想 17.0万人増)
前回 18.7万人増(修正値 22.7万人増)
【平均時給(前年同期比)】
結果 4.2%増(前回 4.3%増)
前月比 0.2%増(前回 0.2%増)予想0.3%増
失業率は先月と変わらず予想をわずかに上回りましたが、非農業部門の雇用者数は予想の2倍近い強い数字が発表されました。
平均時給は先月と変わらぬ伸びで、落ち着きを取り戻した様子。
雇用は娯楽・ホスピタリティーで増加
ヘルスケア、専門職・ビジネスサービスでも急増
労働需給のミスマッチは改善
労働力人口の生産年齢人口に占める割合は前月と同じ62.8%
ここまで強い雇用が発表されると次回FOMCでの追加利上げの可能性が高まります。
わずかですが市場も11月の利上げを予想する割合が高まっています。
株価は下がってもおかしくないわ!
自動車労組スト拡大見送りへ
自動車労組はフォード、GM、ステランティスでのストライキの拡大を見送る協議が進展しました。
GMのテキサス工場へのスト拡大を準備していましたが、ストが新たな工場に拡大しなかったのはここ3週間で初めてのことです。
自動車労組の委員長は『われわれが目的もなくストを実施することはない』と言っていますが、強引条件がきつ過ぎるようにも思えますね。
早く落ち着いて欲しいな
メスター総裁『利上げはデータ次第』変わらず
クリーブランド連銀のメスター総裁は、昨日の強い雇用統計を受けてもなお『利上げはデータ次第』といった姿勢を崩すことはありませんでした。
『労働市場は依然として強くインフレ率はまだ高すぎる』としながらも、インフレの水準は徐々に改善しつつあることを認めながらも、今後の経済指標の発表によって政策金利の決定会合に向かうようです。
インフレ率の低下が見られなければ
次回FOMCでの利上げもあるわね!
10月の注目イベントについて
10月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
経済指標を確認するのに
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まとめ
【米国市場に株価反転のサイン】強い雇用統計に利上げ観測高まるをまとめます。
昨日の米国市場は大きな上昇となりました。
強い雇用統計が発表されたことでプレマーケットでは株価が急落する場面もありましたが、マーケットは買い圧力によって支えられました。
テクニカル的には反転のサインともとれる急騰をしていますが、市場を取り巻く環境がそれを許すかには疑問が残ります。
個人的には少しづつ買い増しをし始めていますが、もう少し株価を掘り下げていく展開が待っているとも考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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