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Follow @RamTky昨日の米国市場は消費者物価指数(CPI)の発表を受けて下落しました。
下がり切れないインフレ率に対してFRBの利上げが正当化され長期金利も上昇、ドルはさらに売られたことで1ドル150円に迫る勢いですね。
ただ、それほど市場に大きなサプライズはなく株式へのダメージも限定的でした。
それでは10/12の米国市場を振り返り、【4日続伸で上昇はストップ】鈍化したインフレ低下に利上げ観測高まるについて解説していきます。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
10/12 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
消費者物価指数(CPI)の発表が影響したと考えていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
反落した米主要3指数
・S&P500…▲0.62%
・ダウ…▲0.51%
・NASDAQ…▲0.63%
プレマーケットではわずかに買われていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックは上昇、ダウは下落していきました。
一見するとCPIは無事に通過したのかと思っていたのですが、午後になると3指数そろって急落していきました。
連日上げ過ぎてきた分の反落よ!
ハイパーグロース株はボコボコやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.554から4.692に上昇しました。
前日まで低下を続けてきた長期金利ですが、昨日は急騰しました。
消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、利上げ観測の高まりから債券が売られたようです。
ほぼ予想通りの結果だったCPIを受けてもなお利回りが上昇するようだと、利回り上昇のトレンドはまだ終わっていないのかも知れません。
実際に利下げがはじまるまでは
高いままかも知れんな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることがわかります。
上昇銘柄はまばらだったわね!
GAFAMもまばらなパフォーマンスで、アップルとアマゾンが上昇するなかでメタ、グーグル、マイクロソフトは下落しました。
半導体には上昇した銘柄が多く、半導体製造装置はそろって急騰しています。
ブロードコムはクラウドソリューションを提供するVMウェアの買収について、中国が承認するといったニュースで株価を急騰させています。
建設資材の小売りを手掛けるファスナルは決算が好感されての爆上げですね。
一方で、ヘルスケアや小売り、生活必需品には大きく下落した銘柄も多く、ABT(アボット・ラボラトリーズ)▲2.65%、DHR(ダナハー)▲3.21%、BSX(ボストン・サイエンティフィック)▲4.46%、MNST(モンスタービバレッジ)▲4.15%、KDP(ドクターペッパー)▲4.75%、LAW(ロウズ)▲3.14%と急落しています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+0.06%
・情報技術…▲0.21%
・金融…▲0.87%
・通信…▲1.11%
・ヘルスケア…▲1.17%
・資本財…▲1.18%
・一般消費財…▲1.32%
・生活必需品…▲1.46%
・不動産…▲1.54%
・公益事業…▲1.7%
・素材…▲1.73%
エネルギーセクターが唯一のプラスでしたが、その上昇幅は限定的でした。
前日には大きく上昇していた公益事業や不動産はやはり大きなマイナスに転じています。
今週に入りセクターのローテーションが見えはじめたと考えていたのですが、やはり今年のトレンドと言うのはもう少し続きそうですね。
上げ相場ではハイテク株やな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は下落して、終値では4,349まで下げました。(▲0.62%)
前日まで4日連続の上昇をしてきたS&P500ですが、昨日は一旦の調整(下落)となりました。
とはいえ、上昇圧力は強く昨日もサポートラインで反発して下ヒゲをつけていますので、まだもう少し上昇の余地がありそうです。
MACDも上を向いておりもう少しで上昇トレンド入りしそうですから、今夜から本格化する決算発表に注目が集まります。
まずは銀行株からよ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
おおむね予想通りの消費者物価指数(CPI)
9月の消費者物価指数(CPI)の発表がありましたが、おおむね市場予想通りとなりました。
コア指数が前月比ベースで0.3%とやや高めの伸びを見せたことで、利上げ観測は高まったようです。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…3.7%(予想…3.6%)
・前回…3.7%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.3%)
・前回…0.6%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…4.1%(予想…4.1%)
・前回…4.3%
〈前月比〉
・結果…0.3%(予想…0.3%)
・前回…0.3%
・住居費や自動車保険、娯楽サービスが上昇
・中古車は大幅な低下
・自動車部品は過去最大の下げ
・住居費は大幅上昇
・ホテル宿泊費は直近2年で最大の伸び
・帰属家賃は急加速で2月以来の高い伸び
・食品は価格上昇ペースが鈍化し
・衣料品は大幅な低下
全体的にはインフレ率それほどの低下が見られず、もう1回の政策金利引き上げの観測を高める結果となりました。
労働市場が強いの!
ボストン連銀総裁も追加利上げの必要性見直し
ボストン連銀のコリンズ総裁は、最近の米国債利回りの上昇が続くようなら追加利上げの必要性が低下するかもしれないとの認識を示しました。
9月FOMCで発表されたドットプロットでは年内にあと1回の利上げを示唆したFRBでしたが、政策金利を上げなくとも市場金利が金融の引き締めを肩代わりしてくれると考えているようです。
コリンズ総裁は引き締めサイクルはピークにある可能性があるとしハト派よりの発言をしていますが、今年のFOMCでの議決権は持っていません。
ハト派が増えてきたな
それでもなお、年内に利上げをすると予想している割合は30%を超えていますね。
ドル円150円視野に入り為替介入警戒
昨日発表された米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、利上げ観測が高まったことから東京為替市場では1ドル149円後半で推移。
再び150円が視野に入ったことで、為替介入への警戒感が高まりました。
現在の円安は経済指標を受けた正常な変動であり、投機筋による急激な高騰ではないことからまだ介入となることはないと考えていますが、次に急激な変動があれば介入の可能性が高まりますね。
ドルが高すぎると追加投資がしにくいわ!
10月の注目イベントについて
10月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。
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まとめ
【4日続伸で上昇はストップ】鈍化したインフレ低下に利上げ観測高まるをまとめます。
4日続伸してきた米国市場ですが、昨日の相場は反落しました。
消費者物価指数(CPI)はおおむね予想通りでしたが、インフレ低下が鈍化していることを受けて利上げ観測が高まりました。
それでもなお株価押し上げの圧力も高く、決算発表次第では個人的にはまだまだ上がっていけると考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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