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昨日の米国市場は、初日の下落から一転して上昇となりました。12月のFOMC議事要旨が公表され、1日のうちで大きく上昇と下落をくりかえす激しい相場となりました。
ストラテジストの中には2023年も▲16%といった2桁下落を予想する人もいるようです。
それでは1/4の米国市場を振り返り【2023年も米国市場は2桁下落する?】今年2日目の相場は大きな反転について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
1/4米国市場の値動き
2023年2日目の米国市場は、大きなボラティリティをともないながら上昇していきました。
12月のFOMC議事要旨が公表されましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
最終的には上昇した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともに上昇した1日となりました。
・S&P500…+0.75%
・ダウ…+0.40%
・NASDAQ…+0.69%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると間もなく下落していきました。
その後、一旦は大きく上昇するも、引けにかけて下落と上昇をくりかえしながら、最終的には買い戻されるといった激動の1日となりました。
大型のグロース株以外は買い圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株は
爆上げ銘柄もあったわ!
続落した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.726から3.694に低下しました。
前日に急落した長期金利は、昨日も引き続き低下しました。債券市場には大きな買いが入っており、2023年の市場は楽観視されているようです。
あまり楽観が広がるのは怖いな
反落したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の終値22.90から22.01に低下しました。
前日には大きく上昇したVIXですが、昨日は一転して反落しました。
債券市場に買いが入っていることが影響されているようですが、まだ株価が上がるようなマクロ環境ではないため、今後のVIXは上目線だと考えています。
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S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、明暗がはっきり分かれた相場観が見えました。
珍しくマイクロソフトが急落してるわ!
全体的には上昇した銘柄の方が多く見えますが、マイクロソフトが▲4.37%と急落しているのが目立ちます。
他にもグーグルが▲1.17%、アマゾンが▲0.79%と下げていますが、ファイザーが▲2.20%、ユナイテッドヘルスが▲2.73%と大きく下落しています。
一方で、テスラが+5.13%と大きく反発していましたが、半導体銘柄の高騰が目立ちましたね。
他にも、大きく上昇した銘柄もあり、DIS(ディズニー)+3.38%、NFLX(ネットフリックス)+4.90%、CRM(セールスフォース)+3.57%、PYPL(ペイパル)+4.17%などは好調でした。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。
・一般消費財…+2.67%
・不動産…+2.27%
・素材…+2.05%
・金融…+1.85%
・公益事業…+1.06%
・通信…+0.97%
・資本財…+0.7%
・生活必需品…+0.55%
・ヘルスケア…+0.47%
・情報技術…+0.47%
・エネルギー…▲0.02%
エネルギーセクターのみマイナスとなりましたが、その下落幅も限定的でした。
もっとも上昇したセクターは一般消費財でしたが、テスラの高騰にけん引されたようです。また、不動産も素材も2%以上の上昇をしており、昨日は全面リスクオン相場となりました。
2023年のエネルギーは
厳しいスタートになったわね!
ボックス相場の形成をはじめたS&P500
2023年2日目のS&P500は上昇となりましたが、出来高も徐々に増えてきたようです。
昨日のS&P500の終値は3,853となり、昨年12月16日の終値まで戻しています。11月末の高値までは、あと5.9%といったところまで回復しています。
昨年から続く下落トレンドのラインからは外れて、およそ11日間のボックス相場を形成しています。
1月は上昇相場になるといいわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
12月FOMCの議事要旨が公表
昨年の12月13、14両日に行われたFOMCの議事要旨が公表されました。内容は政策金利を高水準に維持するといった、FRBの強い意志を過小評価するなといったタカ派のものでした。
市場では2023年中に利下げに転じるだろうとの予測が広まっていますが、FRBが投資家に太いくぎを打つ形となり、インフレ率を目標の2%に向けて押し下げるFOMCの決意を固める議事要旨でした。
今年初めのFOMCは1/31、2/1の両日に予定されており、政策金利の発表は2/1となります。ここでさらにタカ派意見を押し通すようなら、株式市場の一段安が懸念されます。
2008年以来の大幅低下となった製造業
12月のISM製造業景気指数が発表されましたが、製造業の景気は2008年以来の大幅な低下となりました。
12月景気指数
・結果…48.4(予想…48.6)
・前回…49.0
*2020年5月以来の低水準
ISM非製造業景気指数は4ヶ月連続で低下しており、政策金利の上昇が確実に景気を押し下げていることが示されました。
2ヶ月連続で50を切って景気縮小を示した製造業ですが、インフレの抑制が完了するまでに景気後退を避けることは難しいと考えています。
FRBの思う通りには動いているわね!
アマゾン1万8000人の人員削減を計画
世界最大のEコマース事業を展開するアマゾンは、昨日のアフターマーケットで1万8000人の人員削減を計画をしていることを明らかにしました。
昨年から開始した人員削減は1万人を対象と予想されていましたが、1万8000人となると従業員全体の1%に上るという。
このレイオフの発表を受けて、アマゾンの株価はアフターマーケットで+1.71%上昇しています。
マイクロソフトの投資判断引き下げにより急落
マイクロソフトの株価が1日で▲4.37%と急落していますが、UBSグループが同社の投資判断を引き下げたことが影響しているようです。
クラウドコンピューティング事業の『アジュール』は、マイクロソフトの成長エンジンと評価していますが、成長減速局面に入りつつあると23年には想定より悪い状況になる恐れがあると指摘しました。
こんな急落は珍しいな
2023年も米国市場は2桁下落を予想
米国の著名ストラテジストが、2023年のS&P500は▲16%下落すると予想しました。2年連続で2桁下落となれば、2002年以来となり100年の歴史の中で5回目となります。
これを予想したストラテジストは、昨年のインスティチューショナル・インベスター誌調査で3位に選ばれたカントロウィッツ氏でした。2023年末のS&P500指数が3,225まで下落するといった予想は、ブルームバーグが調査する予想の中でもっとも低い数値でした。
今月の注目イベントについて
今月も重要な経済指標の発表をはじめ、米国市場に大きな影響を与えそうなイベントが目白押しです。
1月も雇用統計や消費者物価指数など重要な経済指標の発表が続きます。今後も注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。
まとめ
【2023年も米国市場は2桁下落する?】今年2日目の相場は大きな反転をまとめます。
2023年の取引初日は下落でスタートしましたが、2日目の昨日は反発しました。
12月のFOMC議事要旨がでは、FRBの強い意志を感じるタカ派の内容でしたが、市場はどう受け止めるのでしょうか?
2023年も2桁下落を予想するストラテジストもいるようですが、今年も淡々と安値を拾っていきたいと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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