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こんにちは!
ドルベースの評価額がヒドいことになった
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場はFOMCの影響が残り3日連続の下落となりました。
一方で、為替が146円に近付いたことで日銀による為替介入が入ったようです。
このまま株安、円高に向かうようなことがあれば、米国株に投資をしている日本人にとってはリーマンショックの再来ということにもなりかねません。
とはいえ、円安トレンドは簡単には解消することはないでしょうし、株価はいつか戻ってくれると楽観視しています。
それでは9/22の米国市場を振り返り米国株は3日連続の下落止まらず【日銀の為替介入もその場しのぎか?】について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
為替介入について解説してるで
9/22米国市場の値動き
昨日の米国市場はFOMCの影響が残り続落をして1週間を終えました。
これで下落トレンドは1ヶ月以上も続いていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
続落が止まらない米主要3指数
昨日の米国市場は前日に続き下落しました。
・S&P500…▲0.65%
・ダウ…▲0.38%
・NASDAQ…▲1.39%
マーケットオープンとともに下落をはじめた米主要3指数は、終始買い戻されることのない展開となりました。
引けにかけてショートカバーが入り回復の兆しが見えましたが、大引けには一気に売られたことでナスダックを中心に3指数とも下落で引けました。
もう少し下落は続きそうやな
バリューよりもグロースの下落が大きく、特に中小型株の急落が目立ちました。
ハイパーグロース株はボコボコよ!
一気に高騰していった長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、一気に高騰していきました。
これまでも上昇を続けてきた長期金利ですが、昨日は1日で5%以上も急騰して3.7を超える水準にまで達しています。
一方で、短期債利回りの上昇は限定的だったため、逆イールドカーブも少し緩やかになりました。
なぜか上がらなかったVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、株式市場が下落する中でなぜか上昇しませんでした。
S&P500が下げる中でVIXは上がらないと言うのは、先物市場ではS&P500はそこまで売り込まれていないことを示します。
市場に恐怖が広がらない限り株価は底打ちしないと考えられるため、VIXが30を上回らないうちはS&P500は下げ目線であると言えそうです。
株式市場は楽観視しとるんやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全体を通して下落を示す赤が多く感じます。
ヘルスケアが激強だったわね!
MSFT(マイクロソフト)が+0.85%、CRM(セールスフォース)+1.71%、VZ(ベライゾン)+1.14%、GOOG(アルファベット)+0.56%、META(メタ・プラットフォームズ)+0.49%など上昇した銘柄もありましたが、昨日は何と言ってもヘルスケア銘柄の上昇が目立ちました。
景気後退が意識されはじめて
ヘルスケアが注目を集めとるな
一方で、NVDA(エヌビディア)は▲5.28%と急落していますが、年初来で半値以下となり高値からも▲63%の暴落となりました。
また、TSLA(テスラ)も▲4.06%の急落をしていますが、バッドニュースがあったようです。
あとで詳しく解説するわ!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、前日に続き11セクター全てが下落した1日となりました。
・ヘルスケア…▲0.02%
・通信…▲0.13%
・素材…▲0.28%
・公益事業…▲0.37%
・生活必需品…▲0.38%
・エネルギー…▲0.4%
・不動産…▲1.25%
・金融…▲1.45%
・情報技術…▲1.49%
・資本財…▲1.68%
・一般消費財…▲2.17%
ディフェンシブセクターのヘルスケアセクターの下げ幅は限定的でしたが、3日連続で全セクター下落するといったリスクオフ相場が続きます。
資本財、情報技術、金融、不動産セクターは1%以上の下落となりましたが、一般消費財セクターは唯一の▲2%以上の下落幅を記録してしまいました。
テスラが足を引っ張ったわね!
S&P500は完全なる下目線
昨日も続落したS&P500ですが、テクニカル的には6月の安値を試す展開となりました。
6月の安値まではダウンサイドが2.5%しか残っておらず、明日にでも下抜けしてしまう可能性もあります。
S&P500は完全なる下目線となってしまい、3,660でもサポートされなければどこまで下落してしまうかわからない状況です。
年初来安値の更新も近そうね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
テスラ110万台リコールで株価急落
テスラは自社が販売する110万台近くがリコール対象となることを発表しました。
パワーウインドの閉まる速度が速過ぎてケガにつながる恐れがあるということが米運輸省に指摘されたようです。届け出によれば、障害物を検知する機能が正しく働かず、ウインドーが必要以上の勢いで閉まる恐れがあるということです。
販売開始は5年も前なのに
今さら感ハンパないわ
リコール対象車はモデルS、3、X、Yの4車種すべてですが、『オーバー・ジ・エアー』と呼ばれる機能を活用してソフトウエアを無線通信で更新するってとこが、さすが電気自動車って感じですね。
先進国はそろって利上げ。日本は、、、
先進国がそろって利上げを発表しています。
インフレを退治するために加熱しすぎた経済を冷やすための処置となりますが、経済に痛みを伴ったとしても消費者の負担を減らすための政策をとっています。
これまでマイナス金利を維持してきたスイスですら、利上げによって政策金利は8年ぶりにプラスとなりました。
欧州のマイナス金利時代は終わりを告げると共に、マイナス金利を維持するのは世界で日本のみとなりました。
もう低金利を維持しても
景気にテコ入れとはならないわよ!
円安が続けば国民の生活は苦しくなる一方やな
日本の為替介入も一時的
今年の3月から円安の流れが止まらず、半年で25%のドル高が進行しています。
日本に住んでいる我々も肌感で円安を感じるようになり、徐々に生活にも圧力がかかってきました。
日銀はゼロ金利政策を継続する姿勢を崩さず、相変わらず『指値オペ』を実施しているようです。
そんな中、昨日の夕方に1ドル=146円に近付いた時点で為替介入(円買いドル売り)が入ったことで、一時1ドル=140円36銭にまで低下しました。
日銀による為替介入は24年ぶりのことですが、これで円安トレンドが反転するとはとても思えず、一時の反応でしかないことは各国も承知しているようです。
米国株は3日連続の下落止まらず【日銀の為替介入もその場しのぎか?】 まとめ
米国株は3日連続の下落止まらず【日銀の為替介入もその場しのぎか?】をまとめます。
昨日の米国市場はFOMCの結果を受けて3日連続の下落となりました。
日銀の為替介入により円安は一時的に反転しましたが、ドル高トレンドが止まる様子もありません。
我々個人投資家にとっては難しい投資環境が続きそうですが、コツコツと積立投資は続けていきたいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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