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こんにちは!
昨日も下落を覚悟していた
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場はFOMCを受けて下落しました。
サプライズまではなかった内容でしたが、パウエル議長のスピーチではタカ派を維持する意思が感じられました。
相場は下落しましたが、個人的にはまだまだ株価は大底ではないような気がしています。
それでは9/21の米国市場を振り返り【米国株はFOMCを受けて下落】恐怖の足りない相場はまだ大底ではないについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
FOMCについて解説してるで
9/21米国市場の値動き
昨日の米国市場はFOMCの結果を受けて連日の下落となりました。
注目のパウエル議長のスピーチが気になりますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
FOMCで揺れ動いた米主要3指数
昨日の米国市場はFOMCを受けて、大きく揺れ動いたのちに下落しました。
・S&P500…▲1.56%
・ダウ…▲1.71%
・NASDAQ…▲1.80%
プレマーケットでわずかに反発した相場は、マーケットがオープンするとFOMCの声明文が発表されるまでは横ばいとなりました。
声明文が発表されると急落した相場は、パウエル議長のスピーチによって一時は回復するも引けにかけて下落していきました。
やっぱりあく抜けしていなかったな
全体的に下落した相場となりましたが、大型株の売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株は
意外と持ちこたえていたわよ!
債券に買いが入り低下した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、債券に買いが入ったことで低下しました。
株式市場が長期の下落が示唆される中で、利回りが上昇した安全資産の債券に買いが入っているようです。
一方で、短期債利回りは上昇を続け、1年、2年、3年債利回りは4%の大台に到達しています。
イールドカーブのスティープル化(逆イールドがきつくなる現象)が進む中で、リセッションは避けられない可能性が高まります。
水準を切り上げてきたVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、さらに水準を切り上げてきました。
前日より3%ほど上昇しており、一瞬だけ30に到達する場面もありました。
市場の不透明性が続くようなら、このまま水準を切り上げていきそうですが、相場が大底を付けるためには一気に40に上昇するなどの恐怖の高まりが必要です。
まだ株式の底は見えんか
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることがわかります。
またこんな景色なのね!
NVDA(エヌビディア)のように+0.65%上昇した銘柄もありますが、連日上昇してきたAAPL(アップル)を含めてほとんどの銘柄が下落しています。
TSLA(テスラ)▲2.99%や
AMZN(アマゾン)▲2.57%なんか
大きく下げた銘柄も多いな
FOMCでの利上げ観測などを受けて株式市場は総悲観となりましたが、生活必需品セクターには上昇した銘柄もありました。
これまで景気後退は来ないのではないかと楽観視されてきた相場でしたが、昨日のパウエル議長のスピーチを受けて、一気にディフェンシブ銘柄が台頭してきました。
今後もディフェンシブ銘柄には注目ね!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、前日に続き11セクター全てが下落した1日となりました。
・生活必需品…▲0.44%
・公益事業…▲1.22%
・資本財…▲1.28%
・情報技術…▲1.41%
・エネルギー…▲1.51%
・不動産…▲1.65%
・ヘルスケア…▲1.84%
・素材…▲1.96%
・金融…▲1.98%
・通信…▲2.1%
・一般消費財…▲2.66%
ディフェンシブセクターの生活必需品の下げ幅は限定的でしたが、他は全て1%以上の下落となりました。
特に通信セクターと一般消費財セクターは逆金融相場では弱く、連日の大幅下げとなっています。
3ヶ月のパフォーマンスは
公益セクターがもっとも底堅いわね!
S&P500は反発できずに底値を試す展開に
昨日も続落したS&P500ですが、再びダウントレンドに入ったことで6月の安値を試す展開となりました。
今年の最安値を下回ると聞くと少し怖い気もしますが、6月に付けた3,666まではダウンサイドが3.25%しかありません。
この際しっかりと市場の状況を織り込んで大きく下落してくれた方が、ボトムを付けてくれるような気がしています。
そのうち反発してくれるなら
3,600を切ってもいいわ!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
米中古住宅販売は7ヶ月連続で減少
全米不動産業者協会が発表した8月の中古住宅販売件数は7ヶ月連続で減少しました。
2020年5月以来の低水準となった中古住宅販売件数ですが、前月比0.4%減の480万戸となりました。
7ヶ月連続の減少は2007年リーマンショック以来で最長となり、借り入れコストの上昇と物件価格の高止まりが要因と見られています。
住宅需要が低下することでインフレ抑制につながる見解もありますが、景気低迷にもつながる要素が多く含まれているため、一概に良いニュースとは言えませんね。
プーチン大統領、軍動員令で30万人召集
ロシアのプーチン大統領は軍の部分動員令に署名したと明らかにしました。
動員令は第2次世界大戦以来のことで即日適用されますが、西側が角の脅しを続けるならロシアは兵力の全てを用いて対応すると警告しました。
もういい加減にして欲しいわね!
0.75%の利上げが決まった9月のFOMC
昨日のFOMC声明文では政策金利を0.75%引き上げることを決定したことで、3会合連続の0.75%利上げが確定しました。
これでFFレートの誘導目標は3-3.25%となりましたが、年内の利上げはまだ緩和に向かわないようです。
ドットプロットでは2022年末には4.4%まで引き上げられ、2023年には4.6%にまで達する見解が示されました。
ってことは11月FOMCでも
0.75%の利上げ確定やんか
昨日の声明を受けてFedWatchの利上げ観測はさらに高まりました。
11月FOMCでの0.75%利上げに続き12月でも0.5%の引き上げが有力視されています。
パウエル議長の会見スピーチ
20-21日のFOMCを終えてパウエル議長は会見を開きました。
そこでパウェル議長は『インフレ抑制に向け手を緩めることはない』と明言しています。
40年ぶり高水準にあるインフレ率を引き下げるという「強い決意」を持っており、「仕事が完了するまでやり続ける」と述べています。
また、『経済がソフトランディングする見込みは低下する』とも述べており、『痛みを伴わない方法はない』とも付け加えていました。
【米国株はFOMCを受けて下落】恐怖の足りない相場はまだ大底ではない まとめ
【米国株はFOMCを受けて下落】恐怖の足りない相場はまだ大底ではないをまとめます。
昨日の米国市場はFOMCを受けて連日の下落となりました。
利上げ幅は予想通りの0.75%となりましたが、今後の利上げ観測が高まったことで株式市場に不透明感が増しました。
政策金利によって景気後退を伴う可能性が高まる中で、株価は年初来安値に向かう公算が高まりました。
恐怖の織り込みが足りない株式市場では、まだまだ大底をつくのは当分先だと考えています。
まずはじっくり相場を眺めながら、キャッシュポジションを高めておこうと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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