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こんにちは!
今週は2日間しか出勤しない
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は下落したことで前日の上昇を打ち消す結果となりました。
大きな経済指標が出たワケではありませんから、FOMCを前にして方向感がつかめないといった様子です。
日本時間の深夜3:30からパウエル議長のスピーチがはじまりますが、ネガティブサプライズがなければ株価は急騰することができるのでしょうか?
それでは9/20の米国市場を振り返り【前日の上昇打ち消す米国株】FOMC無事通過で株価高騰はあるのかについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
S&P500の行方について解説してるで
9/20米国市場の値動き
昨日の米国市場は反落したことで前日の上昇を打ち消してしまいました。
今夜にはパウエル議長のスピーチが予定されていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
方向感が見えずに反落した米主要3指数
昨日の米国市場は前日の上昇分を巻き戻す反落となりました。
・S&P500…▲1.19%
・ダウ…▲0.99%
・NASDAQ…▲0.94%
プレマーケットで売られていた相場は、マーケットがオープンしても方向感がつかめずに上下を繰り返しました。
午後には大きく売り込まれる場面もありましたが、引けにかけては買い戻しも入ったようです。
とりあえずFOMC待ちやろ
全体的に下落した相場となりましたが、前日の巻き戻しにより中型株の売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株もボコボコだったわ!
1ヶ月以上も上がり続ける長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、さらに上昇することで1ヶ月半もの期間上がり続けています。
半年前には1%台だったとは思えないほどの急激な上昇により、ついには3%半ばまで水準を上げています。
1年債の利回りは4%に達する高水準にまで上昇していますが、10年債利回りがそこまで上げるようなことがあれば、景気も株価も急落する市場が待っていると考えられます。
一気に上昇してきたVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日と比較して一気に上昇してきました。
前日比で5%以上も上昇し一時は28に近付く場面もあり、今後の不透明感を示唆する内容となりました。
今夜のFOMCでサプライズがなければ、再び低下に向かう公算が高まります。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることがわかります。
アップルだけ上昇ね!
AAPL(アップル)は前日に続き+1.57%と急騰しています。(2日で4%の上昇)
その他は資本財やエネルギーに一部上昇銘柄が見えますが、圧倒的に下落している銘柄がマップを占めています。
一方で、このところ堅調だった一般消費財銘柄が大きく下落していることが気になります。
直近3ヶ月では公益事業に次いでリターンの良かった一般消費財でしたが、利上げ局面では弱い株価推移が露呈されました。
消費財は景気後退局面でも厳しいわね
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・生活必需品…▲0.65%
・エネルギー…▲0.68%
・情報技術…▲0.81%
・ヘルスケア…▲1.14%
・金融…▲1.22%
・資本財…▲1.35%
・公益事業…▲1.43%
・通信…▲1.62%
・一般消費財…▲1.76%
・素材…▲1.83%
・不動産…▲2.4%
素材セクターは大きく反落したことで前日の上昇を打ち消しています。
他にもほとんどのセクターが1%以上の下落をしていますが、生活必需品やエネルギーセクター、情報技術セクターの下落は1%以内と限定的でした。
ハイテクはアップルのおかげね!
S&P500は方向性を決定づける重要な局面
昨日は下落したS&P500ですが、方向性を決定づける重要な局面を迎えています。
5月のサポートライン下に切ったS&P500ですが、今夜にも直近の下値トレンドを試されます。
これを下に抜けるようなら6月の年初来安値に向かい、上に切り上げていくようなら次のレジスタンスを試す展開になります。
さすがに年初来安値を下回ることはないと思いたいですが、今夜のFOMCから次回インフレ率の発表までは方向性がつかめない状況です。
パウエル議長のスピーチ次第ね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
米住宅の建設許可が2年ぶり低水準
米住宅着工件数が発表され、予想145万戸を上回る157.5万戸となりましたが、建設許可件数は10%低下して2020年6月以来の低水準となりました。
建設許可件数は着工物件の先行指標となり、住宅ローン金利の上昇が需要に重しとなっていることから、今後の住宅需要が冷え込む状況が示されました。
インフレ率の多くを占める住居費ですから、徐々に低下してくれた方が市場にとっては良いニュースとなるのですが、ソフトランディングは難しそうですね。
フォード急落の要因はインフレによるコスト圧迫
昨日の相場で▲12.32%と株価を急落させたF(フォード)ですが、その要因はインフレによる供給コストの上昇でした。
第3四半期(7-9月)供給コストの見通しが10億ドル(約1430億円)上回っていることを明らかにしたことで、株価は大幅に下落しました。
供給コストの上昇は何もフォードに限ったことではなく、今後は多くの企業からコスト圧迫の見通しが発表されるかと思います。
フォードの見通し発表により、10月からはじまる決算シーズンでは真っ赤に染まった市場となってしまう可能性を示唆しました。
ついには4回連続の0.75%利上げか
今夜には9月の利上げが発表されるFOMCですが、FedWatchによると11月FOMCでの0.75%利上げ予想が浮上しています。
少し気が早い気もしますが、11月のFOMCで0.75%利上げが決定すれば4会合連続での0.75%利上げとなり、株式市場の長期停滞が予想されます。
このまま利上げ観測が高まり続けると、2023年には5%の大台に到達する可能性もありますね。
【前日の上昇打ち消す米国株】FOMC無事通過で株価高騰はあるのか まとめ
【前日の上昇打ち消す米国株】FOMC無事通過で株価高騰はあるのかをまとめます。
昨日の米国市場は前日の上昇を打ち消す下落となりました。
今夜には利上げ発表のあるFOMCですが、パウエル議長はどのようなスピーチを見せてくれるのでしょうか。
予想通りの0.75%利上げを発表しても、ポジティブサプライズがない限りは株価高騰となる公算は低いでしょう。
個人投資家は焦らずじっくり買い時を見定めながらも、積立投資は継続したいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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