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こんにちは!
1週間で爆損している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は再び下落したことで、先週の安値を下回ってしまいました。
これで8月の上昇分をすべて吐き出してしまいましたが、再び上昇に向かうことはできるのでしょうか?
8月の小売売上高や経済指標が発表されましたが、株価にどう影響したのでしょうか。
それでは9/15の米国市場を振り返り【高インフレは織り込み不足】株価下落も押し目買いには時期早々について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
8月の小売売上高について解説してるで
9/15米国市場の値動き
昨日の米国市場は前日の微増から反転して再び下落しました。
経済指標としては良いニュースと悪いニュースがありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
下落トレンドは続く米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともそろって下落したことで、年初より続く下落トレンドから抜けることはできない様子でした。
・S&P500…▲1.09%
・ダウ…▲0.56%
・NASDAQ…▲1.42%
プレマーケットでは売られていた相場もマーケットがオープンすると買い支えから上昇しました。
その後は売り買いがのうねりが入りましたが、ナスダックを中心に引けにかけて大きな下落となりました。
やはりまだCPIの結果が
織り込み切れていない感じやな
全体的に下落した相場となりましたが、バリューよりグロースの売り圧力が強く大型グロースがもっとも下落しています。
ハイパーグロース株も軟調ね!
再上昇をはじめた長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は前日に足止めしていたのも束の間、再び上昇をはじめました。
直近1ヶ月のチャートを見ると、完全に上げトレンドが続いています。
2年債利回りはもっと急激に上昇しており、そろそろ国債への投資妙味が増してきました。
1年債利回りは4%を超える水準となり、債券市場は逆イールドが加速する状況です。
あく抜けすることのないVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日とほぼ変わらずの水準を保ち恐怖のあく抜けとは程遠い状況です。
26.27はCPI発表前よりは高い水準ですが、株式から恐怖があく抜けするような水準にまで上昇していません。
本当に株式市場が反転するのは、VIXが40とかまで上昇した後でしょうかね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、一部のセクターを除いて大半が下落していることがわかります。
特に大型株が弱かったわね!
MSFT(マイクロソフト)▲2.71%、ORCL(オラクル)▲2.61%、CRM(セールスフォース)▲3.43%とソフトウェア企業が下落していますが、ADBE(アドビ)が▲16.79%と急落しています。
アドビはソフトウエア設計スタートアップ企業のフィグマを200億ドルで買収することを発表したことで、株価を急落させています。
非公開株式のソフトウエア企業の
買収としては過去最大の規模らしいで
一方で、銀行株とヘルスケア銘柄は堅調に上昇しました。
株式市場の軟調が予測されたことでディフェンシブ銘柄が見直されてきたかも知れませんね。
投資家はリスク資産の縮小をはじめたわね!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち1セクターのみ上昇、他10セクターが下落した1日となりました。
・ヘルスケア…+0.29%
・金融…▲0.13%
・一般消費財…▲0.57%
・生活必需品…▲0.92%
・資本財…▲1.04%
・通信…▲1.15%
・素材…▲1.73%
・不動産…▲1.89%
・情報技術…▲2.22%
・公益事業…▲2.37%
・エネルギー…▲2.38%
ヘルスケアセクターだけが何とかプラスとなりましたが、その他のセクターは全てマイナスです。
原油価格の下落を受けてエネルギーセクターは前日の大きなプラスを打ち消しています。
他にも公益事業や情報技術セクターは2%以上のマイナスとなっており、全体的に弱い相場となりました。
公益事業も年初からの上昇を止めたわね!
S&P500はサポートラインで反発できるか?
昨日も大きな下落をしたS&P500ですが、サポートラインで反発できるかが焦点になっています。
昨日の下落により今年の5月に支えられた3,900のサポートラインにタッチしましたが、今日の相場で反発できなければ6月の安値に向かう可能性があります。
9月は例年、相場が弱いの!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
8月の小売売上高(前月比)
昨日発表された8月の小売売上高(前月比)は予想外に増加しましたが、前月は下方修正されてマイナスとなりました。
13カテゴリーのうち8つで増加傾向にあり、特に自動車の伸びが大きかったようです。
一方で、家具や健康用品、無店舗小売りでは減少しており、ガソリンスタンドは燃料価格の下落を反映して大幅減となりました。
フィラデルフィア連銀景況指数
9月のフィラデルフィア連銀景況指数は予想を大幅に下回り、前月よりも急落しました。
新規受注指数が前月比12.5ポイント低いマイナス17.6となったことが響いたようです。
弱い景気が示されたことで経済にとってはマイナスですが、利上げに対してはマイナス要因となるため『悪いニュースは良いニュース』となるのでしょうか。
ニューヨーク連銀製造業景気指数
9月のニューヨーク連銀製造業景気指数はマイナスでしたが予想を上回り、大幅に悪化した前月からは大幅な伸びを示しました。
新規受注はプラス3.7、出荷はプラス19.6にそれぞれ改善され、仕入れ価格と販売価格の指数は低下したことでインフレ圧力の緩和を示唆しました。
こっちはインフレ圧力の低下やけど
利上げの後押しにもなりそうやな
今の市場はどっちが株価に
プラスになるのか難しい局面ね!
【高インフレは織り込み不足】株価下落も押し目買いには時期早々 まとめ
【高インフレは織り込み不足】株価下落も押し目買いには時期早々をまとめます。
昨日の米国市場は再び下落しましたが、鎮まらないインフレに相場はリスクオフとなりました。
CPIとPPIに続き小売売上高の発表がありましたが、来週のFOMCでは0.75%の利上げで収まるのでしょうか。
1%利上げの可能性を残した市場に警戒して、まだ株価は下目線となる可能性も高そうです。
株価の下落で押し目買いを考えている人もいるかと思いますが、まだ警戒を解くには時期早々な気がしますね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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