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こんにちは!
明日から夏休みに入る
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は、先週から続くインフレへの警戒感から大きな価格変動を避ける結果となりました。
7月のFOMCではおおむね予想通りの利上げを受け上昇してきた相場は、8月に入り上値が重い展開になってきました。
歴史的なインフレに消費者のひっ迫が起きている米国ですが、今週の10日には7月の消費者物価指数(CPI)の発表が予定されています。
『インフレはピークアウトした』とささやかれる米国市場において、非常に重要な局面を迎えています。
インフレが鈍化していれば株価が上昇するとは言い切れませんが、少なくともこれ以上インフレが高騰すれば株式市場にも混乱が起こると考えられます。
昨日の相場を見ていても、米経済アナリストでも不透明な市場に警戒感を高めているようです。
それでは8/8の米国市場を振り返り、【上がり切れなかった相場】インフレ指標の発表を前に警戒する米国市場について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
7月CPIの予想値について解説してるで
8/8米国市場の値動き
昨日の米国市場は、終値では大きく値が動くことがない1日となりました。
今週に発表される消費者物価指数(CPI)の発表が待たれますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
CPIの発表前に動けない米主要3指数
今週予定されているCPIの発表を前に、昨日の米国市場はどちらにも動けなかったような状況でした。
・S&P500…▲0.11%
・ダウ…+0.094%
・NASDAQ…▲0.096%
プレマーケットから大きく上昇していた相場は、オープンと共に高騰をはじめましたが午後にかけて急落していきました。
最終的には前週比で値動きのなかった米国市場ですが、CPIの発表を前に『様子見』といったところでしょうか?
ウォール街も夏休みで出来高は少ないな
全体的には上昇相場のように見えますが、中・大型グロースが売り込まれたことで指数が下落しています。
ハイパーグロース株はそれなりに良かったわ!
コインベースは爆上げ中やな
ドクシミティーも回復したわよ!
急激に上昇した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、株式市場の不透明から債券が買われたことで低下しました。
先週末には2.8と超える水準にまで上昇していた長期金利ですが、週明けの昨日は2.752にまで低下しました。
株式市場にはちょうどええ温度感やな
依然として低水準のVIX
先週に続いて昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、依然として低水準を保ちました。
先週からの低水準をキープしたVIXですが、10日に発表されるCPI次第では大きく跳ねあがるかも知れませんね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、一部の銘柄を除き大きく動いてはいませんでした。
エヌビディアだけ急落ね!
来期の売上高を下方修正したNVDA(エヌビディア)だけは▲6.30%も急落しています。
パソコンの売り上げが不振だったことやゲーム業界の需要が低下したことにより、第2四半期(5-7月)の売上高が同社の見通しを10億ドル下回ることを発表しています。
半導体銘柄は連れ安よ!
一方で、大きく上昇している銘柄もありますので抜粋しておきます。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+0.95%
・素材…+0.88%
・不動産…+0.43%
・公益事業…+0.43%
・一般消費財…+0.33%
・通信…+0.27%
・ヘルスケア…+0.23%
・資本財…+0.16%
・生活必需品…+0.15%
・金融…▲0.01%
・情報技術…▲0.63%
原油価格の上昇によりエネルギーセクターが大きく上げています。
他にもインフレに強いセクターの上昇が目立ちますが、それほど大きな動きはありませんでした。
一方で、エヌビディアの急落によって連れ安となった情報技術セクターは、それなりに下落していますね。
AMDの決算発表は良かったのに
エヌビディアはダメなのね?!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
7月の消費者物価指数(CPI)の予想値は
今週の10日に発表を予定している7月の消費者物価指数(CPI)ですが、インフレの鈍化を期待する世界市場から注目を集めています。
すでに予想値が出ていますが、前月よりはやや鈍化するも依然として高い数字のようです。
5月のCPIが8.6%だったことを考えると予想の8.7%は決して低い数値とは言えません。
また、パウエル議長が『より重要』と考えているコアCPIに関しては、再び過熱することが予想されています。
『インフレは鈍化傾向にある』として上昇してきた株式市場にとっては、厳しいCPIとなりそうですね。
10日の相場が怖いな
バークシャーの後継者は現副会長?
投資の神様ウォーレン・バフェットが率いる、米投資・保険会社のバークシャー・ハサウェイの後継者人事が話題になっています。
現副会長であるグレッグ・アベル氏が保有していた公益事業部門バークシャー・ハサウェイ・エナジー(BHE)の株式を、6月に8億7000万ドルで買い戻していたことが分かったことでアベル氏がバフェットの後任としてCEOに就くのではないかと噂されています。
今週の注目決算
半数以上の決算発表を終えた米国市場ですが、来週も注目の決算発表がありますので確認しておきましょう。
昨日発表された注目の決算
昨日も市場に影響を与えそうな企業決算が発表されましたので確認していきましょう。
8/8
・BNTX(バイオンテック)
・PLTR(パランティア)
・UPST(アップスタート)
バイオンテックの決算発表は、今後のヘルスケア株の株価に影響を与えそうなので、結果を簡単に見ていきましょう。
BNTX(バイオンテック)のQ2決算
バイオンテックのQ2決算結果は、売上高もEPSもコンセンサス予想を大幅に下回りました。
バイオンテックの株価は場中で▲7.54%下落したうえにアフターマーケットでも▲1.51%下げています。
バイオテクノロジー銘柄には
期待していたから少し残念よ!
その他の注目銘柄の決算結果は
その他、昨日注目された決算としてPLTR(パランティア)、UPST(アップスタート)があげられますが、決算結果と株価を確認していきましょう。
PLTR(パランティア)の決算は売上高はOKだったもののEPSがミスとなり、場中で▲14.24と急落しました。
このところ調子のよかったハイパーグロース株でしたが、決算ミスでは暴落してしまうこともありますのでホルダーさんは決算発表に注目しなければなりませんね。
アフターで決算発表のあったUPST(アップスタート)でしたが、売上高もEPSもコンセンサス予想を下回ったため、場中で上昇した+9%をアフターマーケットで▲13.57%と吐き出しています。
IPO時には期待されたアップスタートでしたが、この決算ミスは見逃せませんね。
今週の決算スケジュール
今週も米国市場では注目の決算発表が続きます。
重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
来週も注目決算がいっぱいや
8/9
・RBLX(ロブロックス)
・COIN(コインベース)
・PLUG(プラグパワー)
・U(ユニティ)
8/10
・DIS(ディズニー)
・DOCS(ドキシミティ)
・MQ(マルケタ)
8/11
・RIVN(リビアン)
・LAW(CSディスコ)
市場に大きな影響を与える企業の決算も残っているので、引き続きウォッチしていきたいと思います。
【上がり切れなかった相場】インフレ指標の発表を前に警戒する米国市場 まとめ
【上がり切れなかった相場】インフレ指標の発表を前に警戒する米国市場をまとめます。
昨日の米国市場は消費者物価指数(CPI)の発表を前に、大きな動きはありませんでした。
『インフレはピークを打った』と考えるには早いといった高い予想がされています。
インフレ抑制が見られないCPIが発表されるようですと、株式市場は下げ向かう可能性もあります。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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