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こんにちは!
ドルベースではまだマイナスの
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は雇用統計の発表を受けてハイテク株を中心に下落していきました。
歴史的なインフレ下にある米国では消費や製造業などが低減する中で、リセッション懸念が高まっていました。
ソフトランディングを目指しているFRBも、強い雇用を足元により強気な利上げ姿勢を見せたようです。
それでは8/5の米国市場を振り返り、【強かった7月の米雇用統計】利上げ観測高まりハイテク中心に下落について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
7月の米雇用統計について解説してるで
8/5米国市場の値動き
昨日の米国市場は、終値ではほとんど値が動くことがない1日となりました。
注目されていた米雇用統計が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
利上げ観測により下落したハイテク株
プレマーケットで雇用統計の発表があった昨日の米国市場は、利上げ観測の高まりにより市場は混乱しました。
・S&P500…▲0.22%
・ダウ…+0.21%
・NASDAQ…▲0.51%
プレマーケットでは大きく売り込まれていた相場は、オープンと共に買戻しが入ったのですが反転して下落していきました。
その後も上げ下げをくり返しましたが、利上げ観測の高まりによりハイテク株を中心に売り圧力が強まっています。
やっぱりハイテクは利上げに弱いな
全体的には上昇相場ですが、中・大型グロースは売り込まれました。
ハイパーグロース株は明暗が分かれたわよ!
コインベースは2週間で75%上昇しとる
DOCS(ドキシミティ)は決算ミスね!
急激に上昇した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、雇用統計の発表を受けて急激に上昇しました。
連日の低下により現在は2.7を割り込む水準にまで下げていた長期金利でしたが、利上げ観測が高まったことで2.827にまで上昇しています。
特にグロース株にはキツいな
なぜか低下したVIX
株価は下げて金利は上昇したのにも関わらず、昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は何故か低下しました。
プレマーケットでは2.5近くまで上昇していたVIXですが、引けにかけて大きく下げはじめ最終的には21.15にまで低下しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、おおむね下落を示す赤に染まりました。
ハイテク株は弱かったわね!
特にこれまで大きく上昇してきた銘柄ほど下落率は大きく、TSLA(テスラ)やMETA(メタ)には売り圧力が集中しています。
一方で、長短金利差が縮まったことで金融銘柄は上昇し、JPM(JPモルガン)は+3.03%、BAC(バンクオブアメリカ)+1.68%、WFC(ウェルズファーゴ)+2.31%と大幅に株価を切り上げています。
また、エネルギー銘柄も反転しておりXOM(エクソンモービル)+1.45%、CVX(シェブロン)+1.65%と上昇しています。
ただし、メガテックが下落することで指数全体を押し下てしまうので、市場にとって大型株の重要性を痛感します。
テスラの急落については後ほど解説します。
前日に決算ミスのあったWBD(ワーナーブラザーズ)は▲16.53%と急落していますね。
映像配信株は連れ安よ!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+1.45%
・素材…+1.0%
・金融…+0.47%
・ヘルスケア…+0.31%
・不動産…+0.25%
・資本財…+0.19%
・情報技術…▲0.09%
・生活必需品…▲0.14%
・公益事業…▲0.35%
・通信…▲0.7%
・一般消費財…▲1.58%
利上げ観測の高まりからエネルギーセクターや素材セクターが上げています。
他にもディフェンシブセクターのヘルスケア、不動産、資本財なども上昇していますが、生活必需品セクターは下げていますね。
日本でもおなじみの飲料メーカーのMNST(モンスタービバレッジ)が決算ミスで▲5.17%と急落していますが、コカ・コーラやペプシコなどが連れ安となっています。
一方で、上昇を続けてきた一般消費財セクターが大きく下げていますが、テスラの急落が要因ですね。
テスラホルダーはのんびりできないわね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を超えて強かった7月の米雇用統計
昨日は7月の米雇用統計が発表されました。
予想を超える強い雇用を足元に、9月のFOMCでの利上げが0.75%となることを予想する人が急増しました。
このまま雇用が強ければFRBはより強気になる公算が高く、場合によっては1%利上げなんてこともあり得ると推測できます。
リセッション懸念が遠のいたと言えども、大幅な利上げがあれば株式市場には大打撃となるでしょう。
FedWatchによる利上げ予想は、9月のFOMCでは0.75%とすることが急速に高まりました。
テスラ虚偽広告で告発される
株価を▲6.63%急落させたテスラですが、カリフォルニア州の自動車局に虚偽広告で告発されました。
オートパイロットと完全自動運転技術の能力を偽って宣伝していると非難されているようです。
いつもテスラはお騒がせしとるな
今週の注目決算
半数以上の決算発表を終えた米国市場ですが、来週も注目の決算発表がありますので確認しておきましょう。
昨日発表された注目の決算
昨日も市場に影響を与えそうな企業決算が発表されましたので確認していきましょう。
8/5
DOCS(ドキシミティ)
ドキシミティの決算発表は、今後のハイパーグロース株の決算に影響を与えそうなので、結果を簡単に見ていきましょう。
DOCS(ドキシミティ)のQ2決算
ドキシミティのQ2決算結果は、売上高もEPSもコンセンサス予想をビートしました。
しかし、売上高ガイダンスが弱かったことが嫌気され、株価は場中で▲7.44%下落しています。
3日で▲15%も下落してるわ!
ついでにヘルスケアも下落をしているので、医療関係のドキシミティにとっては厳しい局面が続いています。
来週の決算スケジュール
週末にはバークシャーハサウェイの決算発表が予定されていますが、来週も米国市場では注目の決算発表が続きます。
重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
来週も注目決算がいっぱいや
8/8
・BNTX(バイオンテック)
・PLTR(パランティア)
・UPST(アップスタート)
8/9
・RBLX(ロブロックス)
・COIN(コインベース)
・PLUG(プラグパワー)
・U(ユニティ)
8/10
・DIS(ディズニー)
・DOCS(ドキシミティ)
・MQ(マルケタ)
8/11
・RIVN(リビアン)
・LAW(CSディスコ)
市場に大きな影響を与える企業の決算も残っているので、引き続きウォッチしていきたいと思います。
【強かった7月の米雇用統計】利上げ観測高まりハイテク中心に下落 まとめ
【強かった7月の米雇用統計】利上げ観測高まりハイテク中心に下落をまとめます。
昨日の米国市場は雇用統計の発表を受けて大きく下落しました。
予想以上に強かった雇用に利上げ観測が高まったことが要因と考えられます。
『強い雇用では利上げ観測が高まり、弱い雇用ではリセッション懸念が高まる』といった、どちらにしても株式市場には厳しい状況でしたが、やはり株式市場には追い風とはなりませんでしたね。
とはいえ、足元では株高が続いていますので、経済指標の発表がない時はヒタヒタと株価を上昇させる公算が高いと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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