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こんにちは!
1日出張で記事が書けなかった
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は4日ぶりの反落となり、ナスダックを中心に売りが集中しました。
7月のFOMC議事要旨が発表されましたが、概ね市場の予想通りの結果にポジティブサプライズはありませんでした。
一旦の下げを見せた昨日の米国市場でしたが、トレンドはまだ上目線のようです。
それでは8/17の米国市場を振り返り、【米国株の目線は上】7月FOMC議事要旨にポジティブサプライズなしについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
FOMC議事要旨について解説してるで
8/17米国市場の値動き
昨日の米国市場は連日の上昇にブレーキをかけた1日となりましたが、特別ネガティブなニュースがあったワケではありません。
7月のFOMC議事要旨では特別変わった発表はありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
ナスダックを中心に下落した米主要3指数
昨日の米国市場は、ナスダックを中心に下落した1日となりました。
・S&P500…▲0.73%
・ダウ…▲0.51%
・NASDAQ…▲1.25%
プレマーケットから下落していた相場でしたが、マーケットがオープンしても売り圧力は弱まりませんでした。
午後には一旦回復を見せかけましたが、最終的にはナスダックを中心に反落していきました。
今週は続伸してきたS&P500指数も、3日連続の上昇で休憩といったところでしょうか。
まあこんな日もあるやろな
全体的に下落していますが、バリュー、グロースともに小型株に売り圧力が集中しています。
ハイパーグロース株は大幅下落よ!
ひたひたと上昇をはじめた長期金利
1ヶ月ほど低水準を保ってきた長期金利(米10年債利回り)でしたが、ひたひたと上昇をはじめました。
8月の初旬には2.5付近まで低下していた長期金利でしたが、現在は2.879にまで上昇しています。
再び20を超えてきたVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、再び上昇をはじめて20を超えてきました。
とはいえ、直近の1週間では20前後といった低水準を保っているため、株式にとっては問題のない恐怖感だと思います。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると全体的に下落していることがわかりますが、ところにより強い下落を示す鮮やかな赤が見受けられます。
久しぶりに赤一色ね!
アップル(+0.88%)やイーライリリー(2.10%)、エネルギー株など一部はプラスとなりましたが、ほとんどの銘柄は下落していますね。
特に半導体株への売り圧力が強く、3%以上下落している銘柄もありました。
アナログデバイセズの決算は良かったのですが、景気の不透明感が受注に影響し始めているとの発言がもとに大きく下落しています。
また、前日はウォルマートとホームデポの好決算に沸いた米国市場でしたが、昨日のターゲットやロウズの決算はそこまで良くなかったようです。
2銘柄の決算発表については
記事の後半で解説しとるで
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち1セクターのみが上昇、他10セクターは下落した1日となりました。
・エネルギー…+0.66%
・公益事業…▲0.13%
・生活必需品…▲0.35%
・不動産…▲0.6%
・金融…▲0.8%
・資本財…▲0.96%
・情報技術…▲1%
・ヘルスケア…▲1.06%
・一般消費財…▲1.42%
・素材…▲1.8%
・通信…▲1.95%
原油価格の上昇によりエネルギーセクターは上昇をしましたが、それ以外の全セクターは下落した1日となりました。
特に通信セクターは▲2%近い下落をしており、直近半年や1年のパフォーマンスは11セクター中もっとも低いリターンとなっております。
1年で▲25%下落はダントツ悪いわね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
7月FOMCの議事要旨
7月26-27日に開催されたFOMCの議事要旨が公開されました。
今後の利上げペースについては明確な手がかりは示しておらず、インフレが抑制されるまで金利を引き上げるとの示唆しかありませんでした。
一方で、インフレ圧力が弱まっている証拠はないとして、物価上昇を抑制するために必要なだけ経済を減速させる方針を固めたとのことです。
いずれ利上げペースは落とすといった当たり前のコメントもありましたが、ネガティブサプライズこそなかったもののポジティブサプライズもなかったことから相場が上昇すること名ありませんでした。
それほど楽観的ではなかったわね!
米国が台湾と友好を深めることに中国はオコ
米国と台湾が貿易関係を深めている状況に中国は反発しています。
今月初旬にペロシ米下院議長が台湾を訪問したことを発端に、中国が軍事演習を激化することで反発の意志を示しています。
台湾は中国の一部と主張する中国は、いかなる他国も直接台湾を交渉することを認めないようです。
まったくもって赤い国々の考えることはわかりませんが、世界中の人々が平和に暮らせる日は訪れないのでしょうか?
米国の7月小売売上高
米国の7月小売売上高が発表されましたが、結果は先月比で横ばいとなり市場予想の0.1%増を下回りました。
無店舗小売業が前月比で2.7%増だったのに対して、自動車関連が1.6%減と低迷しました。
インフレ圧力により消費者の生活がひっ迫しており、より安いものを求める状況が続き経済の成長が鈍化してることを示唆しました。
昨日の注目決算
大半の決算発表を終えた米国市場ですが、昨日も注目の決算発表がありますので確認しておきましょう。
昨日発表された注目の決算
昨日は前日に続き小売業の企業決算が発表されましたので確認していきましょう。
・LOW(ロウズ)
・TGT(ターゲット)
・CSCO(シスコシステムズ)
ロウズとターゲットの決算は、今後の小売企業の株価にも影響を与えそうなので、簡単に結果を見ていきましょう。
LOW(ロウズ)のQ2決算
ロウズのQ2決算結果は、EPSはクリアするも売上高がコンセンサス予想を下回りました。
ガイダンスも決して強くはありませんでしたが、株価は場中で+0.58%と上昇しています。
今年に入りロウズの株価は最大で▲34%も下落していましたが、直近2ヶ月では+26%も上昇しています。
現在は200日移動平均線をトライしていますが、昨日は上髭を付けて押し戻されています。
上にブレイクアウトしたら
面白いかも知れませんね
TGT(ターゲット)のQ2決算
プレマーケットで発表のあったターゲットのQ2決算結果は、売上高もEPSもコンセンサス予想を下回りました。
大幅な減益を発表したターゲットの株価は、場中で▲2.69%も下落しています。
昨年夏の高値から▲50%近い下落をしてきたターゲットですが、前回の決算では1日で▲25%も急落したのは記憶に新しいところです。
最近は株価を戻してきていましたので、今回の決算がどう影響していくのか見守っていきたいと思います。
CSCO(シスコシステムズ)のQ2決算
アフターで決算発表のあったシスコシステムズでしたが、好決算を発表したことからアフターマーケットで+4.37%と急騰させています。
ハイテク企業にとっては逆風の相場にあって、来期の売上高見通しが予想を超えたことが好感されたようです。
【米国株の目線は上】7月FOMC議事要旨にポジティブサプライズなし まとめ
【米国株の目線は上】7月FOMC議事要旨にポジティブサプライズなしをまとめます。
昨日の米国市場はナスダックを中心に反落しました。
7月のFOMC議事要旨ではポジティブサプライズもなく、相場を押し上げるほどの力はありませんでした。
一方で、小売売上高にもかげりが見えはじめ、経済成長の鈍化が垣間見える結果となりました。
リセッション懸念が高まる声が強くなりつつある米国市場ですが、当分の株価は上目線と考えています。
とりあえず8/25~27のジャクソンホール会議までは上昇の期待が持てそうです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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