⇩クリックでランキングの応援をしてください。
(応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。)
こんにちは!
台風でお出掛け中止になった
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は大きく上昇したことで、S&P500は週間ベースでは4週連続の続伸となりました。
今週はインフレ指標が発表されましたが、予想以上に鈍化したインフレに利上げ観測が和らいだことに株式市場は好感したようです。
米議会ではインフレ抑制法案は可決され、秋に予定されている中間選挙に向けてバイデン政権には追い風となりました。
それでは8/12の米国市場を振り返り、【クリーンエネルギー爆上げ】インフレ抑制法案可決でバイデン政権に追い風について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
インフレ抑制法案について解説してるで
8/12米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇して、一時はベアマーケット入り(▲20%以上の下落)をしたS&P500も下落率の半分を取り戻すことができました。
ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
上昇を続けた米主要3指数
昨日の米国市場は、3指数そろって大きく上昇を続けました。
・S&P500…+1.69%
・ダウ…+1.26%
・NASDAQ…+2.07%
マーケットオープンと共に上昇をはじめ、終始買い圧力の強い相場が続きました。
特にナスダックの上昇が大きく直近1ヶ月ではこれまでの下落を+16%も戻しています。
このまま高値まで戻って欲しいわ
バリューよりもグロースの上昇が大きく、特に小型株の買い圧力が強かったようです。
上昇したハイグロ株も多いわよ!
LAW(CSディスコ)が1日で
▲53.63%も暴落しとる
前日の決算が嫌気されたのね!
安定を見せる長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、長らく安定した水準を保っています。
終値では2.842と前日よりわずかに低下し、およそ1ヶ月は3%を超えることはほとんどありませんでした。
債券市場も安定しとるな
再び20を切ったVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日よりわずかに下がり再び20を切る水準にまで低下しました。
このままVIXが低水準を保つことができるなら、株式は大きく上昇するチャンスとなりそうですね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全面的に上昇を示す鮮やかな緑に染まりました。
パターン緑!最高ね!
ほとんどの銘柄が上昇した1日となりましたが、特に前日下げていたテックや消費財が買われました。
今後もリスクオン相場が続くなら、このようなヒートマップを目にすることも増えそうです。
他にも半導体銘柄は大きく反発しており、SOX(フィラデルフィア半導体指数)も+3%上昇しています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが上昇した1日となりました。
・不動産…+2.26%
・情報技術…+2.21%
・一般消費財…+2.05%
・通信…+1.89%
・素材…+1.66%
・資本財…+1.55%
・公益事業…+1.46%
・金融…+1.4%
・ヘルスケア…+1.32%
・生活必需品…+0.95%
・エネルギー…+0.07%
これまで大きく上昇してきたエネルギーセクターだけは上げ率は限定的でしたが、その他セクターは+1%以上の上げ幅を記録しています。
特に不動産セクターや情報技術セクター、一般消費財セクターは+2%以上の上昇しており、消費の強さを見せています。
まだ米国の消費は強いわよ!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ミシガン大学消費者信頼感指数
昨日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数を眺めると、まだ米国の消費は強いように見えました。
2ヶ月連続の上昇を見せたミシガン大学消費者信頼感指数ですが、予想を超えたものの3ヶ月前の水準にも届かず物足りない結果となりました。
株と債券に資金が戻った米国
2022年に入り大きく下落してきた米国市場ですが、一度流出した資金が株と債券に戻ってきたようです。
インフレがピークアウトしたことで利上げ観測が和らいだことで、ソフトランディングの期待から資金回帰が急がれているとのこと。
夏休みを終えた機関投資家が本格的に株式に資金を戻す9月ともなれば、もう一段高の株式上昇にも期待が持てます。
リセッション懸念からキャッシュポジションを高めにしている人は、少しずつ資金を投入しておいた方が良いかもしれませんね。
『稲妻が光る瞬間』を逃しちゃダメよ!
キャッシュポジションの取り方については、こちらの記事が参考になると思います。
インフレ抑制法案が可決されクリーンエネルギー爆上げ
兼ねてからクリーンエネルギーを強く推奨していたバイデン大統領ですが、7日の上院議会でクリーンエネルギーへの移行を含んだインフレ抑制法案が可決されました。
上院で可決されたインフレ抑制法案
7日にインフレ抑制法案が米上院で可決されたことで、12日の下院に送付されました。
賛否が50票ずつとなった今回の法案は、議長を務める副大統領の賛成票を含めて可決に至りましたが、上院、下院ともに多数派の民主党だからこそ通過した法案と言えそうです。
法案が下院を通過すればバイデン大統領の署名を残すのみとなります。
4300億ドル規模のインフレ抑制法案
インフレ抑制法案の内容は、消費者に対して二酸化炭素排出量を削減してグリーンエネルギーに移行させるほか、高齢者の処方薬コストの削減や、企業や富裕層への課税の執行を厳格化することなどを目的としています。
今回のインフレ抑制法案の規模は4300億ドルと言われており、承認されれば莫大な金額の資金が市場に投入されます。
クリーンエネルギー株が爆上げ中
法案の内容に含まれている『クリーンエネルギーへの移行』のために多額の財政が出動されることで、クリーンエネルギー株が高騰しています。
こちらはクリーンエネルギーETFのQCLNの年初来チャートですが、直近1ヶ月で爆上げしていることがわかります。
三角持ち合いを形成していたチャートは、上にブレイクアウトすると50日、200日移動平均線を突破して、4月につけた高値まで超えてきました。
1ヶ月で+35%上昇ってヤバいな
5月の安値からは+50%以上も
爆上げしてるわよ!
昨年は冴えない株価推移を見せてきたクリーンエネルギーでしたが、化石燃料の高騰やインフレ抑制法案の可決により株価を爆上げさせています。
2020年にブレイクしたクリーンエネルギーでしたが、2022年も再びトレンドになりそうです。
来週の注目決算
大半の決算発表を終えた米国市場ですが、来週も注目の決算発表がありますので確認しておきましょう。
来週の決算スケジュール
来週も米国市場では注目の決算発表が残っています。
重要と思われる決算についてピックアップしましたので、スケジュールの確認をしておきましょう。
来週もまだ注目決算が続くな
8/16
・WMT(ウォルマート)
・HD(ホームデポ)
8/17
・CSCO(シスコシステムズ)
・LOW(ロウズ)
・TGT(ターゲット)
ウォルマートやホームデポなどは、市場全体に影響する可能性もあるので引き続きウォッチしていきたいと思います。
【クリーンエネルギー爆上げ】インフレ抑制法案可決でバイデン政権に追い風 まとめ
【クリーンエネルギー爆上げ】インフレ抑制法案可決でバイデン政権に追い風をまとめます。
昨日の米国市場は大きく上昇した週末となりましたが、週間ベースでも4週連続の続伸となりました。
インフレがピークアウトしたことで利上げ観測が和らいだことで、株式市場にも資金が戻ってきたようです。
また、インフレ抑制法案が可決されたことでクリーンエネルギー株が爆上げしていることにも注目しておきたいところですが、グロース株は決算ミス1発で株価が暴落してしまうことも忘れてはいけません。
重要な経済指標の発表は無事に通過した米国市場ですが、月末に予定されているジャクソンホール会議に注目が集まります。
これまで大きな下落で資産を溶かしてしまった人も、これからの上昇を取りこぼさないようにトレンドに乗っていきましょうね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります
SBI証券が新サービス『クレカ積立』で、お得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典2,000ポイント』がもらえるURLを貼っておきます。
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。
コメント