・8/1米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・7月の米ISM製造業景気指数
・今後の注目決算について
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こんにちは!
保有銘柄の入れ替えを検討している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場はわずかながら下落したことで、先週の続伸がストップしてしまいました。
決算シーズンもピークを越えてFOMCのない8月は、それほど大きく株価は動かないのではないかと考えています。
とはいえ、7月のISM非製造業景気指数が発表された米国市場は、景気減速が本格化してきそうな様子も見えます。
それでは8/1の米国市場を振り返り、景気減速が見える米国市場はこの先も株価上昇が期待できるのか?について解説していきます。

記事の後半では重要な経済ニュースと
ISM製造業景気指数について解説してるで
8/1米国市場の値動き

昨日の米国市場は全体的に下落した1日となりました。
先週の相場が大きく上昇して下落も底打ちしたかにも見えましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
わずかに反落した上昇を続ける米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともに、先週の大きな上昇を受けてわずかに反落しました。

・S&P500…▲0.25%
・ダウ…▲0.15%
・NASDAQ…▲0.16%
プレマーケットでは▲1%近い下落があった相場は、寄り付きからスルスルと上昇を続け午前中はプラス圏内で推移しましたが、午後になると一気に下落に転じ終わってみれば3指数ともに小幅下落となりました。
もう少しでS&P500は年初からの下落の半分を取り戻せそうなところまで来ていたので残念ですね。

今週もまた下落のスタートやな
バリューよりもグロース株がわずかに売られ、特に大型株が売られる傾向にありました。


ハイパーグロース株はそこそこだったわ!
・AFRM(アファーム)…+1.23%
・COIN(コインベース)…▲0.41%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.16%
・DDOG(データドッグ)…+1.41%
・DOCS(ドキシミティ)…+1.13%
・MQ(マルケタ)…+4.69%
・U(ユニティ)…+4.15%
マルケタとユニティは大きく上昇しましたが、ハイパーグロース株の決算はこれからのため注意が必要ですね。

決算ミスで暴落ってこともあるしな
急落した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、株式のマーケットがオープンすると共に急落していきました。

一気に2.6を切る水準にまで低下した長期金利は2.587で引けましたが、ここまで低くなったのは4ヶ月ぶりのことです。
株式投資家よりも慎重な債券投資家が買いと判断しているうちは、株式市場にとっては好機かも知れませんね。
VIXは少し上昇するも心地の良い低水準
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は少しだけ上昇しましたが、株式市場にとっては心地の良い低水準をキープしています。

今週はそこまで大きな指標の発表もなく、決算銘柄の規模も大きくないため株式市場は穏やかな波の中にいるかのようです。

これが続けば株価はうなぎ上りやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、赤緑半々といったところですが、若干下落を示す赤が目立つようです。

先週が上がりすぎたのよ!

多くの銘柄が下落している中で、半導体や消費財、生活必需品などが強かった印象です。

PGは+2.87%と反発しとる
一方で、大きな下落をしたのがエネルギー株で、原油価格の急落に伴い株価も大きく下げました。
注目されていたヘルスケア銘柄は、このところ不調が続いており月間のパフォーマンスで見ても他の銘柄にも劣後しています。
・JNJ(ジョンソン&ジョンソン)…▲2.03%
・PFE(ファイザー)…▲3.47%
・LLY(イーライリリー)…▲0.03%
・MRK(メルク)…▲2.90%
・ABBV(アッヴィ)…▲8.45%
・BMY(ブリストルマイヤーズ)…▲4.39%
S&P500指数が+9%近く上昇する相場の中で、これほどマイナスとなるのも珍しい状況です。

ヘルスケア銘柄は比較的反応が遅いから
今後上昇していく可能性もあるわ!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+0.93%
・一般消費財…+0.61%
・情報技術…+0.41%
・資本財…+0.06%
・公益事業…+0.05%
・通信…▲0.43%
・金融…▲0.55%
・ヘルスケア…▲0.74%
・素材…▲0.95%
・不動産…▲0.95%
・エネルギー…▲1.76%
特別な要因で上げ下げしたわけではないようなので、先週の上昇のリバウンドといった状況でしょう。

気にするほどの動きではないわね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
7月の米ISM製造業景気指数
昨日は7月の米ISM製造業景気指数が発表されました。
結果…52.8(予想…52.2)
前回…53.0
予想を超えたものの前月よりは低下しており、2020年6月以来の低水準となりました。
これで2ヶ月連続で下げたことになりますが、製造業の景気減速が止まりません。

一応50は超えたから
景気はええはずなんやろ
受注が減少して在庫が増えていることや、仕入れ価格が低下している様子が見えますので、インフレが減速し始めているようです。
今週の注目決算

先週で大型株の決算発表はピークを過ぎましたが、今週にも注目の決算発表があります。
今週の決算スケジュール
今週発表される重要と思われる決算について、ピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。

重要決算のピークは過ぎたかな
8/2
AMD(アドバンスドマイクロデバイセズ)
CAT(キャタピラー)
PYPL(ペイパル)
OXY(オキシデンタルペトロリウム)
8/3
MRNA(モデルナ)
8/4
BABA(アリババ)
LLY(イーライリリー)
AMGN(アムジェン)
SQ(スクエア)
WBD(ワーナーブラザーズ)
8/6
BRK-B(バークシャーハサウェイ)
今週は半導体大手のAMDをはじめに、バフェットも投資をしているオキシデンタルペトロリウムなどの決算も控えており、週末にはバークシャーの決算発表もあります。
市場に大きな影響を与える企業の決算も残っているので、引き続きウォッチしていきたいと思います。
景気減速が見える米国市場はこの先も株価上昇が期待できるのか? まとめ

景気減速が見える米国市場はこの先も株価上昇が期待できるのか?をまとめます。
【8/1の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.25%
・ダウ…▲0.15%
・NASDAQ…▲0.16%
・長期金利は急落して2.587
・VIXは22.84と穏やかな水準
・半導体銘柄が好調
【経済トピックス】
・製造業の景気は減速
昨日の米国市場は僅かに下落して、先週続いた上げ相場にブレーキがかかりました。
決算発表はピークを過ぎ、今後は経済指標に注目が集まります。
今週は3日にISM非製造業景気指数(7月)の発表があり、5日には雇用統計が発表される予定です。
引き続き米国市場に関わる情報はウォッチしていきたいと思います。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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