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こんにちは!
リセッション入りを受け入れた
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は、6月FOMC議事要旨やサービス業景気指数の発表があったのに対して、株価は上昇した1日となりました。
議事要旨では目新しいニュースがあったワケではありませんでしたが、ネガティブサプライズがなかったことが市場に好感されたようです。
ただし、債券市場では逆イールドカーブが発生したことで、リセッション懸念が高まったとも言えそうです。
もはやリセッションは避けられない未来として受け入れた方が、投資戦略が立てやすい状況と考えています。
それでは7/6の米国市場を振り返り、リセッション入りを受け入れろ!逆イールドカーブが発生した米国市場について解説していきます。
記事の後半ではISM非製造業景気指数と
高まるリセッション懸念について解説しているで
7/6米国市場の値動き
昨日は僅かに上昇した米国市場ですが、相場から不安がなくなったワケではなさそうです。
ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
最終的には上昇した米主要3指数
昨日7/6の米国市場は、横ばいから下落に向かい、最終的には上昇した1日となりました。
・S&P500…+0.34%
・ダウ…+0.23%
・NASDAQ…+0.36%
大きな値動きのないまま、夕方には前回FOMCの議事要旨が発表されると、マーケットは一時大きな上昇を見せました。
議事要旨の内容は、ほぼ市場予想通りでしたが、悪いサプライズがなかったことが好感されたようです。
ただし、『パウエル議長の復活の呪文』の効果は一時的で、引けにかけては利確が相次ぎわずかな上昇でマーケットを閉じました。
下がらないだけ良かったわ
バリューよりもグロースが優勢で、特に大型株に買いが集中したようです。
ハイパーグロース株は銘柄ごとに
ボラティリティが高かったわ!
再び上昇する長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日より0.1ポイント上昇の2.934でした。
このところ低下してきた長期金利を足元に、株価が安定して上昇していましたので、再び3%を超えてくれば株価には厳しい状況になりそうですね。
長期金利が上げ下げしても
急激な変動じゃなきゃ株価への影響は限定的や
続落するVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日よりもさらに低下しています。
このところ落ち着いているVIXは、1ヶ月前の低水準にまで低下しています。
とはいえ、インフレ率などが発表されると一気に30を超えてくるんでしょうね。
早よ20に向かって欲しいわ
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、特に大きな値動きはなかったように見えます。
やっぱりエネルギーはダメね!
大きな変動を表す濃い色の銘柄は少なく、マーケットの静寂を表現していました。
来週に控えた消費者物価指数の発表待ちといったところでしょうか。
エネルギー銘柄は相変わらずの下落で、リバウンドする様子はなくストレートに株価を切り下げています。
一方で、大型株が堅調でわずかながらも上昇しているため、指数の上昇をけん引したようです。
メガテックの下落も底打ちしたんかな
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。
・公益事業…+0.77%
・情報技術…+0.48%
・ヘルスケア…+0.39%
・資本財…+0.33%
・通信…+0.23%
・生活必需品…+0.17%
・素材…+0.01%
・金融…▲0.51%
・一般消費財…▲0.8%
・不動産…▲1.27%
・エネルギー…▲1.91%
公益事業セクターは前日の下落からのリバウンド、大型株の上昇により情報技術セクターは上昇しています。
ヘルスケアセクターは相変わらず好調をキープしていますが、エネルギーセクターは完全なるダウントレンドです。
米国市場のトピックス
昨日の米国市場に影響を与えたトピックスを簡単に見ていきます。
6月のISM非製造業景気指数
昨日は、米国の6月ISM非製造業景気指数が発表されました。
先週発表された製造業景気指数では、市場予想を下回り景気の減退が見られた米国でしたが、サービス業はどうだったのでしょうか?
結果は市場予想を上回りましたが、前月よりは減退する結果となりました。
1年間のISM非製造業景気指数を眺めると、昨年11月を境に景気が減退しているのがわかります。
とはいえ、まだ50を超えてはいるので経済は成長していると捉えることもできます。
リセッション入りを受け入れろ!逆イールドカーブが発生した米国市場
最近リセッションというワードを目にすることが多くなりました。
景気後退を表すリセッションですが、株価の暴落を伴なうことから投資家からも注目を集めています。
リセッションの定義は2期連続でGDPがマイナスになることですが、すでに2022年1-3月がマイナスを記録したことから、4-6月もマイナスとなればテクニカル的には『リセッション入り』とされます。
でもなんだか、すでにリセッション入りしているかも知れないなんてピンときませんね。
本当のリセッションが訪れるのはいつになるのでしょうか?
本当のリセッションでは失業率が上昇する
過去のリセッションを眺めると、その全てで失業率が大きく上昇しています。
ところが現在の米国の失業率は、4%にまで低下しています。
完全雇用と言われる4%の低水準であるにもかかわらず、リセッション入りしたと言われてもピンとくるわけもありません。
逆イールドカーブの発生でリセッション入りを推測する
3月末に続き、昨日の債券市場では『逆イールドカーブ』が発生しています。
逆イールドカーブとは、短期債の利回りが長期債の利回りを超えること。
通常は2年債を短期、10年債を長期と考えることが多い。時には短期を3ヶ月債や、長期を20年債とすることもある。
フラットニングは進行していた債券利回りでしたが、昨日は2年債が2.979、10年債が2.919となることで、逆イールドカーブが発生となりました。
逆イールドカーブの発生はリセッション入りの前兆と言われ、1年から1年半後には景気後退局面が訪れるとされています。
リセッション入りを受け入れろ!逆イールドカーブが発生した米国市場まとめ
リセッション入りを受け入れろ!逆イールドカーブが発生した米国市場をまとめます。
昨日の米国市場は、終わってみれば上昇となった1日でしたが、ISM非製造業景気指数やFOMC議事要旨が発表されたことで、市場に安堵と不安が入り交じる状況です。
インフレを抑えようと考えるFRBと、景気後退を心配する市場では少し温度差があるようです。
すでにリセッション入りしていると判断するアナリストがいる中で、本当の景気後退はまだ少し先になると考えています。
どちらにせよ、いつリセッション入りしてもいいように準備だけはしておいた方が良さそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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