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こんにちは!
よみがえる悪夢にうなされる
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は、ハイテク株を中心に大きく下落しました。
アフターマーケットではビックテックのGoogleとMicrosoftの決済発表が控えていたことや、低水準だった消費者信頼感指数が発表されたことに相場は嫌気されたようです。
特にビッグ2(グーグルとマイクロソフト)の決算発表は両銘柄とも決算ミスとなりましたが、アフターマーケットではそれぞれ大きく逆方向に動いています。
それでは7/26の米国市場を振り返り、【続くベアマーケットラリー】米経済の見通しは悪くなる一方について解説していきます。
記事の後半では経済ニュースと
米消費者信頼感指数について解説してるで
7/26米国市場の値動き
昨日の米国市場はハイテク株を中心に大きく下落した1日となりました。
大型株の決算発表が本格化し相場が大きく動きはじめましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きく下落した米主要3指数
昨日の米国市場は、3指数ともに大きく下落しました。
・S&P500…▲1.21%
・ダウ…▲0.73%
・NASDAQ…▲1.87%
寄り付きより大きく下落していた相場は、ナスダックを中心に売りが入りほとんど買戻しも入らないといった1日となりました。
これでナスダックは3営業日連続の下げ相場となり、再び50日移動平均線を下抜ける危機にあります。
まだベアマーケットラリーやな
バリューよりもグロースの下落が大きく、特に大型グロースに売り圧力が集中しました。
ハイパーグロース株もズタボロよ!
特にCOIN(コインベース)の下げが大きく、同社に米証券取引委員会(SEC)の調査が入ったことが要因です。
上昇をはじめた長期金利
このところ低下を続けていた昨日の長期金利(米10年債利回り)ですが、昨日は反転上昇をはじめました。
それほど大きな上昇ではありませんが、債券トレーダーのリスク回避のために債権を売っているといった様子でしょうか。
連日の高騰を見せるVIX
1ヶ月をかけて低下を続けてきたVIX(S&P500恐怖指数)でしたが、直近の3日間では連日の高騰を見せています。
一時期は22といった低水準にまで低下していたVIXですが、連日の高騰により昨日で24.69にまで上昇しました。
決算シーズンの本格化を前に市場に恐怖が広がり始めたようです。
今週は決算とFOMCに注目やな
まだ25にも届かないのにこの程度の下落をするようなら、再び30を超えるようなら悪夢の暴落相場の始まりを見そうですね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ビックテック株はほとんど下落していることがわかります。
ハイテク中心に売られたわね!
全体的に下落を示す濃い赤が目立ちますが、特にメガテックに売り圧力が集中しています。
グーグルとマイクロソフトはアフターマーケットで決算発表をしていますので詳細を後述します。
他にもガイダンスを下方修正したWMT(ウォルマート)が▲7.61%と急落しており、小売りのCOST(コストコ)▲3.25%、TGT(ターゲット)▲3.61%なども連れ安となっています。
やっぱり決算は相場全体に影響あるな
一方で、ヘルスケアや生活必需品銘柄は比較的強かった印象ですね。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。
・公益事業…+0.49%
・ヘルスケア…+0.41%
・不動産…▲0.1%
・エネルギー…▲0.31%
・素材…▲0.5%
・資本財…▲0.62%
・生活必需品…▲0.76%
・金融…▲1.33%
・情報技術…▲2.02%
・通信…▲2.16%
・一般消費財…▲2.87%
公益事業とヘルスケアセクターがプラスとなりましたが、前日に続き情報技術、一般消費財、通信セクターは続落しています。
やはりメガテックを含むセクターは連れ安のリスクもありますね。
今後もハイテクにはツラい相場ね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
7月の米消費者信頼感指数
米国では7月の消費者信頼感指数の発表がありました。
コンファレンスボードと呼ばれるこの指標は、将来のインフレや経済の強さを計る指標として信頼度が高く、6月のFOMCではこの指数を参考に0.75%の利上げを断行したと言われています。
7月の米消費者信頼感指数は3ヶ月連続の低下となり、1年半ぶりの低水準となりました。
ガソリンと食料品価格の高騰が消費者を圧迫してるようで、米経済は引き続き衰退していく公算が高いです。
市場の注目はリセッションやな
今週の注目決算
今週に入り決算シーズンも本格化し、昨日はメガテックの決算発表がありました。
昨日発表された注目の決算
昨日はグーグルやマイクロソフトといったメガテックの決算発表の他に、市場に大きな影響を与えそうな企業決算が発表されましたので確認していきましょう。
7/26
GOOG(グーグル)
MSFT(マイクロソフト)
V(ビザ)
KO(コカ・コーラ)
MCD(マクドナルド)
グーグルとマイクロソフトについては決算ミスをしたのですが、アフターマーケットでは逆方向の値動きを見せました。
グーグルのQ2決算
Googleの親会社であるアルファベットの決算は、売上高もEPSもコンセンサス予想を下回る結果となりました
これで2期連続の決算ミスとなりましたが、引き続き広告企業にとっては厳しい相場が続きそうです。
場中で▲2.56%下落したアルファベットですが、アフターマーケットでは+4.8%も上昇を見せています。
マイクロソフトのQ2決算
Microsoftの決算についても、売上高、EPSともにコンセンサス予想を下回りました。
昨日の場中では▲2.68%といった下落をしたマイクロソフトですが、決算発表のあったアフターマーケットでは+3.99%も上昇しています。
5年以上も決算ミスのなかったマイクロソフトですが、人件費の高騰だけでなくドル高も大きく影響したようです。
V、KO、MCDともに決算はクリア
その他、昨日注目された決算としてV(ビザ)、KO(コカ・コーラ)、MCD(マクドナルド)があげられますが、いずれもコンセンサス予想を上回る決算を発表しました。
V(ビザ)は場中で▲0.83%の下落、アフターマーケットでは▲0.23%の下落をしており、
KO(コカ・コーラ)は場中で+1.64%上昇しましたが、アフターマーケットでは▲0.3%の下落、
MCD(マクドナルド)は場中で+2.68%の上昇、アフターでは▲0.22%の下落をしています。
今週の決算スケジュール
本日以降も米国市場では注目の決算発表が続きますが、重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
7/27
META(メタ)
NOW(サービスナウ)
QCOM(クアルコム)
BA(ボーイング)
F(フォード)
BMY(ブリストルマイヤーズ)
7/28
AAPL(アップル)
AMZN(アマゾン)
INTC(インテル)
MA(マスターカード)
MO(アルトリアグループ)
CMCSA(コムキャスト)
PFE(ファイザー)
MRK(メルク)
7/29
PG(プロクター&ギャンブル)
XOM(エクソンモービル)
CVX(シェブロン)
ABBV(アッヴィ)
【続くベアマーケットラリー】米経済の見通しは悪くなる一方 まとめ
【続くベアマーケットラリー】米経済の見通しは悪くなる一方をまとめます。
昨日の米国市場は大型テックの決算を前に大きく下落しました。
7月の米消費者信頼感指数は非常に弱い結果となり、米経済が弱くなっていることを物語っています。
今夜にはFOMCもあり0.75%の利上げが有力視されています。
大型決算が続く今週は『相場が大荒れする』といった心構えが必要かも知れません。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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