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【景気縮小でリセッション懸念】7月の購買担当者景気指数発表で株価急落

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市場分析
こんなことがわかる記事

・7/22米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)
・広告株が急落した理由

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こんにちは!
浮かれ気分が吹き飛んだ
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は、3指数ともに大きく下落したことで前日の上昇を帳消しする結果となりました。

7月の購買担当者景気指数(PMI)が発表され、景気の縮小が示唆されるとリセッション懸念が高まり株価が急落しました。

また、前日のアフターにスナップチャットが悪い決算発表をして、株価を▲39%も暴落させました。

これにより昨日は広告株のグーグルやメタも連れ安で急落しています。

他にも大型株の下落が売りを呼び、指数を押し下げる要因となりました。

来週にはメガテックの決算発表が控えていますが、大型株の決算ミスは更なる市場の下落を招く可能性があります。

それでは7/22の米国市場を振り返り、【景気縮小でリセッション懸念】7月の購買担当者景気指数発表で株価急落について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では経済ニュースと
購買担当者景気指数(PMI)について解説してるで

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7/22米国市場の値動き

昨日は大きく下落した米国市場ですが、今週の上昇に対して利確が入ったようです。

引き続き来週も下落相場となってしまうのか心配ですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

反落した米主要3指数

昨日の米国市場は、3指数ともにこれまでの上昇から反落した1日となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲1.00%
・ダウ…▲0.40%
・NASDAQ…▲1.85%

マーケットオープン直後から下落していた相場は昼にかけて急落し、ナスダックを中心に大きく下落していきました。

ここまで3日連続の続伸をしてきた米国市場ですが、一旦休憩と言ったところでしょうか。

リッヒ
リッヒ

週間ベースでは何とかプラスやったな

バリューよりもグロースの下落が大きく、特に小型株に売りが集中しています。

ここ
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ハイパーグロース株は急落よ!

高騰したハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲10.2%
・COIN(コインベース)…▲4.27%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.89%
・DDOG(データドッグ)…▲7.35%
・DOCS(ドキシミティ)…▲7.84%
・LAW(CSディスコ)…▲3.78%
・MQ(マルケタ)…▲3.76%
・U(ユニティ)…▲9.71%

中でもAFRM(アファーム)の下落が大きく、まさかの2桁下落となりました。

リッヒ
リッヒ

年初来から▲73%も下落しとるで

さらに急落した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日に続けて大きな低下となりました。

前日に3%を切ったと思ったら一気に2.8%を切って2.754%にまで低下しています。

ここ
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リスクオフの株式市場から資金が流れ込んだのね!

それでも上昇しなかったVIX

今週に入り低下を続けてきたVIX(S&P500恐怖指数)は、株式市場の急落を受けても上昇しませんでした。

通常であれば株価が急落した場合には、恐怖指数のVIXが高騰するのが普通なのですが、昨日のVIXは24を上回ることなく23.03といった低水準をキープしました。

リッヒ
リッヒ

不自然な相場に不安を覚えるわ

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、テック株を中心に大きく下落した銘柄が目立っています。

ここ
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広告株と半導体は大きく売られたわね!

特にグーグルとメタは急落していますが、何が要因なんでしょうか?

SNAP決算発表で広告株が連れ安

スナップチャットを運用するSNAP(スナップ)は決算ミスによって▲39%と暴落しました。

SNAPのQ2決算

売上高…$1.11B(予想$1.15B)
EPS…▲$0.26(予想▲$0.2011)

売上高、EPS共にミスしたことで広告株は連れ安となっています。

7/22連れ安となった通信株

・GOOG(アルファベット)…▲5.81%
・META(メタ)…▲7.59%
・MTCH(マッチグループ)…▲3.31%

TWTR(ツイッター)は+0.81%とプラスをキープしました。

リッヒ
リッヒ

来週のグーグルの決算発表が怖いな

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・公益事業…+1.14%
・生活必需品…+0.35%
・不動産…+0.1%
・資本財…▲0.53%
・金融…▲0.67%
・ヘルスケア…▲0.7%
・素材…▲0.73%
・エネルギー…▲0.85%
・一般消費財…▲1.32%
・情報技術…▲1.66%
・通信…▲4.35%

グーグルとメタの下落に引っ張られた通信セクターが▲4%以上のダウンをしています。

リスクオフ相場に弱い情報技術と一般消費財セクターも値を下げていますが、公益、生活必需品セクターなどのディフェンシブセクターは何とかプラスを保っています。

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ボラティリティの高い相場ね!

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

7月の米総合PMIは2年ぶりの50割れ

7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表され、結果は50割れの47.5でした。

50を下回ると景気縮小とされるPMIですが、47.5はコロナショック明けの2020年5月以来の低い水準でした。

6月改定値の52.3から急落した総合値ですが、製造業が52.3に対してサービス業が47.0と顕著な下落を見せました。

リセッションはすぐそこまで来ているといったところでしょうか。

欧州中央銀行(ECB)はインフレ2%まで利上げ継続

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、インフレが目標の2%まで回帰するまでは利上げ継続すると表明しました。

先日ECBは政策金利を11年ぶりに0.5%利上げをしたところですが、ロシア産ガス供給不安による景気への影響も懸念されています。

欧州の利上げによってユーロ・ドルの為替はドル安ユーロ高に向かう公算が高く、ドル安は円高を招く可能性があります。

現在、円安によって含み益が確保できている投資家にとってはちょっとツラい話題ですね。

リッヒ
リッヒ

円ベースでマイナスになるのは痛いな

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【景気縮小でリセッション懸念】7月の購買担当者景気指数発表で株価急落まとめ

【景気縮小でリセッション懸念】7月の購買担当者景気指数発表で株価急落をまとめます。

まとめ

【7/22の米国市場の値動き】
・S&P500…▲1.00%
・ダウ…▲0.40%
・NASDAQ…▲1.85%
・長期金利は2.754と連日の急落
・それでもVIXは動かず23.03をキープ
・スナップチャットの決算ミスで広告株が連れ安
【経済トピックス】
・7月の米総合PMIは2年ぶりの50割れ
・欧州中央銀行(ECB)はインフレ2%まで利上げ継続

昨日の下落によって3日連続の上昇にストップがかかった米国市場ですが、来週に向けて不安が残る相場となりました。

今週に入り大きく上昇した米国株に『大底は過ぎた!これからは買いだ!』なんて考えた人もいるかも知れませんが、現実はそんなに甘くないようです。

とりあえずは、来週のメガテック決算とFOMCを一緒にウォッチしていきましょう。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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