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【テスラの決算に米国市場は安堵感広がる】メガテックの決算に注目!

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市場分析
こんなことがわかる記事

・7/20米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・TSLA(テスラ)のQ2決算について

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こんにちは!
このまま上昇を続けるとは思っていない
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は、ハイテク中心に買いが集まり2日連続の上昇となりました。

月末のFOMCまでは大きなイベントのない米国市場において、投資家の注目は決算発表にあるようです。

特に影響力の大きい企業決算に対しては、世界中の投資家の注目を集めています。

火曜日のネットフリックスに続き、昨夜はテスラの決算が発表され市場には安堵感が広まったようです。

それでは7/20の米国市場を振り返り、【テスラの決算に米国市場は安堵感広がる】メガテックの決算に注目!について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では経済ニュースと
テスラの決算について解説してるで

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7/20米国市場の値動き

昨日は大きく上昇した米国市場ですが、決算発表の本格化を前に幅広い買い圧力が集中したようです。

ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

ハイテク中心に上昇した米主要3指数

昨日7/20の米国市場は、3指数ともにプラスをキープすることができた1日となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.57%
・ダウ…+0.14%
・NASDAQ…+1.56%

ナスダックを中心に寄り付きより大きく上昇しましたが午後にかけて売り圧力が高まり、引けにかけて買い戻しが入ったようです。

連日の上昇となりましたが昨日の引けにかけての値動きを見ると、そろそろ息切れしそうな気がしています。

リッヒ
リッヒ

大きく下げないことが大事や

バリューよりもグロースの上昇が大きく、特に小型グロースが買われたようです。

ここ
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ハイパーグロース株は爆上げよ!

高騰したハイパーグロース株

・COIN(コインベース)…+14.34%
・AFRM(アファーム)…+13.98%
・DDOG(データドッグ)…+8.52%
・LAW(CSディスコ)…+10.31%
・U(ユニティ)…+13.66%

3%の上を推移する長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、3.023%と3%の上で推移しています。

ひと昔前は3%と言えば高水準な利回りでしたが、今年の5月あたりからは3%が当たり前となっていますね。

7月、9月と政策金利を上昇させると、長期金利はもう一段階高い水準を目指すかも知れませんね。

リッヒ
リッヒ

5%とかに上がる日がくるんかな

下を目指し続けるVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、さらに低い水準を目指しているようです。

終値では23.88となり、ついには24を切るまでに低下しています。

ここまでVIXが低水準にあるのであれば安心して相場を見ていられますね。

リッヒ
リッヒ

もうひとふんばり低下して欲しいわ

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、セクター別に明暗が分かれていることに気付きます。

ここ
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はっきりとしたグラデーションね!

全体的には上昇を示す緑が多い印象ですが、エリア(セクター)によっては下落を示す赤が集中しています。

特にヘルスケアに関しては下落が目立ち、リスクオフで集中した短期マネーが抜けているような感じですかね。

他にも生活必需品や公益事業は全般的に下落しています。

リッヒ
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ディフェンシブ銘柄の需要が落ちとるな

テックの上昇が目立つ日となりましたが、特にソフトウェア銘柄が高騰しています。

7/20大きく上昇したソフトウェア銘柄

・CRM(セールスフォース)…+4.97%
・INTU(イントゥイット)…+4.11%
・NOW(サービスナウ)…+4.80%
・ADSK(オートデスク)…+6.29%
・PAYC(ペイコム・ソフトウェア)…+4.64%

リスクオフ相場では真っ先に売られてきたソフトウェア銘柄ですが、株価の先行指数となり得るセクターですので、昨日大きく上昇したことから今後の株式市場の上昇を示唆しているかも知れません。

ここ
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再びグロース株の時代が来るわね!

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・情報技術…+2.1%
・通信…+1.41%
・一般消費財…+1.4%
・資本財…+0.74%
・エネルギー…+0.62%
・金融…+0.34%
・素材…▲0.27%
・不動産…▲0.56%
・生活必需品…▲0.61%
・ヘルスケア…▲0.82%
・公益事業…▲1.09%

大型テックの上昇にけん引された情報技術セクターが+2%以上アップをしています。

通信セクターはネットフリックスの決算を受けた上昇が、セクター全体を連れ高としました。

一方で、ディフェンシブセクターの下落が続いており、公益事業、生活必需品、ヘルスケアといったセクターにとっては軟調な相場に突入しています。

ここ
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それでもディフェンシブセクターには
今後また注目されそうよ!

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

米中古住宅販売は5ヶ月連続の減少

6月の米中古住宅販売件数が発表されましたが、前月比▲5.4%減の512万戸に落ち込み2年ぶりの低水準に落ち込みました。市場予想535万戸に対して5ヶ月連続の減少となりました。

中古住宅価格は前年同月比で13.4%も上昇しており、41万6000ドルは過去最高価格を更新しました。

FRBによる急速な利上げは住宅ローン金利も高騰させており、住宅需要の落ち込みは当面続く公算が高いです。

これで少しでもインフレ抑制につながればいいのですが、景気の落ち込み懸念も同時に高まっています。

英国のインフレは米国を超える9.4%へ

英国の統計局が発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で9.4%上昇し米国の9.1%を超える高水準となりました。

伸び率としては1982年以来の40年ぶりの記録だそうです。

先進国では続伸するインフレ率ですが、各国の中央銀行で政策金利の上昇を急いでいますので、ますます円安が進行しそうですね。

テスラが75%の暗号資産を売却

昨日決算を発表した米電気自動車メーカーのテスラですが、同社が保有する暗号資産の大半を売却していたことがわかりました。

今期決算の減損にビットコイン価格の下落を要因としてあげたテスラは、暗号資産から法定通貨に売却したことにより9億3600万ドルの現金がバランスシートに追加されたことを明らかにしました。

テスラ株のホルダーにとっては、安心材料となるのではないでしょうか。

リッヒ
リッヒ

これまでビットコイン価格に
振り回されてきたからな

ちなみにTSLA(テスラ)のQ2決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想をビートしています。

TSLAのQ2決算

〇売上高…$16.93B(予想$16.52B)
〇EPS…$2.27(予想$1.86)

上海の工場がロックダウンにより閉鎖したことで、生産台数の伸び率の低下を招きましたが、基本的にはホールドしてOKだと考えています。

相場に大きな影響を与えるテスラが、無事に決算発表を通過させたことで米国市場には安堵感が広がったようです。

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【テスラの決算に米国市場は安堵感広がる】メガテックの決算に注目!まとめ

【テスラの決算に米国市場は安堵感広がる】メガテックの決算に注目!をまとめます。

まとめ

【7/20の米国市場の値動き】
・S&P500…+0.57%
・ダウ…+0.14%
・NASDAQ…+1.56%
・長期金利は3.023と変わらず
・VIXは23.88にまで低下
・小型のハイグロ株に買い集中
【経済トピックス】
・米中古住宅販売は5ヶ月連続の減少
・英国のインフレは米国を超える9.4%へ
・テスラが75%の暗号資産を売却

連日の上昇を見せた米国市場ですが、ネットフリックスに続きテスラの決算発表も悪材料となることなく、米国株投資家には安堵感が広がったようです。

とはいえ、今後も続々とメガテックの決算発表が予定されていますので、引き続きウォッチしていく必要があるようです。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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