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こんにちは!
円安にだけ助けられている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
今週の米国市場は昨日で3日連続の下落となり、先週の上昇をすべて打ち消してしまいました。
小さく上げては大きく下げるを繰り返している米国市場ですが、いつになったら反転してくれるのでしょうか?
昨日は6月の消費者物価指数(CPI)が発表されましたが、予想を超える9.1%に加速したインフレ率は40年ぶりの歴史的高水準とのことです。
『これはまた相場があれるぞ~』と思っていましたが、意外にもマーケットは冷静に受け止めたようです。
とはいえ、インフレの鎮静化のためには大きな金利政策をとらざるを得ないFRBに対して、市場の予想は急激に変化しました。
もはや『インフレと利上げ、リセッションと株価低迷』はどのようなシナリオを描くのか予想できる人はいませんね。
それでは7/13の米国市場を振り返り、【7月FOMCは1%の利上げ】インフレ9.1%に加速も市場は動揺せずについて解説していきます。
記事の後半では経済ニュースと
CPIや利上げ予想について解説してるで
7/13米国市場の値動き
3日連続の下落となった米国市場ですが、昨日は消費者物価指数の発表がありました。
インフレ率は予想を超えて9.1%に加速しましたが、相場に動揺は見えませんでした。
ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
CPI発表を受けても下落は限定的だった米主要3指数
昨日7/13の米国市場は、3指数ともに下落した1日となりました。
・S&P500…▲0.34%
・ダウ…▲0.70%
・NASDAQ…▲0.17%
寄り付きよりでは大きく売り込まれていた3指数も、引けにかけて買い戻しが入る展開となりました。
予想を超えるインフレが発表されたことで、市場はパニック売りとなることも予想されましたが、思ったよりマーケットは冷静でしたね。
明日になって織り込み始めるかもな
グロースよりもバリューへの売り圧力が強く、特に大型株の方が下落しました。
ハイパーグロース株は
意外に上昇した銘柄もあったわ!
一時的に高騰した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日同様に3%を下回る利回りを示しました。
CPIの発表を受けて一時は3.05%を超える場面もありましたが、その後は引けにかけて2.935%にまで低下していきました。
今夜には生産者物価指数(PPI)の発表があり決算シーズンも本格化することから、結果次第では高騰する可能性もありますね。
いずれは3.5%を超えてくるやろな
逆に低下したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、高インフレの発表を受けて逆に恐怖が低下しました。
今週に入り上昇をしてきたVIXですが、CPIの発表を受けて26.82にまで低下しています。
歴史的な高インフレに対して株式市場に恐怖が広がるかと思いましたが、どうしたものか市場は落ち着いたものです。
高インフレ怖くないんかな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全体的には下落を表す赤が多いように感じます。
それでも上昇した銘柄もあるわね!
全体的には大きな変動がなかった相場でしたが、買収騒動の渦中にあるTWTR(ツイッター)は+7.9%と急騰しており、$36.75にまで株価を戻しています。
とはいえ、イーロン・マスクが提示した株価の$54.2までは程遠いといった現状です。
仮に本当に買収が成立するのであれば、アップサイドは47%もあることになりますが、ちょっと懐疑的ですね。
一方で、GOOG(アルファベット)は▲2.32%と急落していますが、今年の採用を遅らせる報道があったためでしょうか。
強かったのは小売りや消費財、生活必需品で、利上げ観測が高まる中でも上昇をしています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。
・一般消費財…+0.68%
・エネルギー…+0.34%
・素材…+0.3%
・生活必需品…+0.21%
・情報技術…▲0.07%
・公益事業…▲0.21%
・不動産…▲0.37%
・ヘルスケア…▲0.65%
・金融…▲0.75%
・資本財…▲0.87%
・通信…▲1.2%
テスラやアマゾンの上昇にけん引された一般消費財セクターのパフォーマンスがもっとも良く、グーグルの下落に影響の大きい通信セクターがパフォーマンスを落としています。
原油価格の上昇によりエネルギーセクターが小幅に反発しましたが、おおむね上昇トレンドは終わったように感じます。
CPIの上振れによって相場はもっと荒れると思っていましたが、マーケットは行く先を見守っているようです。
そろそろピーク打って欲しいわね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
テスラ「オートパイロット」担当幹部が退任
テスラ社はでAI(人工知能)や運転支援技術の開発の担当幹部であるアンドレイ・カルパシー氏が退任を発表しました。
理由は明らかにしていませんが、CEOのイーロン・マスクは年内に完全自動運転機能の実現を目指しており、重要な時期に担当幹部が退任することになるテスラは、カリフォルニア州サンマテオの事業所を恒久的に閉鎖し、229人を削減する方針を示しました。
歴史的なインフレに利上げは1%となるのか
昨日はマーケットのオープン前に6月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。
9.1%といった歴史的な高インフレは40年ぶりとのことです。
前回同様に予想以上のインフレ率に対して、FRBは利上げ目標を高めるのでしょうか?
6月の消費者物価指数(CPI)
昨日発表された米国の消費者物価指数(CPI)は、予想を超える9.1%という結果となりました。
特に前年同月比CPIの9.1%は、前月の8.6%から0.5ポイントも上昇しており、インフレのピークアウトを期待してきた市場を裏切るには大きすぎる数字となりました。
インフレはいつピークアウトするのか
インフレはすでにピークをつけたと予想するアナリストが多い中で、今回の9.1%は衝撃的な結果となりました。
では、いつになったらインフレはピークアウトするのでしょうか?
消費者物価指数が低下するには、段階的な手順を踏む必要がありそうです。
まずは原材料価格が低下する必要がある
インフレとはキャッシュの価値が下がることを意味しますが、同時に『モノやサービス』価格の上昇を示します。
インフレが低下するには、まず原材料価格が下がる必要がありますが、これに関してはクリアしているように考えています。
原油、穀物、金属などの価格はすでにピークを売っており、一時期の高値からは30%以上低下しています。
不動産価格や賃金の低下がみられる
次に不動産価格や賃金が低下するステップが必要です。
不動産価格や賃金価格は企業業績を圧迫する要因となり、企業が価格転嫁することによりモノやサービスの価格は上昇します。
現在は利上げによって住宅ローン金利が上昇していることから、不動産需要が落ち着いてはいるものの、まだまだ不動産価格は大きく下落していません。
賃金価格も同様に、人出不足が解消しないことからピークアウトしたとは考えにくいです。
まだこの段階をクリアしていないため、インフレがピークアウトするのは少し先だと考えられます。
次回FOMCでの利上げは1%を予想
7月のFOMCでの利上げは、これまで0.75%であることが予想されてきました。
しかし、昨日の消費者物価指数(CPI)の発表により、市場予想は急展開を見せています。
FedWatchによると、7月FOMCでの利上げは1%となる予想が急浮上しており、歴史的な利上げ幅に市場が耐えられるのか心配されています。
【7月FOMCは1%の利上げ】インフレ9.1%に加速も市場は動揺せずまとめ
【7月FOMCは1%の利上げ】インフレ9.1%に加速も市場は動揺せずをまとめます。
昨日の米国市場は下落したことで3日連続のマイナスとなりました。
6月の消費者物価指数が予想を超える9.1%だっとことを受けても、そこまで混乱した様子はありませんでした。
歴史的な高インフレを受けて7月のFOMCでの利上げは、一気に100bpとなる予想が高まりますが同時にリセッション懸念も広がっています。
どちらにせよ相場の不透明感が高まっていますので、今は急いで投資をする場面ではなさそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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