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こんにちは!
含み益がなくならないことを願う
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は再び大きく下げて、1-6月の上期のリターンは1970年以来の悪いパフォーマンスとなりました。
S&P500指数は年初来で▲20%以上の下落を見せ、ダウは▲15%、ナスダックに至っては▲30%もの暴落となりました。
円安効果により日本人投資家の資産減少にはフィルターがかかっていますが、うまく売り抜けられなかった人にとって見れば痛い損失となっているようです。
とはいえ、仮に相場が年末までに年初の株価まで戻るようなことがあれば、ここから25%のアップサイドを見込めます。
上期のパフォーマンスが悪かった1970年の通年のリターンは、どこまで戻ったんでしょうね?
それでは6/30の米国市場を振り返り、【52年ぶりの下げ幅】年末までに戻るなら25%のアップサイドについて解説していきます。
記事の後半では52年前の米国市場の
パフォーマンスついて解説しているで
6/30米国市場の値動き
昨日大きく下落した米国市場ですが、当分は下落相場の懸念が消えることはなさそうですね。
ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
先週の上昇を帳消しにする米主要3指数
昨日6/30の米国市場は、ナスダックを中心に3指数とも下落をした1日となりました。
絶望から期待へ!
そしてまた裏切られた気持ちよ!
・S&P500…▲1.09%
・ダウ…▲0.73%
・NASDAQ…▲1.30%
結果だけ見れば▲1%前後の下落となった相場でしたが、1日の中でも大きく値が動いています。
マーケットオープンよりマイナスで開始されると、そこから一段と下落が始まりました。
ナスダックは一時▲3%近い下落まで売り込まれ、S&P500もダウも▲2%の下げを見せていました。
『今日も大幅な下落か~』と落胆していたところで、株価はスルスルと上昇をはじめ昼過ぎには±0%付近まで値を戻しました。
『このまま午後も上昇すれば今日はプラスで終わることができる!』と期待を持たせたところで、再び下落をはじめたと思っていると引けにかけてガタガタとチャートを揺らせて相場がクローズしました。
まったく落ち着きのない相場やな
バリューよりもグロースが売られ、特に大型グロースは大きく下落した銘柄もありました。
ハイパーグロース株は
▲5%以上下げた銘柄も多かったわ!
一時は3%を割り込んだ長期金利
昨日はわずかに低下した長期金利(米10年債利回り)ですが、一時は3%を割り込む場面もありました。
債権下げれど株価上がらずだったわね!
昨日の長期金利が下がっている理由は、市場がリスクオンとなったワケではなく、株式市場から債券市場に資金が流れただけといった印象でした。
最近の債権利回りは3%付近で停滞していることから、下値を固めてどこかで急上昇するのではないかとヒヤヒヤしています。
変動に違和感のあるVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、引けてみれば前日と変わらぬ水準となりましたが、少し違和感のあるアクションを見せました。
マーケットオープンと共に上昇したVIXは、一時は30を超えるまで上昇しましたが引けにかけて前日の水準にまで巻き戻されていきました。
これだけ株価が下落を続けているのですから、恐怖指数はより高い水準に上昇するほうが自然と考えられるのに対して、30を切るといった水準で停滞しているところを見ると、株式市場から恐怖があく抜けするのはまだ先になりそうですね。
この際1度は40を超えて欲しいわ
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500は日中で大きな変動をしましたが、ヒートマップを眺めると大型株ほど大きく売られたように見えます。
鮮やかな赤が嫌いになりそうよ!
公益事業や資本財、生活必需品やヘルスケアには緑(プラス)が散見されますが、時価総額の大きな銘柄ほど大きく下落している印象です。
今年に入りすでに大きく下落したメガテックですが、まだすぐに反転するとは思えませんね。
中でも昨日上昇した銘柄については、今後も底堅いパフォーマンスが期待できそうです。
やはり景気後退懸念が広がる相場では、ディフェンシブ銘柄を中心にポートフォリオを組むのが安心できそうですね。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち9セクターが下落した1日となりました。
・公益事業…+0.83%
・資本財…+0.24%
・不動産…▲0.09%
・生活必需品…▲0.23%
・ヘルスケア…▲0.55%
・金融…▲0.86%
・情報技術…▲1.47%
・一般消費財…▲1.63%
・通信…▲1.67%
・エネルギー…▲1.72%
・素材…▲1.98%
足元のインフレを基盤に上昇してきたエネルギーセクターと素材セクターは、6月には大きく値を下げており、すでに投機熱は抜けてしまったようです。
株価を大きく乱高下させながら下落している情報技術セクターや一般消費財セクターは、まだまだダウンサイドが大きいように思いますので、値ごろ感からエントリーするにはまだ早そうですね。
今は値上がり期待より
下落を限定的にすることが優先やな
上期最悪の米国市場は1970年の再来なるか
2022年上期の米国市場は、▲20%の下落で折り返しました。
なんと1970年以来52年ぶりの悪いパフォーマンスとなったようですが、リーマンショックやドットコムバブル崩壊の年よりも悪かったなんて驚きですね。
個人投資家として気になるのは『いつになれば反転するのか』『下期のパフォーマンスはどうなるの?』と言ったところでしょうか。
過去の実績が再現されるとは考えにくいですが、1970年の通年パフォーマンスを参考にしてみましょう。
1970年は全戻ししている
52年前の米国市場は、今とは随分と相場環境が異なるとは思いますが、1970年の上期▲21.5%の下落を記録しています。
しかし、5月末に底打ちしてから年末にかけて、ほぼ全戻ししています。
2022年も52年前のように回復してくれるといいんですけどね。
高値に戻せば+25%のアップサイド
2022年の下期相場が反転して年末までに高値に戻るようなことがあれば、現在価格から+25%のアップサイドがあります。
まあそんなに上手くいくワケはありませんが、1年半から2年くらいにかけて高値を更新してくれるといいんですけどね。
10年以上といった長期投資を目的としているなら
下落している今が買いの好機になるのよ!
【52年ぶりの下げ幅】年末までに戻るなら25%のアップサイドまとめ
【52年ぶりの下げ幅】年末までに戻るなら25%のアップサイドをまとめます。
昨日は上期の締め日となった米国市場でしたが、残念ながらマイナス相場で折り返すこととなりました。
S&P500は年初来で▲20%を超えており、ベアマーケットラリーから抜けることができていません。
7月にも大きな利上げが予定されており、インフレの鎮静化が進まなければより一層のリセッション懸念が広がります。
企業決算の発表を控える今月は、まだまだ株価の底を打つとは考えにくいですね。
とはいえ、長期目線で少しでも資産を積み増していこうと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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