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こんにちは!
1週間で300万円ほど資産を減らした
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は再び下落に転じてしまい、1週間を通しても3指数ともにマイナスとなりました。
S&P500は▲3.41%、ダウは▲2.81%、ナスダックは▲3.70%の下落となり、11月までの上昇トレンドから転落しています。
これから年末にかけて消費者物価指数(CPI)の発表や今年最後のFOMCが控えています。
どこで上昇に転じるかわからない相場において、全てをキャッシュにすることはできない反面、リスクを取り過ぎることへの対応も必要となります。
それでは12/9の米国市場を振り返り【政策金利の減速が遠のく】まだ消費マインドは強い米国について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
S&P500の今後について解説してるで
12/9米国市場の値動き
昨日の米国市場は再び下落して、12月入ってからは良いところがありません。
機関投資家は来週の消費者物価指数(CPI)の結果を待っているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
再び下落に転じた米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって反落しました。
・S&P500…▲0.73%
・ダウ…▲0.90%
・NASDAQ…▲0.70%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
前日に続いて上昇が期待されましたが、午後から売り圧力に押し戻されると引けにかけて急落していきました。
全体的に下落しましたが、大型株よりも小型株の売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株はまちまちよ!
コインベースは年初来で▲84%ダウンや
急騰した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.489から3.586に急騰しました。
これまで下落傾向にあった長期金利ですが、昨日は急激に上昇していきました。
これまで買い向かっていた債券トレーダーは、来週の消費者物価指数(CPI)の発表を前にして売り向かっているようです。
わずかに上昇VIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の22.29から22.83に上昇しました。
今週に入り続伸しているVIXですが、昨日も上昇が止まりませんでした。
このところの株価の下落に伴ってVIXは徐々に水準を切り上げていますが、来週の消費者物価指数(CPI)次第では跳ね上げる可能性もあります。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることがわかります。
数銘柄だけ上昇してるわね!
ほとんどの銘柄が下落しているのに、TSLA(テスラ)は+3.23%と高騰しているのが目立ちます。
他にもAVGO(ブロードコム)が+2.57%、NFLX(ネットフリックス)+3.14%、WBD(ワーナーブラザーズ)+3.07%と上昇しています。
一方で、前日まで好調だったヘルスケア銘柄の下落が気になりました。
他にもCVX(シェブロン)▲3.06%、WMT(ウォルマート)▲2.33%、QCOM(クアルコム)▲2.22%なども大きく下落していました。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・金融…▲0.21%
・通信…▲0.22%
・不動産…▲0.28%
・公益事業…▲0.34%
・素材…▲0.5%
・情報技術…▲0.61%
・資本財…▲0.79%
・生活必需品…▲0.81%
・一般消費財…▲0.86%
・ヘルスケア…▲1.19%
・エネルギー…▲1.81%
エネルギーセクターの下落が止まりませんね。1週間では▲7.35%も急落していますし1ヶ月では唯一のマイナスセクターです。
一般消費財セクターはテスラの上昇に助けられ、通信セクターは全般的に強かった印象です。
昨日は比較的大きな下落はありませんでしたが、今週は全セクターがマイナスとなってしまいました。
12月は完全に下落でスタートしたわね!
今後も下落が予想されるS&P500
クリスマスラリーが期待された米国市場でしたが、S&P500にとって12月は厳しい相場となりそうです。
終値では3,934にまで下落したS&P500ですが、レジスタンスに押し返されてからは弱いチャートをしています。
このまま下落トレンドを継続してしまうと、年末までにはあと▲6%ほど下落してしまうことになります。
消費者物価指数(CPI)をきっかけに反転してくれることを願うしかなさそうですね。
基本は下目線だと思った方が良さそうね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
PPIは予想を上回り利上げ後押し
11月の生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが、予想を上回ったことで今後の利上げを後押しする結果となりました。
総合PPIもコアPPIも前年比ではインフレの減速が見られるものの、前月比では低下は見えず予想を超える結果となりました。
インフレの低下を期待していた市場を裏切る結果となったことが、昨日の相場を押し下げることにつながりました。
CPIも予想を上回ったら
来年も利上げ地獄やな
米消費者のマインドは上向きへ
12月のミシガン大学消費者信頼感指数が発表されましたが、消費者マインドが上を向いている米経済はまだ強いようです。
〈12月〉
・結果…59.1(予想…56.8)
・前回…56.8
・1年後インフレ期待…4.6%(前月…4.9%)
・5-10年先インフレ期待…3.0%(前月…3.0%)
一方で、1年先のインフレ期待は15カ月ぶりの低水準となりました。
利上げピークは2023年末まで据え置き
ブルームバーグの調査によると、政策金利のピークは2023年末まで据え置かれることをエコノミストは予想しているようです。
12月のFOMCでは0.5%の利上げを予想する市場ですが、来年に入ると2会合連続の0.25%利上げが予想されています。そうなると、その時点での政策金利は4.75-5.0となります。
これまでは2023年中には利下げに転じると予想されてきた政策金利ですが、これが年末まで下がらないとなれば株価が上昇するのは難しいかも知れません。
テスラの上海工場は生産を停止
テスラは上海工場での生産を早ければ12月末から来年にかけて停止することを関係者が明らかにしました。
消費者需要の鈍化が背景に、モデルYとモデル3の組み立てラインは12月最終週にはストップするとのこと。モデルYの生産停止は1月初旬まで、モデル3の生産は1月下旬まで続く可能性があるとのこと。
もしこれが本当の情報であれば、来期のテスラは生産台数を一気に低下させてしまい、決算発表後には大きく株価を落とすと考えられます。
今月の注目イベントについて
今月も重要な経済指標の発表をはじめ、米国市場に大きな影響を与えそうなイベントが目白押しです。
特に来週には大注目の消費者物価指数(CPI)の発表があります。今後の米経済の見通しはこれにかかっているといっても過言ではありません。今後も注目イベントについては引き続きウォッチしていきたいと思います。
まとめ
【政策金利の減速が遠のく】まだ消費マインドは強い米国をまとめます。
昨日の米国市場は再び下落に転じて、週間ベースでも大きく値を崩す結果となりました。
インフレのピークアウトから利上げが減速するであろう期待から株価を上昇させてきた米国市場ですが、どうやらこのまま上昇に転じることはなさそうですね。
もしも、来週の消費者物価指数指数(CPI)でインフレ率が上昇しているようなら、株式市場は急落するリスクにさらされます。
今週の株価下落が押し目買いのチャンスと考えているようなら、少し気が早いかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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