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昨日の米国市場は、4日連続の下落を止めることができました。大きな上昇とまではいきませんでしたが、FOMCからの売り圧力は一旦終わったようです。
例年のように12月は強い相場を期待していた投資家にとっては期待外れとなりそうですが、筆者はまだクリスマスラリーがあると信じています。
一方で、日本経済に目を向けると、日銀による大きな政策変更があったようです。日本に住むわれわれの生活も大きな影響があるだけでなく、米国株投資家にとっても注目すべきビックニュースです。
それでは12/20の米国市場を振り返り【米国株まだ買うな!】お得に米国株を買えるのは来年の〇月以降?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
12/20米国市場の値動き
昨日の米国市場は4日連続を止めて、わずかに上昇しました。
特に大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
下落を止めた米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろってわずかに上昇しました。
・S&P500…+0.10%
・ダウ…+0.28%
・NASDAQ…+0.01%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。これで5日連続の下落かと思われたのですが、ほどなく上昇に転じるとプラス圏内でもみ合って引けました。
3指数ともに大きな変動はありませんでしたから、FOMC後の利上げに対する売り圧力は一旦手仕舞いといったところでしょうか。
全体的にわずかに上昇していますが、大型グロース株だけが上昇しませんでした。
ハイパーグロース株もマッタリよ!
急騰した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.590から3.692に急騰しました。
今週に入り2日連続で長期金利が急騰しています。これまで高利回りの長期債を買う傾向にあった債券トレーダーでしたが、テクニカル的には今後少し戻しそうなチャートをしています。
金利と株価はシーソーの関係にあるので、長期金利が上昇すると株式の上昇余地は小さくなります。
4%を超えるようなことがあると
株価は一段と下落するやろな
さらに低下したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の22.42から21.48に低下しました。
今週に入りVIXも続落しています。ホリデーシーズンに入った米国市場では、ボラティリティが高まることはないと考えています。
株価上昇のチャンスやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、それなりに上昇している銘柄が多いことがわかります。
またテスラちゃん急落じゃない!
半導体が全体的に売られていますが、やっぱりTSLA(テスラ)の急落が目立っています。テスラについて特に目立ったニュースはありませんでしたが、ツイッター騒動に紛れてまたイーロン・マスクがテスラ株でも売っているのでしょうか?
一方で、大きく上昇している銘柄もあり、META(メタ)+2.28%、ADBE(アドビ)+2.88%、ACN(アクセンチュア)+2.54%、GE(ゼネラルエレクトリック)+2.91%、MRNA(モデルナ)+5.93%などが目立っています。
他では、エネルギー銘柄が久しぶりに大きな上昇を見せています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち8セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+1.42%
・素材…+1.26%
・金融…+0.76%
・通信…+0.51%
・公益事業…+0.24%
・ヘルスケア…+0.2%
・情報技術…+0.18%
・資本財…+0.16%
・生活必需品…0%
・不動産…▲0.28%
・一般消費財…▲1.04%
一般消費財のマイナスは完全にテスラに引っ張られていますね。その他はほとんど上昇していますので、下落相場も一旦の踊り場と考えています。
特にエネルギーセクターが大きく上昇していますが、こちらも1ヶ月の大きな下落に対して巻き戻しが入っているようです。
エネルギーはもう一度上げそうよ!
まだ何も安心できないS&P500
昨日のS&P500は何とか続落を止めることができましたが、まだ何も安心できる材料はありません。
終値では3,821まで回復しましたが、50日移動平均線の下にあり、下落トレンドラインをたどっています。
出来高も少ない上昇ですので機関投資家は買いの判断をしているワケではなさそうです。
S&P500が上昇に転じるためには、オレンジの短期下落トレンドを抜けて50日移動平均線を超える必要があります。
4,000を回復すべきよ!
米国市場のトピックス
今日の記事では米国市場のニュースというよりも、米国株に投資している日本人にとってのトピックスが中心となります。
日銀によるYCC経済政策が変更
日銀はこれまで経済政策としてゼロ金利政策を推し進めてきました。しかし、黒田総裁は一転してこれを覆してきました。
これまで政策金利の上限を0.25%としてYCC(イールドカーブコントロール)政策としてきた日銀でしたが、今後は0.5%に拡大することを言明しました。
黒田総裁は『これは利上げではない』と言っていましたが、市場は大きく反応して長期金利も為替も高騰しています。ドル円は1日で5円以上も円高に振れ、一時は1ドル130円にタッチするまでに上昇しました。
ゼロ金利政策が終わることで日本への影響は?
今後も金利が上昇する可能性を示唆したこの政策変更は、われわれ日本人にも大きな影響を与えます。
ひとつは政策金利が上昇することで、住宅ローンの変動金利が上がる可能性が高いことです。現在は0.5%を切るような低水準の変動金利ですが、今後変動金利が上昇するようなことがあれば、多くの日本人は住宅ローンで苦しむことになります。
米国株はまだ買うな!
日銀による政策金利の変更は、われわれのような米国株に投資している人へも大きな影響を与えます。
為替が円高に振れるということは、米国株に投資している私たちの資産が目減りすることとなります。これに関しては、今までが円安フィルターによって米国株のマイナスをカバーしてくれていただけなので、戻って当然なところがあります。
しかし、これから米国株を買い向かおうと考えている人は少し待った方が良いかも知れませんね。今後も日本の政策金利が上昇していくことは、どうやら避けられない事実のようです。
日本の利上げが進めば、これまで円安の要因となってきた日米の金利差が縮まることになります。円安の要因だった金利差が縮まれば、これからも円安トレンドに拍車がかかることになります。
今は米国株に投資するには為替リスクが大きすぎると考えた方が良いでしょう。
いつ米国株を買ったらええんや
米リセッション確率70%
米国のエコノミストは、アメリカ経済が来年にリセッション入りする確率は70%とみているようです。
来年の米GDPは0.3%増にとどまると予想される中で、第2四半期(4月ー6月)には0.7%減のマイナス成長が予想されています。
米経済が第3四半期(7月ー9月)以降に回復に向かうのであれば、米国株の買い時も7月以降となるのでしょうか。
その頃には為替も安定してるはずよ!
もしも現在のダウントレンドが継続するようなら、2023年のS&P500は下のチャートのような値動きをするのかも知れません。
予想はあくまでも予想ですが、来年の後半には株価の回復を予想しているアナリストも多いようですから、筆者は7月まではキャッシュを増やしておこうと考えています。
今月の注目イベントについて
今月も重要な経済指標の発表をはじめ、米国市場に大きな影響を与えそうなイベントが目白押しです。
ビックイベントを終えた米国市場ですが、今後も注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。
まとめ
【米国株まだ買うな!】お得に米国株を買えるのは来年の〇月以降?をまとめます。
昨日の米国市場はわずかに上昇したことで、4日続落をストップすることができました。年末はクリスマスラリーが来るかも知れませんが、一時的な上昇だと考えています。
2023年には米経済がリセッション入りする公算が高く、円高に振れる確率も上がっています。
今後、米国株に投資するのであれば、もう少し時間の経過が必要なのかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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