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こんにちは!
久々のおはギャーだった
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は4営業日ぶりに大きな下落となりました。
消費者物価指数の前日ということで、ポジションの整理を行った投資家も多かったのでしょうか。
インフレの高止まりによる株価下落を予想して、ショットポジションが積み増されたことにより下落が加速しています。
一方で、徐々に中間選挙の結果が明らかになってきましたが、思いの他共和党優勢に進行しているようです。
ただ、中間選挙の結果が出る前にウォール街の視点は、すでに本日のCPIに移っているようです。
それでは11/9の米国市場を振り返り【もつれる中間選挙に急落する米国株】CPI発表前に市場は警戒高めるについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
注目の決算発表について解説してるで
11/9米国市場の値動き
昨日の米国市場は4営業日ぶりに下落に転じました。
CPIの発表を前に大揺れする相場ですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
下落した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともに大きく下落しました。
・S&P500…▲2.05%
・ダウ…▲1.95%
・NASDAQ…▲2.48%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落が止まりませんでした。
ナスダックを中心に下落した1日となりましたが、ダウとのパフォーマンスの差は広がる一方です。
やっぱりこれからはダウか
全体的に大きく下落していますが、バリューよりもグロースの売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株は急落よ!
アファームは決算ミスも重なり大暴落しています。
他にも追いかけて欲しい銘柄があれば
お問い合わせフォームで教えてや~
債券買いで低下した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日終値の4.128から4.099と下落しました。
長期金利が下がって株価も下がるといった違和感のある値動きをした昨日の市場でしたが、株式市場から債券市場に資金が流出したとも考えられます。
ただし、2年以上も長期金利の上昇トレンドは続いているので、このまま金利が低下していくとは考えていません。
当分は高金利と付き合っていくしかないの!
それほど大きく上昇しなかったVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の25.54から26.09と上昇しました。
株式市場がこれだけ急落しているにもかかわらず、VIXは2%しか上がらなかったのには違和感を感じます。
以前であればここまで株価が急落する相場であれば、VIXは簡単に10%ほど上がったものです。
現在の相場がどれだけ予想しにくい状況かを感じています。
これもCPI待ちか
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全面的に真っ赤となった1日でした。
パターンレッド再びね!
メタ(+5.18%)以外は全面的に大幅下落となっています。メタは大規模なレイオフ(1万1000人の従業員を解雇)が好感されたようです。
一方で、イーロン・マスクによる自社株の売却(39.5億ドル)が明らかになったTSLA(テスラ)は、▲7.17%と急落しており、7営業日で▲21.95%の暴落となっています。
決算をミスしたDIS(ディズニー)は▲13.16%と急落しており、ダウ指数にも大きな影響を与えています。
他にも大型株も急落しており、AAPL(アップル)▲3.32%、NVDA(エヌビディア)▲5.66%、AMZN(アマゾン)▲4.27%、V(ビザ)▲3.89%の下落をしました。
また、このところ上昇を続けてきたエネルギー株が原油価格の続落を受けて、大きく値を切り下げています。
米国の原油在庫が高水準にあることがわかり売りが膨らんだようです。
それでもまだエネ株は上がるやろ
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・公益事業…▲1.0%
・ヘルスケア…▲1.12%
・不動産…▲1.15%
・生活必需品…▲1.44%
・資本財…▲1.64%
・金融…▲1.92%
・通信…▲1.98%
・素材…▲2.21%
・情報技術…▲2.57%
・一般消費財…▲3.41%
・エネルギー…▲4.46%
全セクター1%以上の下落をしていますが、エネルギーセクターの急落が目立ちます。
また、時価総額の大きいテスラ、アマゾンが急落すると一般消費財セクターは耐えられませんね。
一方で、公益、ヘルスケア、生活必需品などのディフェンシブセクターの下落は限定的でした。
下落トレンドを抜けられないS&P500
昨日のS&P500は4日ぶりに大幅下落していますが、やはり年初から続く下落トレンドは抜けられないようです。
終値では3,748まで下げており、当ブログで予想しているトレンドライン通りに下落してしまっています。
このまま下げ止まらないようだと、12月には年初来安値を更新してしまい3,400まで掘り下げる公算が高まります。
上昇にかけている投資家にとっては、今夜に控えた消費者物価指数(CPI)が下がっていることを祈るしかなさそうですね。
祈ってもダメなの!
下げたら買うだけや
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
結局テスラ株を売っているイーロン・マスク
昨年はもうテスラ株を売らないと言明していたイーロン・マスクですが、ツイッター買収の資金繰りで自社株を売っていることを開示しました。
売却金額は39億5000万ドルにまでのぼり、テスラの株価は2020年11月の水準にまで下げ、およそ2年間分の上昇をすべて吹き飛ばしてしまいました。
テスラへの投資には『イーロン・マスクリスク』を最大に考慮する必要がありそうですね。
ザッカーバーグが自身の責任を認める
年初から▲71%株価を下落させているメタ・プラットフォームズですが、CEOであるマーク・ザッカーバーグは潔く自身の責任であることを認めました。
メタは従業員の13%(1万1000人)の削減を発表していますが、同時に来年の3月までは採用を凍結するとのことです。
潔いけど株価は戻らないやろうな
暗号資産交換業者が破産法申請か
暗号資産交換業者であるFTXは、追加資金の投入をしなければ破産法申請をせざるを得ない状況であることを発表しました。
これを受けて前日に▲10%も急落していたビットコイン価格は、昨日1日でも▲13%も急落させています。
昨年の高値からビットコインは▲70%も暴落しており、やはり暗号資産の時代はコロナバブルとともに、はじけてしまったようです。
米中間選挙は予想外にもつれる
米国で行われている中間選挙では投開票が続いていますが、予想外にもつれているようです。
上院選挙は民主党が1議席を共和党から奪っており、下院選では共和は差し引きで12議席を民主から奪還している模様。
予想以上に共和党が善戦しており、このまま上下院ともに民主党が過半数割れするようだと、大幅な『ねじれ議会』が生み出されそうですね。
昨日発表された注目決算
昨日も注目の企業決算が発表されましたが、市場に大きな影響を与えそうな決算についてハイパーグロース株を中心にピックアップしていきます。
11/9(水)
・RVIN(リビアン)
・RBLX(ロブロックス)
・U(ユニティ)
・MQ(マルケタ)
RIVN(リビアン)のQ3決算
米EVメーカーのRIVN(リビアン)の決算は、EPSはコンセンサス予想を上回りましたが売上高はミスしています。
地合いの悪かった場中の相場では▲11.87%下げていたリビアンの株価は、決算発表のあったアフターマーケットでは+8.12%とリバウンドしています。
通期の生産台数の見通しを据え置いたことが好感されたようです。
アマゾンもプラスに働くとええな
RBLX(ロブロックス)のQ3決算
オンラインゲーミングプラットフォームのRBLX(ロブロックス)の決算は、売上高もEPSもコンセンサス予想を下回りました。
こりゃひどい決算やな
プレで決算発表のあったロブロックスの株価は、場中で▲21.0%と急落しました。
どちらかと言ったら子供向けのゲームエンジンを提供しているロブロックスですから、アフターコロナで子供が学校に行くようになれば需要はなくなってしまうんでしょうね。
U(ユニティ)のQ3決算
ゲーム開発などを手掛けるソフトウェア企業であるU(ユニティ)の決算は、売上高はコンセンサス予想をビートしましたがEPSは予想通りとなりました。
ガイダンスは良かったな
場中で▲9.51%と急落していたユニティの株価は、決算発表のあったアフターマーケットではさらに▲4.65%下げています。
もはやハイパーグロース株の出る幕はないのでしょうか。
MQ(マルケタ)のQ3決算
カード発行のプラットフォームを提供するフィンテック企業のMQ(マルケタ)の決算は、売上高はコンセンサス予想をビートしましたがEPSをミスしました。
やっぱり利益は減っとるな
場中で▲8.5%下げていたマルケタの株価は、決算発表のあったアフターマーケットでは+8.17%と急上昇しています。
ハイパーグロース株のフィンテック企業の株価が、決算発表後に軒並み急落している中でマルケタは上昇してくれて一安心です。
今週の注目決算
米国株の決算シーズンも大詰めを迎えていますが、重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
11/10(木)
・NIO(ニオ)
・PLUG(プラグパワー)
主要企業の決算発表を終えた米国市場ですが、今後も引き続き企業決算はウォッチしていきたいと思っています。
まとめ
【もつれる中間選挙に急落する米国株】CPI発表前に市場は警戒高めるをまとめます。
昨日の米国市場は4営業日ぶりに大きな下落となりました。
中間選挙の結果が出てないうちに、投資家の注目は今夜発表される消費者物価指数(CPI)に移っています。
インフレ率が予想を超えて低下していないようだと、株価はさらに急落してしまうと考えています。
まだ底の見えない米国市場ですが、悲観の中に生まれる好機を少しづつでも取りに行きたいと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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