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こんにちは!
寒さに負けてコタツを出した
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は2日連続の下落となりました。
それほど大きなニュースがあったワケではありませんでしたが、FRB高官による相次ぐタカ派発言は市場に影響を与えたようです。
インフレの鈍化が見えはじめたことで1ヶ月ほどは株価が上昇していますが、年初から続く下落が止まるかどうかについては4週間後に答えが出ると考えています。
それでは11/17の米国市場を振り返り【4週間後に答えが出る米国市場】FRB高官のタカ派発言で相場は下落について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
S&P500の今後について解説してるで
11/17米国市場の値動き
昨日の米国市場は2日連続の下落となりましたが、それほど大きな値動きはありませんでした。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
わずかに続落した米主要3指数
昨日の米国市場は、3指数ともに続落した1日となりました。
・S&P500…▲0.31%
・ダウ…▲0.02%
・NASDAQ…▲0.35%
プレマーケットでは大きく売られていた相場は、マーケットがオープンするとジワジワと上昇していきました。午後にかけていったん売られる場面もありましたが、引けにかけて買い戻されました。
ナスダックは▲1.5%のスタートから1%以上も回復したことになります。
結果だけ見ると下げた相場となりましたが、1日のチャートを見ると下げても買い支えられる強い市場がうかがえます。
上昇の余地はありそうやな
全体的にわずかに下落していますが、バリュー、グロースともに小型株の売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株も続落よ!
他にも追いかけて欲しい銘柄があれば
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わずかに戻した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.690から3.769に上昇しました。
FRB高官のタカ派発言により多少の上昇が見えた長期金利ですが、中期的には下落トレンドにある債券市場ですから、もう少し下がり続けるのではないかと考えています。
政策金利に近付いてきたわね!
低下を続けるVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の24.11から23.93に低下しました。
昨日も株価が下落しているのにVIXも下がるといったちぐはぐな1日でした。
すでに1ヶ月以上も低下を続けているVIXですが、もう少し下を目指すことができそうなため株価上昇を期待して良いかと考えています。
20近くまで下げそうやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、指数がわずかにしか振れなかった割に変動の大きな銘柄が多かったように感じます。
赤と緑が半々といったところね!
AAPL(アップル)+1.30%、CSCO(シスコ)+4.96%、TGT(ターゲット)+4.21%など大きく上昇した銘柄もありましたが、昨日はヘルスケアに追い風の相場となりました。
一方で、AMZN(アマゾン)▲2.34%、TSLA(テスラ)▲2.01%、DIS(ディズニー)▲2.66%、NFLX(ネットフリックス)▲3.51%など大きな下落をした銘柄も多く見受けられました。
特にソフトウェア企業に関しては、ほとんどが▲3%以上の下落をした1日となりました。
BBWI(バス&ボディーワークス)は
1日で+25.18%の爆上げやったな
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。
・情報技術…+0.07%
・生活必需品…+0.04%
・エネルギー…▲0.09%
・ヘルスケア…▲0.24%
・資本財…▲0.28%
・金融…▲0.42%
・通信…▲0.44%
・一般消費財…▲0.53%
・不動産…▲0.66%
・素材…▲0.88%
・公益事業…▲1.69%
ハイテクと生活必需品が上昇したといっても0.1%以下のわずかな上げでした。
下げたセクターも大半が▲1%以下の限定的な下落でしたが、公益事業セクターだけは大きな下落となりました。
おとなしい1日だったわ!
S&P500は4週間後に注目
昨日のS&P500は下落しましたが、4週間後にどうなるのかが重要なポイントとなりそうです。
上は直近1年のS&P500週足チャートですが、およそ4週間後にはレジスタンスを試す位置にあります。
12月中旬には消費者物価指数(CPI)の発表があり、FOMC(政策金利発表)も控えています。S&P500が1年続く下落トレンドから抜けることができるかは、4週間後に答えが出ると考えています。
押し返される可能性も高いわ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
利上げに対するFRB高官のタカ派発言が続く
セントルイス連銀のブラード総裁は、現在引き上げているFFレート(政策金利)を最低でも5-5.25%とすることがふさわしいと言明しました。
現在は3.75-4.0%のFFレートですが、12月の0.5%上げで頭打ちとなることを予想していた市場関係者にとっては、ネガティブに働くと考えられそうです。
同様にサンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、『利上げの一時停止は現在のところ選択肢にはない。議論すらされていない』と述べています。
先週の消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで株価は上昇していますが、FRBメンバーにとっては喜ばしくないことだったようです。
予想を大きく下回ったフィラデルフィア連銀景況指数
昨日発表されたフィラデルフィア連銀景況指数は、予想を大きく下回る結果となりました。
新規受注▲16.2や受注残▲22.9などが弱かった反面、支払価格35.3や受取り価格34.6などインフレの影響を色濃く受けているようです。
米国のフィラデルフィア地区の景況感や経済活動を示す指標。全米12の地区連銀のひとつであるフィラデルフィア連銀が毎月第3木曜に発表。同地区の製造業約250社を対象に景況感についてアンケート調査を実施。プラスが好況、マイナスが不況。
ニューヨーク連銀製造業景況指数、ISM製造業景況指数とともに重要指標として注目。
小売り強くギャップ好決算で爆上げ
日本でもおなじみのアパレルブランドのギャップ(GPS)が、好決算を発表したことで株価を跳ね上げています。
昨日の相場で+5.56%上げていたギャップの株価は、決算発表のあったアフターマーケットでは+9.91%と高騰しました。
歴史的なインフレ下にある米国ですが、消費者の購買意欲はなお高いようですね。
まとめ
【4週間後に答えが出る米国市場】FRB高官のタカ派発言で相場は下落をまとめます。
昨日の米国市場は2日連続の下落となりましたが、まだ上昇の余地はあると思います。少なくとも来月の消費者物価指数(CPI)の発表までは相場は強いと考えています。
とはいえ、インフレ抑制のための利上げは長期にわたると発言しているFRB高官も多く、とても楽観できる状況にはありません。
4週間後に控えた11月のインフレ率を踏まえて、12月のFOMCではどのような指針が示されるのでしょうか?
2022年がどのように締めくくられるのかは、4週間後に答えが出ると思います。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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