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こんにちは!
そろそろ動きたいと考えている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は月曜日に続いて下落しました。
大きな経済指標などに影響されたわけではなく、FOMCを前に市場に緊張感が走っているようです。
FOMC自体はすでに開催されているのですが、注目されているのは日本時間の3日(木)明け方3時にはパウエル議長の記者会見ですね。
今後の政策金利について言及があるようなら市場は素早く反応すると予想されます。
現在の景況感を鑑みると、金融引き締めを減速するような発言は無いと思いますけどね。
それでは11/1の米国市場を振り返り【下げ止まらないメガテック】FOMC後には急騰するのか?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
注目の決算発表について解説してるで
11/1米国市場の値動き
昨日の米国市場は月曜日に続いて下落しました。
FOMCを前に市場は静観しているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
上がり切れなかった米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。
・S&P500…▲0.37%
・ダウ…▲0.26%
・NASDAQ…▲0.90%
プレマーケットでは大きく上昇していた相場は、マーケットがオープンすると急激に下落していきました。
そこからはほとんど値動きはありませんでしたので、FOMCを前に市場は静観しているように見えました。
今週は続落やな
大型グロースだけが下落をして、その他はほぼ値動きナシといった相場でした。
ハイパーグロース株は比較的弱かったわ!
他にも追いかけて欲しい銘柄があれば
お問い合わせフォームで教えてや~
FOMCを前に静観する長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日終値の4.050から4.048と変わらずでした。
今週の長期金利はほとんど変動がありませんでしたが、やはり債券市場もFOMCを前に静観しているようです。
とはいえ、4%を超える高い水準を保っているという時点で株式市場には逆風となりますので、まだまだ株価が反転するには環境が整っていないようです。
結局FOMC次第ってことね!
方向性がつかめなくなったVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の25.88から25.81と変わらずでした。
債券市場にしても株式市場にしても大きな値動きのない期間に差し掛かっていますが、VIXについても方向性がつかめない様子です。
11月の利上げが0.75%だとしても、市場はすでにターミナルレートに意識が向いているようです。
金融引締めにおける利上げの最終着地点のこと。米国の政策金利であるFFレートは最大で何%まで引き上げられるのかというレートを指します。
5%を超えるようだとまだ株価は下がるな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、メガテック以外はそれほど悪くなかったように見えます。
指数はGAFAMが下げてたのね!
引き続きテック系が弱い相場が続いていますが、GOOG(アルファベット)とAMZN(アマゾン)の下落が止まりませんね。
景気後退がささやかれる中で、個人消費や広告費は年末から来年にかけて見通しがたたない状況が株価を押し下げているようです。
どこまで下げるんやら
一方で、上げている銘柄も散見されます。
これまで下げすぎてきたMETA(メタ)は+2.19%とリバウンドしていたり、WBD(ワーナーブラザーズ)+2.69%やPARA(パラマウント・グローバル)+4.64%などが上昇していました。
ファイザーは好決算による上昇ね!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。
・素材…+1.36%
・エネルギー…+0.97%
・金融…+0.43%
・公益事業…+0.43%
・ヘルスケア…+0.11%
・資本財…+0.01%
・不動産…▲0.03%
・生活必需品…▲0.09%
・情報技術…▲0.65%
・一般消費財…▲0.86%
・通信…▲1.85%
またもや通信セクターが大きく下落しています。
MATA(メタ)、GOOG(アルファベット)がここまで下落する相場を、昨年までは想像もつきませんでしたね。
一般消費財セクターや情報技術セクターも大型株の下落に引っ張られた下落をしましたが、1週間でもマイナスリターンとなってしまいました。
エネルギーは1ヶ月で14%の上昇よ!
まだ上を目指せそうなS&P500
昨日のS&P500は2日連続の下落となってしまいましたが、まだ上を目指せそうなチャートをしています。
終値では3,856と続落したものの、チャートを見る限りダブルボトムをつけた後の反転上昇中にあります。
現在は9月に付けた底値を上値抵抗線に替えて押し戻されていますが、レジスタンスをブレイクアウトできれば200日移動平均線を試す展開になりそうです。
どっちにせよFOMCやろな
昨日発表された重要な経済指標
昨日発表された米国の経済指標について触れておきます。
製造業は2年半ぶりの低水準へ
昨日発表された10月のISM製造業景気指数は、およそ2年半ぶりとなる低水準にまで低下しました。
10月(前年比)
結果…50.2%(予想…50.0)
前回…50.9%
仕入れ価格が7ヶ月連続で低下していることはインフレにとっては良いニュースとなりましたが、受注が低下していることで製造業の冷え込みが示唆されました。
景気後退の予兆が見える米国ですが、インフレを抑え込む意味では悪くない状態とも言えそうです。
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ツイッター・ブルーは定額制へ
ツイッターを買収したことでCEOに就任したイーロン・マスクは、ツイッターアカウントにつけられる『ツイッター・ブルー』を定額制度にすることを発表しました。
月額8ドル支払うことでアカウントへの認証済みバッジ付与され、検索などにおいて優先的に表示されるほか広告表示が半分になると説明しています。
なんかツイッターの世界観も変わりそうね!
労働者の脱出がはじまった世界最大のiPhone工場
世界最大のiPhone製造工場がある中国の鄭州市では、労働者の脱出がはじまっているようです。
急きょ導入された新型コロナウイルス対策から逃れようと、出稼ぎ労働者が脱出しているようですが、従業員20万人の多くはこの対策で不自由な生活を強いられているとのこと。
人権無視の政策やな
求人件数が予想外に上昇
9月の求人件数は市場予想を超えて増加していることがわかりました。
失業率は低水準なのに対して賃金上昇につながる可能性があるため、積極的な金融引き締めを継続する見解が強まりました。
昨日発表された注目決算
昨日も注目の企業決算が発表されましたが、市場に大きな影響を与えそうな決算についてピックアップしていきます。
11/1(火)
・LLY(イーライ・リリー)
・PFE(ファイザー)
・BRK-A(バークシャー・ハサウェイ)
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)
・ABNB(エアビーアンドビー)
・DVN(デボンエナジー)
中でも重要と思われる企業決算を解説していきます。
LLY(イーライ・リリー)のQ3決算
米大手製薬メーカーのLLY(イーライ・リリー)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想をビートしました。
ガイダンスはEPSミスやったな
プレマーケットで決算発表のあったイーライ・リリーの株価は▲2.63%と下落しています。
長期的な上昇を期待して筆者は購入したばかりだったのですが、決算発表を待った方が良かったですね。
PFE(ファイザー)のQ3決算
世界トップの売上高を誇る製薬メーカーのPFE(ファイザー)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を大幅にビートしました。
ガイダンスもクリアしとるな
プレマーケットで決算発表のあったファイザーの株価は+3.14%と上昇しています。
さすがの安定感を感じるわね!
BRK-A(バークシャー・ハサウェイ)のQ3決算
ウォーレン・バフェット率いるBRK-A(バークシャー・ハサウェイ)の決算は、さまざまなサイトが提供する決算スケジュールには組み込まれているものの、結果を公表しているサイトがありませんでしたので、結果はわかりませんでした。
じっちゃまのツイートを引用すると『コンセンサス予想がないためわかりません』とのことでした。
バークシャー・ハサウェイは投資の神様ウォーレン・バフェットが率いる資産運営を中心とする多角事業団体です。そのティッカーコードはBRK-AとBRK-Bに分かれていますが、クラスBはクラスAの株価の1500分の1の価格帯で販売されており、我々個人投資家が見るような株価はクラスBのBRK-Bであることが多いはずです。B種株式はA種株式の議決権の10,000分の1の議決権が与えられています。
現在のBRK-Bの株価が295ドルに対して
BRK-Aの株価は445,050ドルよ!
AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)のQ3決算
米半導体大手のAMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想をビートしました。
ガイダンスもミスしとるな
アフターマーケットで決算発表のあったアドバンスド・マイクロ・デバイセズの株価は+4.24%急騰しています。
一見、完全なる決算ミスに見えるのですが、他の半導体企業が立て続けに減収を発表しているのに対して、AMDが増収の見通しを発表したことが好感されたようです。
その他銘柄の決算結果
昨日発表されたその他注目銘柄の決算結果と株価推移は以下の通りです。
今週の注目決算
今週も米国市場では注目の決算発表が続きます。
重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
11/2(水)
・QCOM(クアルコム)
・CVS(CVSヘルス)
・FTNT(フォーティネット)
11/3(木)
・MRNA(モデルナ)
・AMGN(アムジェン)
・SBUX(スターバックス)
・PYPL(ペイパル)
・REGN(リジェネロン)
・MAR(マリオット)
・SQ(ブロック)
・WBD(ワーナーブラザーズ)
・DDOG(データドッグ)
11/4(金)
・BABA(アリババ)
山場を越えた決算シーズンですが、まだまだ予断を許さない米国市場において企業決算は重要なファクターとなります。
今後も引き続き企業決算はウォッチしていきたいと思っています。
【下げ止まらないメガテック】FOMC後には急騰するのか? まとめ
【下げ止まらないメガテック】FOMC後には急騰するのか?をまとめます。
昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。
すでに開催されているFOMCではどのような政策が議論されているのでしょうか?
3日の未明にはパウエル議長の記者会見が予定されていますので、市場の注目を一身に集めています。
トンネル出口が近いのかどうかは誰にもわかりませんが、ダウンサイドはそれほど大きくなくなってきましたので、徐々に投資再開と考えても良いかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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