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こんにちは!
個別株が焼かれている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は前日に続けてGAFAMが大きく下落しています。
アフターマーケットで決算発表をしたアマゾンは、決算ミスにより時間外で13%の暴落をしています。
連日株価を急落させているGAFAMですが、このまま米国市場の足を引っ張ってしまうのでしょうか?
それでは10/27の米国市場を振り返り【今夜はアマゾンショックに注意!】米国市場の足を引っ張るGAFAMについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
注目の決算発表について解説してるで
10/27米国市場の値動き
昨日の米国市場はGAFAMの決算結果に警戒した投資家による売りが先行したようです。
大きく売られたメガテック株により株価指数は足を引っ張られる結果となりましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
ダウ上昇ナス下落となった米主要3指数
昨日の米国市場は引き続きメガテックの決算ミスの影響が残り、ナスダックが大きく下落しました。
・S&P500…▲0.68%
・ダウ…+0.67%
・NASDAQ…▲1.59%
メガテックの決算ミス連発により下落からはじまると思われたマーケットは、意外にもプレでは上昇していました。
その後マーケットがオープンすると30分ほど急落して、30分ほどリバウンドしていきました。
3指数とも値動きは同様でしたが、ダウは常にプラス、ナスダックは基本的にマイナス圏内を推移していましたが、最終的には引けにかけて売られていく展開となりました。
最近はダウの方が強いな
バリューはプラス、グロースはマイナスとはっきり分かれた1日となりました。
ハイパーグロース株はまちまちね!
他にも追いかけて欲しい銘柄があれば
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4%を切ってきた長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日終値の4.007から3.921と続落しました。
およそ2週間ほど下落傾向のある長期金利ですが、昨日もマーケットがオープンすると急落していきました。
多くの銘柄は長期金利の低下を受けて株価は上昇できる環境にあるのですが、大型株の決算ミスの影響は大きいですね。
このまま下げていけるかに注目ね?
ほとんど変わらなかったVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の27.28から27.39とほとんど変わりませんでした。
長期金利の低下とビックテックの決算ミスの影響が拮抗しているため、VIXも方向性が定まらない様子でした。
アフターマーケットで決算発表のあったアップルとアマゾンの影響は、今夜のマーケットにどう影響するのでしょうか?
GAFAM全滅やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、GAFAM以外はそこまで下げている印象はありません。
銘柄数的には緑の方が多いわね!
前日のアフターで決算発表が予定されていたアップルとアマゾンに警戒した投資家が、引き続きGAFAMの売り圧力を高めています。
10年以上にわたり米国市場をけん引してきたGAFAMが、今後は米国市場の足を引っ張ることになってしまうのでしょうか。
前日のアフターマーケットで決算発表のあったMETA(メタ・プラットフォームズ)は、▲24.56%の暴落となり1日で時価総額の4分の1を吹き飛ばしています。
今夜もメガテックは下げるやろな
アップルとアマゾンの決算結果については、記事の後半で解説しています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。
・公益事業…+0.93%
・エネルギー…+0.78%
・資本財…+0.74%
・金融…+0.49%
・生活必需品…+0.14%
・不動産…+0.14%
・ヘルスケア…▲0.71%
・素材…▲0.76%
・一般消費財…▲0.9%
・情報技術…▲1.02%
・通信…▲3.05%
バリュー株中心のセクターが上位を占めていますが、グロース中心のセクターは下落しています。
特に通信セクターはメタの暴落を受けて1日で▲3%の急落をしています。
他にも、アップルやマイクロソフトの影響で情報技術セクターが▲1%下げています。
2022年も残すところ2ヶ月となりましたが、今年はバリューの年となるのでしょうか?
明日はアマゾンショックになりそうね!
50日移動平均線に跳ね返されたS&P500
昨日のS&P500は3日連続で50日移動平均線に跳ね返されています。
終値では3,807となり10月の初旬につけた高値で支えられていますが、下に抜けてしまうと年初来安値も視野に入ります。
まずは50日移動平均線をしっかり突破できるのかに注目したいと思います。
一気にブレイクアウトして欲しかったな
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想通りに低下したPCEコアデフレータ
昨日発表されたPCEコアデフレータ(前期比年率)の速報値は、予想通りに低下した結果となりました。
9月速報(前期比年率)
結果…4.5%(予想…4.5%)
前回…4.7%
難しいことを抜きにすれば
FRBメンバーも重要視するインフレ指標よ!
インフレ圧力の減速を示したGDPデフレータ
昨日はGDPデフレータ(前期比年率)も発表されていますが、予想よりも低下したことでインフレ圧力の減速が示唆されました。
9月速報(前期比年率)
結果…4.1%(予想…5.3%)
前回…9%
前月より急低下したってことは
インフレ圧力が減速したってことね!
米GDPは予想を上回りプラスに回復
米国の第3四半期(7-9月)GDPが発表されましたが、前期までの2期連続のマイナスからプラスに回復しました。
2022年の米GDPは第1・2四半期とマイナスを記録したことで、テクニカルリセッションに突入していましたが、第3四半期は予想を上回りプラスに転じています。
- 市場予想2.4%に対して結果は2.6%
- 個人消費は1.4%増(前期の2%増からは鈍化)
- マイナスの前2期に対して今年初めての増加
- 第2四半期は0.6%減だった
- 住宅投資はマイナス
- ドル高の影響で純輸出が大きくプラスに寄与
足元の経済はまだ強いわよ!
ECB中銀預金金利は1.5%
欧州中央銀行(ECB)は0.75%の利上げを発表して、中銀預金金利は1.5%となりました。
0.75%利上げは市場の予想通りでしたが、リセッションの可能性が高まってもインフレを抑え込むことを優先した結果となりました。
エネルギー価格の高騰がユーロ経済に打撃を与える中で、EDBは大幅利上げによってインフレを抑え込む決意を示しました。
昨日発表された注目決算
昨日も注目の企業決算が発表されましたが、市場に大きな影響を与えそうな決算についてピックアップしていきます。
10/27(木)
・AAPL(アップル)
・AMZN(アマゾン・ドットコム)
・MCD(マクドナルド)
・CAT(キャタピラー)
・MA(マスターカード)
・INTC(インテル)
・CMCSA(コムキャスト)
・MO(アルトリア・グループ)
・MRK(メルク)
中でも重要と思われる企業決算を解説していきます。
AAPL(アップル)のQ4決算
米株1の時価総額のAAPL(アップル)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想をビートしました。
アフターで決算発表のあったアップルの株価は、時間外で+0.63%とわずかに上昇しています。
2日間の下落は大きかったわね!
AMZN(アマゾン)のQ3決算
AMZN(アマゾン・ドットコム)の決算は、EPSはクリアしましたが売上高をミスしました。
ここ1年は決算クリアしてへんけどな
アフターで決算発表のあったアマゾンの株価は▲13%近く急落しています。
今夜はアマゾンショックが起こりそうやな
事前に大きく下落してきたから
意外と反発も期待できるわ!
MCD(マクドナルド)のQ3決算
プレマーケットで発表のあったMCD(マクドナルド)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想をビートしました。
増配の発表が好感されたマクドナルドの株価は+3.31%と上昇しました。
インフレやドル高が逆風になる中でも売上高を伸ばしたマクドナルドは、今後も安定した配当と堅調な株価推移を見せてくれそうです。
その他銘柄の決算結果
昨日発表されたその他注目銘柄の決算結果と株価推移は以下の通りです。
今週の注目決算
今週も米国市場では注目の決算発表が目白押しです。
重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
10/28(金)
・CVX(シェブロン)
・XOM(エクソンモービル)
・ABBV(アッヴィ)
・NEE(ネクステラ・エナジー)
今夜にはエネルギー大手2社CVX(シェブロン)とXOM(エクソンモービル)の決算発表があります。
このところ堅調な株価推移を見せているエネ大手2社ですが、決算ミスとなればダウ指数にも大きな影響がありそうです。
今後も引き続き企業決算はウォッチしていきたいと思っています。
【今夜はアマゾンショックに注意!】米国市場の足を引っ張るGAFAM まとめ
【今夜はアマゾンショックに注意!】米国市場の足を引っ張るGAFAMをまとめます。
昨日の米国市場はGAFAMを中心に下落したことで、ナスダックは2日連続の下落となりました。
一方で、ダウは5日連続の上昇となり10月に入り11%以上も急騰しています。
利上げ見通しが明るくなり長期金利が下げる中で、しっかりと利益を出せている企業の株価は安定して成長していけるようです。
これまでの10年間はグロースの年と言われてきましたが、今後10年間はバリューが優位の年になるのかも知れませんね。
われわれ個人投資家はインデックス投資を継続すると共に、相場の大きな流れは掴んでいきたいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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