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こんにちは!
もう資産の変動は見ないようにしている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は大きく上昇したことで、先週末の下落を打ち消す形となりました。
CPIの結果を受けて米国市場は大きく揺れ動いているようです。
利上げ観測が高まるなかで当分はボラティリティの高い相場が続きそうです。
一方で、第3四半期決算が発表されている米国市場において足元の経済はまだ強いようです。
それでは10/17の米国市場を振り返り【好決算の発表が続き買い場到来?】ボラティリティ高まる米国株について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
注目の決算発表について解説してるで
10/17米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しましたが、市場を取り巻くマクロ経済を鑑みるとこのまま上昇を続けられるのかと言えば疑問符が付きそうです。
相場のボラティリティは高まっていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
再び大きく上昇した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって大きく上昇しましたが、先週の木曜日に大きく上昇、金曜日には大きく反落、そして週明けの昨日は再び大きく上昇と、非常にボラティリティ高い相場が続いています。
・S&P500…+2.58%
・ダウ…+1.90%
・NASDAQ…+3.44%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に急騰していきました。
終日高い水準で取引が続き、大きな利確が入ることなく引けを迎えました。
あまり上昇するのもおかしいと思うんやけどな
全体的に大きく上昇してしますが、バリューよりグロースの買い圧力が強く、小型株ほど買われています。
ハイパーグロース株も急騰してるわ!
再び4%を下回った長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日終値の4.023から3.994にまで低下したことで再び4%を下回りました。
とはいえ、場中は4%を超える場面も当たり前となってきましたので、今後は4%を水準に高い長期金利が続きそうに考えています。
政策金利はあと1.75%ほど引き上げそうよ!
わずかに低下したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の32.02からわずかに低下して31.37でした。
株式市場がここまで大きく上昇した割にVIXの低下は限定的なところを見ると、まだまだ株価が切り上げていくには材料が乏しいようです。
このままVIXが30を切って下げ続ければ
株価は上昇していけるんやけどな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、相場全体が大きく上昇したことがわかります。
赤緑の入れ替わりが激しいわね!
金融相場で大きく上昇しやすい銘柄ほど急騰した1日となりました。
とはいえ、今年に入って急落している米国市場ですから、このくらいの上昇では投資家の含み損を減らすまでには至りませんね。
上がらんよりはいいけどな
バンク・オブ・アメリカは予想を超える好決算によって株価を上昇させていますが、思いの他金融株の業績が良いので今回の決算シーズンでは多くの銘柄が株価を上昇させるかもしれませんね。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが上昇した1日となりました。
・一般消費財…+4.21%
・不動産…+3.6%
・通信…+3.37%
・情報技術…+3.33%
・素材…+2.75%
・公益事業…+2.64%
・資本財…+2.6%
・金融…+2.35%
・ヘルスケア…+1.96%
・エネルギー…+1.6%
・生活必需品…+1.34%
今年に入り大きく売られてきたセクターほど上昇した1日となりました。
一般消費財セクターはアマゾンとテスラにけん引されて大きく上昇していますが、年初来のリターンはまだ▲34%も下落しています。
一方で、ディフェンシブセクターの生活必需品やヘルスケアセクターの上昇は限定的でしたが、相場が軟調に戻れば相対的に高パフォーマンスが期待できそうです。
インフレの鎮静化が見えはじめると
上位セクターほど高いリターンが期待できるわ!
6月の安値でもみ合うS&P500
昨日のS&P500は大きく上昇して先週末の下落を打ち消す形になりましたが、今年の6月に付けた安値付近でもみ合っているのがわかります。
終値では3,678にまで上昇はしていますが、この先4,000に向かって上昇を続けてくれるかの期待は薄いかも知れません。
ここでサポートされるかが重要やな
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ニューヨーク連銀製造業景気指数
昨日はニューヨーク連銀製造業景気指数が発表されましたが、予想を大きく下回る結果となりました。
〈10月〉
・結果…▲9.1(予想…▲4.2)
・前回…▲1.5
ニューヨーク連銀製造業景気指数は製造業の景況感を判断する景気指標です。
同指数はISM製造業景気指数の先行指標として注目されており、業況の改善・悪化、雇用指数、インフレ指標として仕入れ価格指数が注視されています。
先週発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数と同様に強い数字が示されるようだと、利上げ観測が高まり株価は下落、ドル高は進行する可能性がありましたが、予想を大きく下回ったことで利上げ観測が弱まり、昨日の株価が上昇したと考えられます。
米経済1年以内のリセッション入りは100%
米大手総合情報サービス会社ブルームバーグによると、米経済が向こう1年間のあいだにリセッションに陥るのは事実上確実だと示しました。
11月に中間選挙を控えているバイデン大統領にとっては大打撃となりますが、当の大統領はリセッション懸念に否定的で『リセッションは起きても浅い』と言っていますね。
もっと早くリセッション入りする
可能性も高まっているの!
ドル円は32年ぶりとなる一時149円台に
円安ドル高の流れが止まらず、昨日は32年ぶりに一時1ドル=149円台に突入しました。
日本政府による為替介入は9月に1度行われただけで、その後は口先だけだと判断した市場はドルを買い続ける状況が続いています。
年初来で30%近く上昇しているドル円ですが、このまま年内には1ドル=150円を突破する公算は高まっています。
年初にFX買ってた人は
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昨日発表された注目決算
昨日も注目の企業決算が発表されましたが、市場に大きな影響を与えそうな決算についてピックアップしていきます。
10/17(月)
・BAC(バンク・オブ・アメリカ)
・BK(バンク・オブ・ニューヨーク・メロン)
BAC(バンク・オブ・アメリカ)のQ3決算
米大金融のBAC(バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想をビートしました。
9%の減収となったものの、政策金利の上昇を追い風に金利収入の増加が投資銀行部門の低迷を補いました。
好決算が好感されてバンク・オブ・アメリカの株価は、+6.06と上昇しました。
BK(バンク・オブ・ニューヨーク・メロン)のQ3決算
米大手金融サービスのBK(バンク・オブ・ニューヨーク・メロン)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
決算を受けてバンク・オブ・ニューヨーク・メロンの株価は、相場の地合いが良い中で+5.08%と急騰しました。
先週から続く金融企業の決算は、政策金利の上昇を追い風に予想を超えてくる銘柄が多いようです。
スタートダッシュを決めた米国市場の第3四半期決算によって、株価上昇の期待が高まります。
今週の注目決算
今週も米国市場では注目の決算発表が続きますが、重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
10/18(火)
・GS(ゴールドマン・サックス)
・JNJ(ジョンソン&ジョンソン)
・NFLX(ネットフリックス)
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)
10/19(水)
・PG(プロクター&ギャンブル)
・TSLA(テスラ)
・IBM(アイビーエム)
10/20(木)
・AAL(アメリカン航空)
・PM(フィリップモリス)
・T(AT&T)
10/21(金)
・VZ(ベライゾン)
・AXP(アメリカン・エキスプレス)
金融株に続きいよいよテスラやジョンソン&ジョンソンなどの決算発表が予定されていますので、今後も引き続き企業決算はウォッチしていきたいと思っています。
【好決算の発表が続き買い場到来?】ボラティリティ高まる米国株 まとめ
【好決算の発表が続き買い場到来?】ボラティリティ高まる米国株をまとめます。
昨日の米国市場は大きく上昇したことで、先週末の下落を打ち消す形となりました。
この3日間で大きな値動きを見せている米国市場ですが、今後もボラティリティの高い相場が続きそうです。
米経済がリセッション入りすることで、まだ▲20%のダウンサイドがあると予想するアナリストもいる中で、そろそろ底を打ってもおかしくないと考える人も多いようです。
長期で見れば安くなった株価を拾っていっても良さそうな場面ですが、まだ全振りするには早いかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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