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こんにちは!
落胆から歓喜に変わった
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は大きく上昇したことで、S&P500とナスダックは6日連続の下落をストップさせました。
発表された9月の消費者物価指数(CPI)では、予想を超えた強い数字が示されたことで長期金利は跳ね上がり、株式市場が急落する場面がありました。
マーケットがオープンすると大きく上昇した相場に対して、なぜ上昇しているのかわからなく色んなニュースを調べたのですがわかりませんでした。
それでは10/13の米国市場を振り返り【高インフレ発表されるも株は爆上げ】高まるCPIに米国株はなぜ上昇した?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
消費者物価指数について解説してるで
10/13米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しましたが、不可解なことも多く不思議な相場となりました。
消費者物価指数(CPI)の発表により市場は混乱すると思われましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きく上昇した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって大きく上昇しました。
・S&P500…+2.65%
・ダウ…+2.85%
・NASDAQ…+2.20%
プレマーケットでは大きく売られていた相場は、マーケットがオープンすると急激に上昇していきました。
日本時間の21:30に予想を超える高インフレを示したCPIが発表されたため、今夜の米国市場はあれるだろうなーって思っていたのですが、正直なぜ上昇していったのかわからない状況でした。
引けにかけてほどんど売られることなく上昇を続けた相場は、10日ぶりとなる急激な株高となりました。
利上げ観測高まったんちゃうんか
全体的に大きく上昇してしますが、ややバリュー株の買い圧力が強かったようです。
一旦大きく下落したハイパーグロース株は
上昇はしたけど戻り切らなかったわ!
跳ね上げた水準を戻した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日終値の3.902から3.950にまで上昇しました。
CPIの発表を受けて一時は4%を超えた長期金利でしたが、その後は落ち着きを取り戻しジリジリと低下していきました。
最終的には前日とそれほど変わらぬ水準にまで戻していますが、これまでは4%が意識されて跳ね返されてきたことに対して、これからは4%をサポートラインに水準を切り上げていくかも知れません。
いよいよ株式のプレミアムが減少するわね!
結果的には下げることになったVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、結果的には前日の33.57から下げることとなりました。
マーケットオープン前のCPI発表で一時は34に近付く場面もあったVIXでしたが、その後株式市場の上昇とともに急激に低下していきました。
今回も35に到達することのなかったVIXでしたが、これで下落相場のあく抜けとなったのでしょうか?
なんかまだ下げる気がするな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく上昇したことがわかります。
気持ちのいい緑ね!
完全リスクオン相場で3%以上の上昇を見せた銘柄がゴロゴロしています。
特に取り上げる銘柄はありませんが、メガテックを含めこれだけ上昇する相場も珍しいですね。
いったいいくらの資金が
株式市場に戻ったんや
ドミノピザは好決算のおかげやな
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが上昇した1日となりました。
・エネルギー…+3.86%
・金融…+3.61%
・情報技術…+2.69%
・公益事業…+2.46%
・素材…+2.26%
・資本財…+2.13%
・ヘルスケア…+1.99%
・通信…+1.79%
・不動産…+1.66%
・生活必需品…+1.47%
・一般消費財…+0.79%
エネルギーと金融セクターは3%以上も上げていますが、何より全セクター上げる相場は今度の市場に勢いをつけますね。
昨日の上昇が一時的かどうかを確認する意味でも、今夜のマーケットは注意深くウォッチする必要がありそうです。
これからは決算発表に注目よ!
上げトレンドを期待させるS&P500
昨日のS&P500は大きく上昇したことで、今後の上げトレンドを期待させるチャートを描きました。
終値では3,670となり6月に付けた安値で跳ね返される結果となりましたが、大きな陽線は3日分の陰線を包んでいます。
下ヒゲもつけているのでテクニカルチャート的にはトレンド転換を期待できるものでした。
出来高も伴っていることから機関投資家も買い出動している可能性が高く、もしかしたら今年のボトムを打ったかもしれませんね。
9月の消費者物価指数(CPI)
昨日は9月の消費者物価指数(CPI)が発表されましたが、予想を超える高インフレが示されました。
【CPI】
〈前年比〉
・結果…8.2%(予想…8.1%)
・前回…8.3%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.2%)
・前回…0.1%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…6.6%(予想…6.5%)
・前回…6.3%
〈前月比〉
・結果…0.6%(予想…0.5%)
・前回…0.6%
コアCPI(前年比)は6.6%の高水準に跳ね上がり、3月の水準を超えて40年ぶりの大きな伸びとなりました。
すべての数値が予想を超えたことから、鎮静化しないインフレに市場は嫌気されてしまうのではないかと予想したのですが、相場ってホントわからないものですね。
- 住居費は前月比0.7%上昇
- 食品価格は前月比0.8%上昇
- 家賃は前年比6.7%上昇
- ガソリンと中古車は前年比で低下
- 新車価格は上昇
- 11月FOMCでの0.75%利上げが濃厚に
大幅利上げは5回連続となる公算が高まる
大幅な政策金利の引き上げを続ける米国市場ですが、昨日の高インフレを受けて市場の利上げ観測はさらに高まりました。
すでに3回連続の0.75%の利上げを実施しているFRBですが、11月FOMCに続いて12月も同様な利上げ幅となる可能性があります。
もともと11月の利上げ幅は0.75%となる公算が高かった政策金利でしたが、12月FOMCでは0.5%だった市場予想は0.75%に跳ね上がっています。
これまで12月FOMCでの利上げ幅は0.5%との市場予想がメインでしたが、昨日の消費者物価指数を受けて0.75%利上げを予想する市場関係者は7割にまで上昇しました。
来年には4.75-5.0にまで引き上げそうよ!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
急激な円安にも日銀の為替介入は入らず
円安が続く為替は一時147円67銭と32年ぶりの安値を記録しました。
ワシントンを訪れていた鈴木財務相は『過度な変動には適切な対応を取りたい』と語り、再びの為替介入を示唆していましたが昨日の水準では機ではなかったようです。
限られる国家予算の中で円安が進行するごとに為替介入をしていれば、あっという間に日本の国家予算も尽きてしまうでしょうね。
1回の為替介入で3兆円とか必要なんやろ
それより円を強くするための
経済の活性化にお金使いなさいよ!
ソニーとホンダEV合併で26年にも出荷
中国や米国に電気自動車開発の分野で大きな遅れをとっている日本ですが、ソニーとホンダが新たにEVの合弁会社を設立したことを発表しました。
ソニー・ホンダモビリティは2025年に受注を開始して26年には日本でも出荷を計画しているようです。
北米で製造するようね!
昨日発表された注目決算
第3四半期の企業決算が発表されはじめましたが、市場に大きな影響を与えそうな企業決算が発表されましたので確認していきましょう。
DAL(デルタ航空)のQ3決算
米大手航空会社のDAL(デルタ航空)の決算は、売上高はコンセンサス予想をビートしたもののEPSをミスする結果となりました。
Q4ガイダンスが良かったことが好感されてデルタ航空の株価は+4.01%と上昇しました。
BLK(ブラックロック)のQ3決算
米大手金融のBLK(ブラックロック)の決算は、EPSはコンセンサス予想を大きく上回りましたが売上高をミスしました。
決算を受けてブラックロックの株価はプレマーケットで▲3.6%下落していましたが、地合いにも助けられて場中では+6.58%も上昇しました。
DPZ(ドミノピザ)のQ3決算
米大手飲食チェーン店のDPZ(ドミノピザ)の決算は、売上高はコンセンサス予想をビートしましたがEPSはミスとなりました。
ガイダンスの見通しが良かったことが好感されプレマーケットでは+5%の上昇をしていたドミノピザですが、場中ではさらに高騰して+10.44%と爆上げしました。
今週の注目決算
本日以降も米国市場では注目の決算発表が続きますが、重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
10/14(金)
・UNH(ユナイテッドヘルス)
・JPM(JPモルガン・チェース)
・MS(モルガンスタンレー)
・WFC(ウェルズファーゴ)
・C(シティグループ)
今夜にはいよいよ金融関係の決算発表が予定されていますので、今後も引き続き企業決算はウォッチしていきたいと思っています。
【高インフレ発表されるも株は爆上げ】高まるCPIに米国株はなぜ上昇した? まとめ
【高インフレ発表されるも株は爆上げ】高まるCPIに米国株はなぜ上昇した?をまとめます。
昨日の米国市場は大きく上昇したことでS&P500の続落は6日で止まってくれました。
発表された消費者物価指数(CPI)では、予想を超えた高インフレが示されたことで12月FOMCでの0.75%利上げの公算が高まっています。
急激に上昇した相場に対して明確な理由が見えない状況下で、大きな資金を投入するにはリスクを伴いますが、そろそろエントリーを考えても良さそうな気もしますね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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