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こんにちは!
レバレッジETFが上昇中の
『ここ屋』よ!
10月の米国市場はS&P500が▲0.99%、ダウは▲1.34%、ナスダック100は▲0.85%と6ヶ月ぶりに下落となりました。
2024年は好調な相場に助けられて大きく資産を増やした人も多く、特にレバレッジ商品(ブル型)を運用している人は、驚きのリターンを目の当たりにしているはずです。
これからレバレッジETFの購入を考えている人も、最近のレバレッジ商品の値動きを事前に知りたいのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、筆者の保有している『レバレッジETFの運用実績(37ヶ月)』を公開しながら、米国のレバレッジETFについて解説していきたいと思います。
レバレッジETFの運用実績(37ヶ月)公開
それではここからは、筆者が保有しているレバレッジETFの運用実績を見ていきたいと思います。(使用しているチャートとリターンは10月末現在)
筆者の保有しているレバレッジETF
筆者が保有しているレバレッジETFは以下の3銘柄です。
続けてレバレッジETFの運用実績を見ていきたいと思います。
記事の後半ではTQQQやSOXLの
パフォーマンスも確認していくわよ!
日本人に人気のレバレッジETFやな
レバレッジETFの運用実績
保有しているレバレッジETF、3銘柄の運用実績とチャート解析をしていきます。
SPXLの運用実績
SPXLの直近1年の日足チャートですが、10月もジリジリと上昇した後に最終日で急落していることが確認できます。
直近1年のリターンは+121.53%の爆上げしていますが、直近1ヶ月では▲4.04%の下落となりました。
10月には高値を更新する場面もありましたが、月末に▲6%近い急落が待っていました。
現在の株価は50日移動平均線をわずかに割り込みましたが、MACDは上昇トレンドにありますのでもう一度反発して欲しいところです。
10/31が残念だったわ!
SPXLの年初来リターンは+54.43%、SPYは+19.64%ですから、3倍近いリターンを叩き出していますね。
次に筆者が保有するSPXLの運用実績を紹介していきます。
保有しているSPXLは平均取得単価は$91.2といったところです。(保有口座が2つに分かれています)
現在の価格が$157.33のため37ヶ月のリターンはドルベースで+72.51%の上昇でした。
(先月の+77.46%からは▲4.95%ダウン)
10月は上昇できなかったわね!
円評価額では+240万円やな
TECLの運用実績
TECLの直近1年の日足チャートですが、10月最終日に急落が待っていました。
昨年から堅調な相場が続いているTECLですが、直近1年のリターンは+97.04%の上昇しています。
直近1ヶ月では▲6.56%の下落をしており、7月の急落から半分ほどしか回復できていません。
現在の株価はなんとか50日移動平均線を下に割り込み、200日にタッチしています。
これを割り込むようなことがあれば、サポートラインまで落ち込む可能性もあります。
年初来リターンは+27.98%に落とした!
テックETFのVGTが年初来で+20.31%上げていますので、1.5倍のリターンにも満たないですね。
筆者の保有しているTECLの運用実績を公開していきます。
初期購入からは37ヶ月経過していますが、平均取得単価$42.93に対して現在価格は$81.79のためドルベースのリターンは+90.52%の上昇となりました。
(先月の+102.12%のからは▲11.6%ダウン)
円ベースでは210万円の含み益やな
7月にはポジションを縮小したの!
またどこかで急落するような場面があれば、再びエントリーも考えています。
TNAの運用実績
TNAの直近1年の日足チャートですが、10月にはも乱高下しています。
年初からレンジ相場が続いているTNAですが、直近1年のリターンは+87.56%の上昇をしています。
直近1ヶ月では▲5.84%の下落をしていますが、ジリジリと下値を切り上げています。
現在の株価は50日移動平均線を下に割り込み、200日を試す展開です。
年初来リターンは+8.10%に下げたわ!
小型株ETFのVTWOが年初来で+9.35%上げていますので、レバレッジの威力は破棄できていませんね。
筆者の保有しているTNAの運用実績を公開していきます。
と言いたいところですが、TNAはすでに売却してしまいました。
思ったようなパフォーマンスではなかったので、シナリオが崩れたので売りました。
購入からは3ヶ月ほどしか経過していませんが、平均取得単価$48.74に対して売却価格は$43.80のためドルベースのリターンは▲10.14%の下落となりました。
打診買いで終わったな
小型株の出番ではなかったわね!
今後もレバレッジETFは短期的にリターンを狙うことにも利用しようと思いますが、やはり暴落局面でのエントリーが吉ですね。
レバレッジETFのリターン推移
筆者の保有しているレバレッジETFについては、追加購入などもしているため純粋なリターンとは異なりますが、毎月の推移を記録しておこうと思います。
ティッカー | 37ヶ月 (2024.10) | 36ヶ月 (2024.9) | 35ヶ月 (2024.8) | 34ヶ月 (2024.7) | 33ヶ月 (2024.6) | 32ヶ月 (2024.5) | 31ヶ月 (2024.4) | 30ヶ月 (2024.3) | 29ヶ月 (2024.2) | 28ヶ月 (2024.1) | 27ヶ月 (2023.12) | 26ヶ月 (2023.11) | 25ヶ月 (2023.10) | 24ヶ月 (2023.9) | 23ヶ月 (2023.8) | 22ヶ月 (2023.7) | 21ヶ月 (2023.6) | 20ヶ月 (2023.5) | 19ヶ月 (2023.4) | 18ヶ月 (2023.3) | 17ヶ月 (2023.2) | 16ヶ月 (2023.1) | 15ヶ月 (2022.12) | 14ヶ月 (2022.11) | 13ヶ月 (2022.10) | 12ヶ月 (2022.9) | 11ヶ月 (2022.8) | 10ヶ月 (2022.7) | 9ヶ月 (2022.6) | 8ヶ月 (2022.5) | 7ヶ月 (2022.4) | 6ヶ月 (2022.3) | 5ヶ月 (2022.2) | 4ヶ月 (2022.1) | 3ヶ月 (2021.12) | 2ヶ月 (2021.11) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SPXL | +72.51% | +77.46% | +71.25% | +63.06% | +60.16% | +46.16% | +26.48% | +46.96% | +35.45% | +21.62% | +14.02% | +0.71% | ▲25.08% | ▲14.25% | +1.28% | +6.89% | ▲1.33% | ▲15.49% | ▲17.08% | ▲20.02% | ▲37.17% | ▲31.64% | ▲41.56% | ▲34.84% | ▲41.84% | ▲53.81% | ▲30.97% | ▲28.16% | ▲41.89% | ▲23.6% | ▲19.62% | ▲4.28% | ▲14.75% | ▲10.09% | +19.43% | +20.89% |
TECL | +97.04% | +102.12% | +93.97% | +97.69% | +115.92% | +75.28% | +41.11% | +77.69% | +72.84% | +67.14% | +47.92% | +31.44% | ▲10.91% | ▲4.46% | +19.78% | +26.61% | +19.78% | +3.30% | ▲19.09% | ▲17.56% | ▲51.35% | ▲49.61% | ▲60.81% | ▲56.07% | ▲60.09% | ▲67.94% | ▲46.65% | ▲40.63% | ▲57.98% | ▲40.57% | ▲35.19% | ▲14.55% | ▲24.34% | ▲18.05% | +17.24% | +22.02% |
TNA | ▲10.14% | ▲9.81% |
10月は3銘柄とも下落しており高値の更新は叶いませんでした。
TNAの運用実績は今回で終了となりますが、今後も追跡していこうと考えています。
急落するならすぐ逃げなアカンな
過去チャートを見れば簡単そうに見えますが、実際の相場でレバレッジ商品を扱うというのは難しいですね。
急落相場なんて来ないで欲しいわ!
次に下落がはじまったら一部は利確する
『レバレッジ銘柄は長期投資に向かない商品』であることは、理解しているつもりです。
短期で利を狙うには適していると思いますが、そもそも筆者はトレードが得意だとは思っていないため、長期投資の予定でレバレッジETFを購入しています。
今後、再び下落相場が訪れるようであれば、その時はポジションを減らすことも考えています。
割安になればまた買うかな
レバレッジETFとは
レバレッジETFとは指数(S&P500やダウ平均など)の日々の変動率に一定の倍数を乗じて算出されるレバレッジ指数に連動するETFです。
一定の倍数とは代表的には2倍や3倍などがあり、倍数が大きくなるほどリスクも大きく、それに見合ってリターンも大きくなります。
なんだか危険な匂いがするな
どんなレバレッジETFがあるの?
どんなレバレッジETFがあるのか、代表的なものをいくつか紹介していきます。
インバース型のレバレッジETFについても少し説明しておきますと、インバース型とは通常のブル型(値上がりを期待する指数)とは逆のベア型(値下がりを期待する指数)のETFで、価格が値下がりすると指数が上昇するといった下落相場で利益を出す商品です。
レバレッジETFについて、詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
人気のレバレッジETFのパフォーマンス
筆者が保有している銘柄以外の人気レバレッジETFのパフォーマンスを確認していきましょう。
TQQQのパフォーマンス
TQQQはQQQの3倍レバレッジETFです。
QQQはナスダック市場に上場している時価総額上位の銘柄から金融株を抜いた100銘柄で構成されており、比較的ハイテク株が多いETFとなります。
直近1年のチャートを眺めると、基本的には右肩上がりが続いていることがわかります。
TQQQの株価は直近1年では+114.88%の上昇をしていますが、直近1ヶ月間では▲4.19%の下落をしています。
年初来リターンを+40.73%にまで縮小させたTQQQですが、それでもキッチリQQQの+18.51%の2倍以上のリターンを叩き出しています。
現在の株価は50日移動平均線を下に割り込み、再び上を目指せるかきわどい状況です。
MACDも上昇トレンドにありますが、勢いがありませんね。
SOXLのパフォーマンス
SOXLは半導体株指数のSOXに3倍のレバレッジをかけたブルETFです。
SOXLの直近1年チャートを眺めると、非常にボラティリティーが高いことがわかります。
直近1年間では+106.95%の爆上げをしていますが、直近1ヶ月では▲17.97%の下落をしています。
年初来では+0.67%の上昇にまで縮小させていますが、ノンレバのSOXの+20.65%と比較すると3倍レバの方が劣後しています。
上げる時も驚異的なレバレッジETFですが、下げる時のスピードもどのETFよりも速いですから逃げ時の難しいETFと言えそうです。
レバレッジETFは短期の相場でも大きなリターンを出すことができますが、市場のニュースなどをいち早くキャッチする必要があります。
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レバレッジETF37ヶ月運用実績公開『SPXL・TECL・TQQQ・SOXL』まとめ
現在のようなボラティリティの高い相場では、レバレッジ商品を買い向かうことは非常にリスキーな行為です。
しかし、大きなリスクを伴うからこそ、大きなリターンを狙うこともできます。
『強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく』と言われています。みなが悲観に暮れている時がチャンスのようです。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
米国ETFに興味がある人は、まとめ記事がありますので参考にしてみて下さい。
最後まで読んでくれてありがとう!
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