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こんにちは!投資4年目にして
初めて売却をした『ここ屋』よ!
筆者が投資をはじめたのが2017年の秋のことでした。
2021年現在で、投資歴はまだ4年目です。
しかし、最近投資をより深く学ぶことで、自分の投資の目的やリスク許容度が少しずつ見えてきました。
そこで今回は、保有している投資信託の一部売却と、今後の投資方針を記事にしていこうと思います。
後半は、私が投資をはじめたきっかけなども書いていますので、興味のある方は読んでみて下さい。
売却する投資信託
私のポートフォリオは、他の記事で紹介していますが、大まかには以下の通りです。
その中身のほとんどは、米国株式や先進国株式なんですけどね。
詳しいポートフォリオはこちらで紹介しています。
ポートフォリオと
呼べるほどのもんちゃうな
その中で、23%を占めている投資信託の中身を見直すことにしました。
売却を決めた具体的な銘柄は、以下の通りです。
・野村インデックスファンド米国ハイイールド債券
・野村インデックスファンド米国ハイイールド債券・為替ヘッジ型
・野村インデックスファンド米国株式配当貴族
・野村インデックスファンド米国株式配当貴族・為替ヘッジ型
・野村インデックスファンド新興国債券
・野村インデックスファンド新興国債券・為替ヘッジ型
・たわらノーロード先進国株式
・たわらノーロード先進国株式・為替ヘッジあり
・たわらノーロード先進国リート・為替ヘッジあり
・SBI-EXE-i新興国株式ファンド
・SBI-EXE-iグローバルREITファンド
・日興グローバル・フィンテック株式ファンド・為替ヘッジあり
合計の投資金額が4,040,000円で、現在の評価額が4,858,525円なので、含み益は818,522円(20.26%)です。
実際の売却額は、翌営業日終了時の基準価格で約定されるので、おおよその金額となります。
3年半の期間だったので、およそ5.8%の年間利回りでした。
債券やリートを含んだポートフォリオで、このリターンは悪くない数字で、近年の市場が高騰していることがわかりますね。
フィンテックは遊びで買っとるな
投資信託の売却の理由
売却の理由は、大きくは4つほどあります。
保有銘柄が増えてきたから
投資をはじめた当初は、投資先が投資信託のみしかありませんでした。
毎月10万円を11銘柄に分けて、積立投資をしていた状況です。
それが、半年ほど前から投資の勉強をはじめ、米国ETFを中心とした、さまざまな投資先に投資を開始したので、保有銘柄が増えてきてしまいました。
このため、管理できる数量まで銘柄数を絞りたいと思い、売却を決意しました。
求めているリターンがない
売却銘柄の全体の年間リターンを確認すると、年間リターンが5%を超えています。
確かに、これだけを見ると悪い数字ではありません。
しかし、株式に関してはコロナバブルの波にのり、大きなリターンを出しているのですが、債券やリートに関しては思ったほどのリターンがありませんでした。
もちろん、ここ3年間が債券やリートのターンでなかったのは理解しています。
ただ、私の目標が5年後のセミFIREのため、このリターンでは目標に届かないことと、今の市場は債券やリートが必要ではない、株式のターンであることが理由です。
信託報酬が高い
米国株式や先進国株式のリターンは、想像以上のものでした。
それでも売却することを決めた理由は、保有商品の信託報酬が高いことです。
現在はeMAXIS Slimなどの登場により、さらに安い経費の商品が発売されています。
銘柄をコロコロ変えることは、手数料などの問題から非効率であることも理解しています。
しかし、今度10年以上の長期保有を予定しているので、長期間の保有ではほんの少しの経費の差が、リターンに大きな影響があることを考慮して、売却することにしました。
現在の市場価格がいいから
少し前から、投資信託の売却を意識していたのですが、株価が今年の2月中旬をピークに下落トレンドに入ったため、売却のタイミングを見計らっていました。この下落は、米国の長期金利の上昇が原因でした。
日本の投資信託と言えども、投資先のほとんどが米国や先進国であることや、他の銘柄も米国の経済の影響を受けるものばかりです。
このため、私の保有している銘柄も例外なく下落をしていました。
3月中旬から4月に入ると、長期金利の上昇が一息つき、再び株価は上昇トレンドに入りました。
ちなみに4月は、例年ですと上昇月です。
現在の市場価値がいいことが、今回の売却の決め手となりました。
今後の投資銘柄の変更
つみたてNISAや企業型DCとは別に、毎月10万円の投資信託の積立投資は継続しようと思っています。
そして、その銘柄と内訳は、今までよりシンプルなものとしようと考えています。
私は、米国ETFや米国株の保有割合が高く、現状の資産のほとんどが米ドルに偏っています。
今後はペーパーアセットの保有率を、米ドルと日本円を半分ずつ程度にしたいと考えています。
現在27万ドル(約3,000万円)の米ドル資産を保有しているのに対し、日本円での資産は1,600万円ほどです。
ですから、これから月に23万円ほどの日本円での資産を積み立てていくつもりです。
これで5年後は、米ドルと日本円での割合のバランスをとる予定です。
ちなみに、夫婦2人のつみたてNISAはeMAXIS Slim全米株式(S&P500)にフルインベストメントしています。
参考までに、米国ETFに興味がある人へ助言です。
米国ETFのVT(全世界株式)、VTI(全米株式)、VOO(S&P500)、QQQ(NASDAQ100)などは、とても人気ですが、同様のベンチマークのものは、日本の投資信託で購入できます。
経費率を考えると、ETFの方がお得ですが、為替手数料や海外税を考慮すると、配当金再投資型の投資信託でもリターンは変わりません。
為替リスクを考慮すると、円高でETFを購入できるタイミング以外では投資信託や日本のETFをおすすめします。
私とは逆に、米ドルの保有資産を増やしたい人は、米国ETFでもいいかも知れません。
投資をはじめたきっかけ
そもそも、私が投資をはじめたきっかけは実兄の影響です。
以前より投資をしていたことは知っていたのですが、金融リテラシーの低かった私は『投資なんてギャンブルだ』『苦労して働いて稼いだお金を減らしたくない』と考えて、投資をする選択肢が念頭にありませんでした。
投資未経験者が良く言うセリフ『投資するお金などない』といった感じでした。
私は20代でマイホームを購入しており、当然のように住宅ローンを組んでいました。
毎月15万円ほどの返済をしていたため、投資する余裕がないと考えてしまっていたのです。
また、多少まとまったお金が貯まると住宅ローンの『繰り上げ返済』をしてしまっていました。
金融リテラシーの低い人間には、2%の利息というものは大きな負担と感じていました。
『今200万円繰り上げ返済したら、20年後の300万円を返したことになるのか!100万円も得するんだ!』
などと考えて、必死に繰り上げ返済する日々でした。
今の私なら、当時の自分にこう言ってやりたいです。
『その200万円を投資に回せば、年利5%でも20年後には500万円になるぞ。』と。
住宅ローン減税すら無駄にしながら、必死で繰り上げ返済をしていた自分が哀れになりますね。
話が少しそれましたが、住宅ローンの返済が終了すると、それまでの節約や固定費の削減が習慣になっていたため、年々お金が貯まるようになっていました。
銀行の預金残高が数百万円を超えたころに、兄が投資していることを思い出しました。
『このお金って、銀行預金しているのもったいないの?』
全体の資産状況や、将来の資産計画がわからないのに、どれだけのリスクをとって投資していいかどうかなど、自分以外にはわからないので、兄も返答に困っている様子でした。
そこで、少額(毎月10万円)から、日本円で運用できる、分散投資の効く投資信託に積立投資をする提案を受けました。
さらには、米国株式のみではなく、先進国株式、新興国株式、債券、リートなどに幅広く分散したアセットアロケーションを組んでもらいました。
今考えると、感謝です。
そして、投資の勉強もせず、資産運用の何たるかも知らぬまま3年以上の月日が流れました。
ある日、暇つぶしで見ていた動画サイトの広告で、怪しげな資産運用の広告が流れました。
今思えば、何も怪しげではなく、真っ当な資産運用のCMだったのでしょうね。
『あなたのお金、眠っていませんか?そのお金、10年後には2倍になるかも知れません!』的な広告だったと思います。
当時は『そんなバカな話があるか!どうせ詐欺だろ!』くらいに感じていたと思います。
今であれば、『年利7.2%で運用すれば、10年で課税前なら2倍になるね』と即答できます。
これをきっかけに、資産運用にかかわるYouTubeやブログを、寝る間も惜しんで見あさっていました。
資産運用の本を買い、用語を覚え、投資のいろはを学び始めたのです。
当初は日本株をはじめようと勉強していたのですが、学べば学ぶほど米国株や米国ETFの魅力に取りつかれていきました。
NISAやつみたてNISAを、しっかり知ったのもその時でした。
勉強をはじめてから、実際に投資するまでは2ヶ月ほどの期間がありました。
ちゃんと学んでから、投資をはじめたかったということもありましたが、実際には投資への恐怖感がぬぐえなかったのかも知れません。
色々勉強して、たどり着いた先が『米国ETF』でした。
今ならたくさんのETFを覚えていますが、当初はアルファベット3文字に翻弄され、大学ノートにさまざまなETFのティッカーを書き出し、特徴やリターンなどを記していたことを覚えています。
そこから先は、堰が切れたかのように、今までの機会損失を取り戻したい一心で、手持ちの現金を投資に回しました。
ドルコスト平均法を利用した、分散投資をした方が良いこともわかっていたのですが、とても待ちきれない気持ちでした。
2020年末から2021年初あたりは、円高で$1=103円くらいでしたので、米国に投資するにはもってこいの時期でした。
でも、2カ月で4,000万円近くを、一気に投資するなんて、誰にもお勧めできません(笑)。
まとめ
今回、投資信託を売却したことをきっかけに、今後は投資先をシンプルにしたいと考えています。
投資のコアは、米国へのインデックス投資とし、サテライトでテーマ株や個別株を運用していきたいと考えています。
また、私が投資をはじめたきっかけを読んで、投資に興味を持ってくれた方がいれば幸いだと思います。
最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がいっぱいですので
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